こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら)
今回は、
勝率の高い・勝てるエントリーポイントが知りたい。
勝てるエントリーポイントが分からないんだけど、どこなの?
教えて!
という方のために、月に700万〜2,000万円を稼いでいる現役FXトレーダーの私が実際にエントリーしている勝率の高い鉄板エントリーポイントを公開したいと思います。
相場に絶対の正解はありませんので100%勝てるエントリーポイントは存在しません。
しかし、負けにくく高勝率なエントリーポイントは存在します。
そんなポイントだけでトレードすれば無駄な損失が減り、成績が安定してくると思いますので、まだ安定して勝てない方は本記事で紹介するエントリーポイントを参考にしてみてください。
FXで勝ち続ける秘訣は、いかに勝率の高いポイント(=局面)のみに絞ってエントリーできるかどうかです!
本記事で勝率の高いエントリーポイントを学んでいただければと思います
FXで大きな金額を稼ぐ為には、証拠金の額を大きくしていくことが最も重要。証拠金額を大きくするには毎月安定して利益を積み上げていく必要があり、毎月安定して利益を積み上げていくには、高勝率なポイントを厳選してトレードを行い、獲った利益を無駄な負けトレードによって吐き出さないことが大事😎
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2021年10月22日
実際にトレードしている勝率の高いエントリーポイントを公開
それでは早速勝率の高いエントリーポイントを公開していきます。
それは、
「上位足の押し目・戻り目内での下位足のトレンド転換(or継続)ポイント」
です。
▼概念図
(※上記模式図の黒太線の波が4時間レベルの波を表しているなら、下位足は1時間足。上記模式図の黒太線の波が1時間レベルの波を表しているなら、下位足は15分足になります。)
▼実チャート
私の場合、4時間足レベルの押し目・戻り目を拾っていくトレードスタイルなので、上位足の押し目・戻り目というのは4時間足で認識できる押し目・戻り目で、下位足は1時間足となります
▼私のエントリーポイントの概念図
▼私のエントリーポイントの実チャート
上位足の押し目・戻り目内での下位足のトレンド転換ポイントが勝率が高い理由
では、なぜ上位足の押し目・戻り目内での下位足のトレンド転換ポイントでのエントリーが勝率が高いのでしょうか?
この理由については、押し目買いの具体的なエントリータイミングをチャートを使って解説【高勝率です】の記事にて相当詳しく解説しています。
上記記事では、押し目買いに絞って解説していますが戻り売りも全く同じ原理です。
この記事を読めば、なぜ上位足の押し目・戻り目内での下位足のトレンド転換ポイントが勝率が高いのかの理由が理解できるので、勝率が高いエントリーポイントをマスターしたい方は必ずご覧ください。
また、図解もしましたのでこちらもご覧ください。
下位足のトレンド転換の形を簡単に解説
上位足の押し目・戻り目内での下位足のトレンド転換ポイントが勝率が高い理由が分かったところで、ここからは下位足でトレンド転換してくる形(≒チャートパターン)を簡単に見ていきましょう。
分かりやすいように押し目買いの場合で説明していきますね
下位足のトレンド転換の形(≒チャートパターン)は大別すると下記の5つです。
【代表的なトレンド転換の形】
もちろんこれ以外にも様々な形がありますが、ダウ理論の知識があればどこを抜けてくればトレンド転換してくるかは自ずと分かるはずなので、これ以外の様々なパターンの詳細は省きます
では1つずつ簡単に見ていきます。
1.ダブルボトム
これは簡単ですね。
ダブルボトムネックライン超えで上昇トレンド転換ですので、上位足の押し目内で下位足でダブルボトムが出現してきたらネックライン超えで買っていけます。
▼概念図
▼実チャート
ダブルボトムネックライン抜けで買えなかった場合は、再度リターンムーブしてきた時に買っていきましょう
▼概念図
▼実チャート
2.トリプルボトム
これもダブルボトムと原理は全く同じですので、ネックライン超えで買っていけます。
▼概念図
▼実チャート
3.安値切り上げ高値更新
安値を切り上げ直近高値を更新してくることで上昇トレンド転換してきますので、直近高値抜けで買っていけます。
▼概念図
▼実チャート
4.アセンディングトライアングル
