FXエントリー根拠の具体例を実チャートを使って徹底的に解説【FX初心者は必須】

FX初心者向け

こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら

今回は、

 

勝ち組トレーダー達のエントリー根拠ってどのような感じなんだろう?

 

FX初心者なのでいまいちイメージが掴めないや。

 

エントリー根拠の具体例を実チャートを使って誰か説明してくれないかな

 

という疑問に答えていきます。

我々トレーダーが相場の世界で勝ち続けていくためには、優位性の高いポイント(=数々のエントリー根拠が積み重なったポイント)でのみトレードを繰り返してく必要があります。

エントリーする際はできるだけ多くのエントリー根拠が積み重なった局面で仕掛けることが非常に大切であり、そういった優位性の高い局面でのみトレードし続けていれば勝率・リスクリワードともに高い安定したトレードをすることが可能になります。

では、勝ち組トレーダー達は具体的にどのような根拠をもとにエントリーしているのでしょうか?

本記事では、エントリーの根拠について実チャート(※実際に私がエントリーした局面)を使って詳細に解説していきたいと思います。

エントリー根拠の具体例

それでは早速、私が実際に売りエントリー(※ピンクの矢印)した下記の局面のチャートを使って、

「私がどのような根拠をもとに売りエントリーを仕掛けたのか?」

を解説していきます。

 

このチャートを見て私がどのような根拠をもってピンクの矢印で売りエントリーを仕掛けたのか分かりますか?

 

少し自分の頭で考えてみてからこの先を読んでください

 

上記チャートはGBP/USDの1時間足チャートです。

チャートには1時間足MA(20期間:青)と4時間足MA(80期間:赤)を表示させています。

4時間足レベルで下降トレンド転換後、初の戻り目を形成し、その戻り目が過去から機能しているレジサポ逆転ラインに頭を押えられ再度下落に転じた局面ですね。

私が実際に売りエントリーしたピンク矢印が1つのエントリーポイントなのですが、このポイントで売りポジションを持つに至った根拠は下記の9つです↓

それではそれぞれのエントリー根拠を一つずつ詳しくみていきましょう。

根拠1:レジサポ逆転ラインに上値をしっかりと抑えられてダブルトップを形成してきている

下降トレンド転換後、一旦の戻り目を形成してくるも、誰もが明確に認識できるレジサポ逆転ラインに上値を抑えられダブルトップを形成してきています。

このブログで何度もお伝えしていますが、こういった強固なラインによってレートが抑えられたことで、相場はこれ以上「上」の価格で取引することを一旦拒否したことと同意となり、その後の下落に対して非常に高い優位性をもつこととなります。

 

相場は基本的に「上」にいくか「下」にいくかの二択ですので、強固なラインに上値を抑えられて「上」に行けないとなると「下」に行くしかなくなります。

 

よって、上値を抑えられた時点で下方向への優位性の方が強くなります。

 

これは相場の原理原則ですので覚えてください。

 

ちなみに、レジサポ逆転ラインについては、レジサポ転換はなぜ起こるのか?その発生原理を徹底解説【ヒント:投資家心理と注文の集中】にて詳しく解説していますのでそちらも参考にしてください。

 

 

また、上位足の高値切り下げポイント内でダブルトップが出現すると、なぜ下げに転じる優位性が高くなるのかについては、

▶︎ダブルトップ/ダブルボトムのだましを回避する本当の方法【他のFXサイトを見て勉強しても無意味です】

▶︎ダブルトップ・ダブルボトムができる時の大衆心理とは?【だましを回避する方法も解説】

の記事をご覧ください。

根拠2:下降トレンドラインにしっかりと抑えられている

トレンドラインよりレートが下に位置している限り相場は下落に対してひとつの優位性を有するので、トレンドラインに上値をしっかりと抑えられていることもエントリー根拠の1つです。

 

トレンドラインや移動平均線による優位性を「斜めの優位性」と言います。

 

上記チャート図に書いたように斜めの売り圧力がかかっていることを意味します

 

根拠3:下向きの4時間足MAにしっかりと抑えられている

上チャートをご覧いただくとお分かりの通り、下向きの4時間足MA(=移動平均線)にレートが抑えられています。

 

これも「斜めの優位性」ですね

 

なお、

という2つの事実から以下のことを読み取ることができます。

1. 4時間足MAが下向きである

MA(=移動平均線)とは、その設定した期間においての終値(※売りたいトレーダーと買いたいトレーダーの売買の合意価格)の平均値を結んで作成されたラインです。

 

例えば20期間のMA(=移動平均線)というのは、過去20期間のローソク足の終値の平均値を結んで作成されています

 

MAが下を向いて走っているということは、その期間内の終値の平均値がどんどん下がっていっているということであり、買うトレーダーより売るトレーダーの方が多い状況が続いているということです。