アセンディングトライアングルとは、高値ラインを保ったまま徐々に安値を切り上げてくるチャートパターンのことですね。
これも高値を超えることで上昇トレンド転換してきますので、高値抜けで買っていけます。
▼概念図
▼実チャート
5.逆三尊
逆三尊もネックラインを超えてくることで上昇トレンド転換してきますので、ネックライン抜けで買っていけます。
▼概念図
▼実チャート
エントリーポイントを見つけてそこから実際にエントリーするまでの2ステップ
では次に、ここまで紹介した勝率の高いエントリーポイントを見つけて→実際にエントリーするまでの2ステップをチャートを使って解説していきます。
私が普段やっている時間軸(4時間足の押し目戻り目内での1時間足のトレンド転換ポイント)で説明していきますが、どの時間軸でも同じことですのでご自身がやっている時間軸に当てはめながら一緒に考えてください。
ちなみにFXトレードは時間軸が小さくなればなるほど難しくなるので初心者の方は私と同じ時間軸でトレードした方が成績が良くなると思います
下記の2ステップとなります。
【実際にエントリーするまでの2ステップ】
Step1:日足・4時間足の相場環境を認識し4時間足レベルの押し目・戻り目になりそうなポイントの目処をつける
Step2:そのポイントにレートが来たら1時間足を見てエントリーの可否を判断する
それでは1つずつ見ていきましょう。
Step1:日足・4時間足の相場環境を認識し4時間足レベルの押し目・戻り目になりそうなポイントの目処をつける
まずは日足・4時間足の相場環境の把握です。
これが一番重要です。
勝率の高いエントリーポイントを知ったところで上位足(日足・4時間足)相場環境を把握できなければ勝てませんので、必ず行います。
今回はこちらのポンド円チャート(日足)を使って説明します。
上記チャート図の赤縦線の部分が実際に売りエントリーしたポイントです。
まず、日足を見ると下降トレンド中であることが分かります。
日足MA(青線)も下向きで上からレートを押さえつけてきており、日足MAに対してグランビルの法則で下げやすい局面です。
つまり、売ることに優位性があるということです
次に4時間足チャートを見ます。
4時間足も日足同様下降トレンド中です。
そして、日足の高値切り下げポイント内で4時間足レベルのダブルトップを形成した後、そのネックラインを抜けてきました。
このネックラインをよく見てみると過去からずっと意識されているレジサポ転換ライン(下記チャートの□枠)でもありますね↓↓
このネックラインを抜けてくることで、下記チャートの①と②からポジションを保有していた買い勢力もポジション解消となり(①は決済注文・②は損切り注文)、かろうじて残っていた買い勢力がいなくなります。
そして、このネックラインを抜けることで買い目線だったトレーダー達(①と②)も売り目線に変わるので、大多数の相場参加者の目線が売り側へ傾きます。
相場参加者の大多数の目線が売り側へ傾くと、多くのトレーダーは、
ネックラインまでレートが戻ってきたら売りたい
と考えるようになりますので、ネックラインまでレートが戻してきたところが4時間足レベルの戻り目になる可能性が高いという目処をつけます。
ちなみに、なぜネックラインまでレートが戻してきたら売りたいと思うトレーダーが多くなるのかという仕組みが分かっていない方は、レジサポ転換はなぜ起こるのか?その発生原理を徹底解説【ヒント:投資家心理と注文の集中】の記事にて詳しい解説をご覧ください。
4時間足レベルの戻り目になりそうなポイントの目処をつけましたので、ここからは4時間足を見つつ、実際のエントリーの可否を判断するために1時間足チャートを見ていきます。
Step2:そのポイントにレートが来たら1時間足を見てエントリーの可否を判断する
ステップ1で目処をつけたダブルトップネックラインのポイントにレートがきましたので1時間足を見ながらこの後レートがどのような動きをするかを観察していきます。
このラインに抑えられて高値切り下げ安値更新や、ダブルトップネックライン割れなどの下降トレンド転換をしてくれば売っていけばいいですし、このラインに抑えられることなく突き抜けてしまえば今回は見送り、次のチャンスを待ちます。
▼下降トレンド転換してきたら売っていける
▼ラインを超えてくれば今回は見送り
今のところはダブルトップネックラインに抑えられて反転してきます。
ですが、まだ1回抑えられて反転してきているだけですので、この段階ではまだ、
- 高値切り下げ安値更新による下降トレンド転換をしてくるのか?
- ダブルトップネックライン割れによって下降トレンド転換をしてくるのか?
- しばらく揉みあって安値を揃えた後抜けてくるのか?
- この後上昇してネックラインを突き破ってくるのか?
は分かりません。
ですので、この後どのような動きをしてくるかを1時間足チャートで観察していきます。
その後、1時間足チャートを観察していると、1時間足レベルの高値切り下げポイントを形成してきました。
直近安値を割ることで、高値切り下げ安値更新と、1時間足レベルの下降トレンド転換が確定しますので直近安値抜けに売り注文を仕掛けることができます。
▼その後の値動き
このような感じで、実際にエントリーしていきます。
なお、今回説明した局面で実際に売りエントリーをして利益を上げています。
売りエントリーを仕掛ける前にどういうことを考えていたのかを解説した記事がこちらにありますので、興味がある方は是非ご覧下さい。
悲報:勝率の高いエントリーポイントを知ったところで上位足相場環境を把握できなければ勝てない
ここまで「勝率の高いエントリーポイント」を紹介してきましたが、前述したように、勝率の高いエントリーポイントを知ったところで上位足相場環境を把握できていなければ勝つことはできません。
- 4時間足レベルの押し目・戻り目でのトレードなら、日足や週足の環境把握
- 1時間足レベルの押し目・戻り目でのトレードなら、4時間足や日足や週足の環境把握
- 15分足レベルの押し目・戻り目でのトレードなら、1時間足や4時間足や日足の環境把握
など、自分のトレードしている時間足より上位の時間足の相場環境を必ず把握しなければなりません。
いくら4時間足レベルの押し目ポイントの中で1時間足で上昇トレンド転換してきても、その直上に日足レベルの戻り売り勢力がいればレートは伸びませんし(=損切りにあう確率が高くなる)↓↓↓
同じように、いくら1時間足レベルの戻り目ポイントの中で15分足で下降トレンド転換してきても、その直下に4時間足レベルの押し目買い勢力がいればレートは伸びません。
ですので、自分のトレード足の今が上位足ではどういう位置付けになっているかの把握を必ず行う必要があります。
この辺の話は、
▶︎マルチタイムフレーム分析が出来なければFXで勝つことは不可能【勝ちたいならマスターすべし!】
にて相当詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
どれだけ下位足で買えそうな局面であっても、その直上により上位足からの抵抗勢力(=売り勢力)がいる場合、レートが素直に伸びる優位性は低い。このようにトレードは下位足単体の環境を見ても意味がなく、下位足の今が上位足ではどういう位置付けになっているのか?を認識しなければ勝つ事はできない👍 pic.twitter.com/9iUxpfXt6h
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2022年1月19日
勝率の高いエントリーポイントまとめ
勝率の高いエントリーポイントを解説してきました。
上位足押し目・戻り目ポイント内での下位足のトレンド転換or継続ポイントでしたね。
上位足押し目・戻り目ポイント内での下位足のトレンド転換ポイントは、上位足トレーダーと下位足トレーダーの思惑が一致してくるポイントですので、レートが思惑方向に伸びてくれる優位性が高く、高勝率なエントリーポイントとなります。
とは言え、上位足押し目・戻り目ポイント内での下位足のトレンド転換ポイントが有効に機能するかどうかは上位足の相場環境次第ですので、それを無視してエントリーしても上手くいきません。
勝率の高いエントリーポイント頭に詰め込むのも結構ですが、それと同時に上位足の相場環境を把握する能力を磨く努力も怠らないにしましょう。
なお、上位足相場環境を把握する能力を身につけたい方は私が執筆したこちらの無料マニュアル(PDF256ページ)が大変に参考になるはずです。
FX初心者でも分かるよう豊富なチャート事例を用いて懇切丁寧に解説しましたので、興味がある方は是非ご覧ください。
それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
では!
コメント