つまり、4時間足MAの傾きが下向きということは、

「4時間足レベルで買うトレーダーよりも売るトレーダーの方が多い状態が続いている」

ということになので、その流れに沿って「売りポジションを持つこと」に優位性があると言えます。

2. 下向きの4時間足MAに下にレートが存在している

4時間足MAの傾きが下向きだけということではなく、その下向きのMAの下にレートが存在しています。

MAはその期間におけるトレーダーの「損益分岐点」という考え方もできるので、4時間足MAの下にレートがある時、

  • 4時間足レベルで売っているトレーダーは相対的に利益を上げていて
  • 4時間足レベルで買っているトレーダーは相対的に負けている

ということが言えます。

ですので、既に売りポジションを保有していて利益を上げているトレーダーにとっては、決済する(買い注文を入れる)理由は特にありませんので、上げ圧力が発生しません。

また、買いポジションを保有しているトレーダーは負けていて損が既に発生している訳ですから、その損失を食い止めるために決済の売り注文を出してきます。

つまり、MAの下にレートがある時、

  • 既に売っていて利益が出ているトレーダーは決済する理由が特にないので買い注文を出さない
  • 既に買っていて負けているトレーダー達の決済の売り注文が入る

という理由から、「買い注文」よりも「売り注文」の方が多くなるため、レートは下落しやすいです。

これがMAに抑えられたことがエントリー根拠の1つとなる理由です。

MAについての詳しい解説は、FXの移動平均線の本当の意味やその使い方をプロトレーダーが徹底解説【多くの人は分かっていない】の記事にてしていますので、併せてご覧ください。

 

 

 

あとは、下記のチャート図のようにMAまでレートが来たら跳ね返される(※収束→拡散)という習性があるので、それを分かっているトレーダー達がMAまでレートが近づいてきたら売ってくるというのもありますね

 

根拠4:ダウ理論による4時間足レベルの高値切り下げポイント

4つ目の根拠は、ダウ理論による4時間足レベルの高値切り下げポイントです。

皆さん、高値切り下げポイントの意味をあまり深く理解していないようですが、高値を切り下げてくるとは、「買い勢力」よりも「売り勢力」の方が強いという相場からの合図です。

要するに、買っているトレーダーより売っているトレーダーの方が多いから下げているのであり、下げ方向への優位性が高いと言えます。

 

今回は4時間足レベルの高値切り下げポイントですので、4時間足レベルで買っているトレーダーより売っているトレーダーの方が多いということです(※つまり4時間足では売り優勢)

 

その4時間足レベルの高値切り下げポイントの中で下位足(※1時間足や15分足)で

  • 高値切り下げ安値更新

  • ダブルトップネックライン割れなど

の下降トレンド転換をしてくると、もともと売り勢力が強い中で更に売りが強くなるので下落可能性が非常に高くなります。(※この辺りは根拠6:で詳しく解説しています)

根拠5:4時間足MAに対してグランビルの法則で下げやすい局面

上記チャートを見ると、やや下向きになりつつある4時間足MA(=80期間)を下抜いた後(A)、いったん戻り目を作り(B)、中期MAで反転してから大きく下落(C)しています。

この動きはグランビルの法則による典型的な値動きであり、その後の下落に対して強い優位性を持ちます。

 

私がいつもリアルトレード解説記事にて、MAを一旦下抜けてからのワンクッショングランビルポイントとお伝えしているやつですね

 

根拠6:トレンド転換のチャートパターンであるダブルトップネックライン抜け

下記チャートを見ると、4時間足レベルでは下降トレンド転換していますが、直近の1時間足レベルの値動きを見てみると、(値動きが若干小さいですが)安値を切り上げ高値を更新(青線)しています。

ですので、1時間足レベルでは短期的に上昇トレンドに転換しており、買いに対してある程度の優位性があることが分かります。

 

とは言え、1時間足レベルの戻り高値を超えているわけではないので、完全に上昇トレンド転換したわけではないです

 

が、上位足である4時間足は下降トレンド中で、高値切り下げポイントを形成してこようかという局面になっていますので、売りポジションを持つ優位性の方が高いわけです。

つまり、ダブルトップ形成してネックラインを割ってくるまでの4時間足レベルのトレーダーと1時間足レベルのトレーダーの思惑は下記の通りです。

  • 4時間足トレーダー:売りたい
  • 1時間足トレーダー:買いたい

このように4時間足と1時間足トレーダーの思惑が違うので、下記チャートの□枠内はレンジのような感じになっています。

 

なぜか?

 

売りたい勢力(4時間足)と買いたい勢力(1時間足)が攻防している真っ最中だからです

 

ですが、ダブルトップを形成しそのネックラインを割ってくれば1時間足レベルでも下降トレンドに転換してきます。

そうなると、

  • 4時間足トレーダー:売りたい
  • 1時間足以下のトレーダー:売りたい

と、両者の思惑が一致することになるので、ネックラインを割るとその後の下落に対して高い優位性を持つことと1なります。

この辺に関しては下記の図解資料でかなり詳しく解説してますので、そちらも併せてご覧ください。

根拠7:次の抵抗要素まで距離がありすぐに逆行してくる可能性が低い

下記のTwitterでも呟きましたが、

いくらトレード足(※今回の場合1時間足)でいい形ができてエントリーできそうだとしても、近くに抵抗要素(=反対売買勢力)がいる場合、エントリー直後にすぐに逆行してくるリスクが高くなります。

ですので、エントリーする前に次の抵抗要素がどの辺りにいるかを必ず把握しなければなりません。

今回売りエントリーしたポイントを4時間足チャートで見てみると↓

日足レベルの押し安値のラインが次の抵抗要素となることが分かります。

ですがそこまでは目立った抵抗がないため、最低でも日足の押し安値ラインまではリワードが見込めるということです。

よって、エントリー直後にすぐに逆行し損切りになる可能性は限りなく低いので、これもエントリー根拠の1つと言えます。

 

リスクリワードも1:1.5くらいはあるので、十分に狙っていける局面となりますね

 

なお、トレードにおいて、この「抵抗勢力(=反対売買勢力)の把握」はかなり重要です。

負け組トレーダーたちに共通するのは、

「トレードしようとしているポイントの近くにある抵抗勢力を把握せずに、トレード足で良い形が出たという理由だけでトレードしていること」

です。

いくらいい形でエントリーできたとしても、抵抗勢力が近くにいる場合はすぐに逆行してくる可能性が非常に高いです。

なので、抵抗勢力がどこにいるのか?をエントリー前に必ず把握しておきましょう。

この辺の「抵抗勢力(=反対売買勢力)」に関しては、FXの環境認識を正確に行うための3ステップを徹底解説【環境認識のコツを教えます】にかなり詳しく解説していますので、必ずお読みください。

 

 

また、図解した資料もありますので、下記に貼っておきます。

根拠8:週足レベルの戻り売りポイント&週足MAに対してグランビルの法則で下げやすい局面

今回売りエントリーした局面を上位足である日足チャートで見てみると↓

週足レベルで高値切り下げポイント(赤線)を形成してきているので、週足レベルで売り圧力が掛かってきていることが分かります。

 

つまり、より上位足の相場環境が「売り優勢」の環境だということなので、下落に対して高い優位性を持つことになります

 

また、根拠5:4時間足MAに対してグランビルの法則で下げやすい局面にて解説したことと同じ現象が週足MAに対して起こっています。

つまり、

「週足MAを下抜いた後(A)、いったん戻り目を作り(B)、週足MAで反転し下落していく(C)」

というグランビルの法則による典型的な値動きが、週足レベルで起ころうとしているということです。

ですので、より上位足である週足からも大量の売りポジションが入ってくることが考えられ、その後の下落に対して強い優位性を持つことになります。

根拠9:4時間足レベルの上昇トレンドライン抜け

4時間足レベルで上昇トレンドラインが引けていましたが、今回売りエントリーしたポイントあたりでそのトレンドラインを下抜けてきました。

レートが上昇トレンドラインの上にある限り上昇する優位性が働きますが、トレンドラインを割ってくることで下落に対して優位性を持つことになります。

 

但し、上昇トレンドライン割れという理由だけで安易に売るのはご法度です。

 

今回の局面は他の様々な売り要因が積み重なった上でのトレンドライン割れでの売りエントリーですので、単純に、

 

「上昇トレンドラインを割ったから売りエントリー!」

 

というのとは訳が違います

 

以上、下記の9つが、

私がこのポイントで売りポジションを持つに至ったエントリー根拠です。

なお、実際のリアルトレードにおけるエントリー根拠の詳細は、リアルトレード解説記事にて記載していますので、そちらも併せてご覧になって頂ければと思います。

エントリー根拠まとめ

いかがでしたでしょうか?

私が具体的にどのような根拠をもとにエントリーしているのかを実チャートを使って解説してきました。

今回紹介したポイントが、非常に多くの根拠(=優位性)を持って売りを仕掛けられる局面であったことが理解頂けたかと思います。

このようにトレードで安定した利益を上げ続けるには、数々のエントリー根拠が積み重なった局面でのみトレードを繰り返していくことが大事です。

「数々のエントリー根拠が積み重なった局面」は相場にそう頻繁に現れませんので、その局面を待ってばかりだとトレード回数も減ってなかなか稼げないようにも感じますが、根拠が薄い局面で手を出してしまうと、

  • 勝率が落ち
  • 無駄な損失は増え
  • 損失分を取り返さないといけない&そのプレッシャーも生じる

ので余計に遠回りです。

数々のエントリー根拠が積み重なった局面が来るのをしっかり待ってそこだけを獲り切っていくというのが、結局は資金を増やすための近道なのです。

 

高勝率・高収益のトレードを目指しているならば、根拠が薄い局面でのトレードを絶対に行わないようにしましょう!

 

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