【リアルトレード】ドルカナダドル(2020.4.27)4時間足レベルの戻り目を獲りにいったトレード

リアルトレード

こんにちは、100億円トレーダーです。
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2020年4月27日のドルカナダドル(USD/CAD)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。

 

今回のトレードも1時間足レベルのトレードとなりますので、15分足の解説はありません

 

では、日足から順に見ていきましょう。

日足

日足レベルでは下降トレンド継続中ですので、目線は「下」となります。

よって、日足の高値切り下げポイントの中で下位足でトレンド転換(継続)してくれば、是非売っていきたい局面となります。

という訳で4時間足を見ていきます。

4時間足

4時間足は、高値を切り下げ安値を更新してきているので(青線)、短期的には下降トレンドに既に突入しています。

上向きに走っていた4時間足の移動平均線も完全に下向きに変わっており、レートを上から押さえてきています(移動平均線によるレジスタンス圧力)。

リアルトレード解説記事で何度も言及していますが、移動平均線が下を向いて走っているということは、その期間内の終値の平均値がどんどん下がってきているということであり、「買うトレーダー」より「売るトレーダー」の方が多い状況が続いているということです。

だから平均値が下がってその結果移動平均線が下向きになっているのです。

買っている人より売っている人の方が多い状態なので、「売りポジションを持つこと」に優位性があると言えます。

移動平均線の本質について詳しく勉強したい方は、FXの移動平均線の本当の意味やその使い方をプロトレーダーが徹底解説【多くの人は分かっていない】をご覧ください。

また、レートと4時間足移動平均線との関係を見ても、レートが移動平均線を一旦下抜けてのワンクッショングランビルポイントでもあり、

 

移動平均線付近までレートが戻ってきたら売りたい

 

と考える勢力が多くなるので、売りに対してかなり優位性があると言えます。

更に、直近でレジスタンスされているラインも過去から引ける強固なラインにレジスタンスされており、この明確なラインによってレートが押さえられたことで、相場は一旦これ以上の価格で取引することを拒否したことと同意となり、その後の反転・下落に対して非常に高い優位性をもつことになります。

但し、より大きなダウで4時間足を見てみると、まだ4時間足レベルの押し安値を割っていないため、上昇トレンド継続中となります。

 

上昇トレンド継続中なので、押し安値付近から押し目買いをしてくる勢力がいます

 

実際、押し安値のライン付近から一度買いが入ってきてレートが上昇しており、押し安値付近から「上昇トレンド中の押し目買い」として買ってくる勢力がいたことが分かります。

とは言え、押し安値のライン付近から一旦買われて上昇してきたレートも、

・過去から引ける明確なレジスタンスライン
・下降中の4時間足MA

に押さえられ、勢いを無くしてきていることが分かります。

 

「買い勢力」の力が弱ってきている証拠ですね

 

1時間足

そのような上位足相場環境の中、4時間足レベルの高値切り下げポイントの中で、1時間足で大きなWトップ(青線)を築いてきました。

そして、大きなWトップの右側のトップ内で更に小さなWトップを形成してきましたので、そのネックライン割れに売り注文を仕掛けました(ピンク矢印)。

 

このネックライン割れは1時間足レベルで下降トレンド継続が確定するポイントです

 

また、4時間足(赤)と1時間足(青)の移動平均線同士の関係性を見ても、4時間足MAに対して1時間足MAが収斂から拡散していくポイントであり、ネックラインを割ってくれば1時間足MAの方向が4時間足MAの方向と同じ向きになるため、下げ方向への優位性がかなり高まる局面です。

Wトップを作ってネックラインを下抜けてくることで、

「高値更新に失敗した」

ということがハッキリと分かるので、買っていた勢力も諦めて損切りや決済の売り注文を出してきます。

相場参加者の心理としては完全に『売り』に傾きます。

ちなみにレートがレジスタンスされているラインは、過去3回ほどレートが支えられていたラインであり、レジサポ逆転が起こっています。

このラインでレートが反転してくる理由は、

①赤矢印から買っていた人で、まだ損切りしていなかった人達の建値逃げの売り注文
②押し安値ライン付近から押し目買いとして買っていた人達の決済の売り注文
③戻り売りを狙っていた人達の新規の売り注文

といった

「3つの売り注文の集中」

がこのライン付近で起こっているので、このラインを抜けることができず、堅くレジスタンスされているのです。

更にこのレジスタンスラインでWトップを築いてネックラインを割ってくれば、

●すでに下から買っているトレーダー

高値更新に失敗したな、もうこれ以上上がらないかも

ということで、ネックライン割れに「決済か損切りの売り注文」を入れてくる。

●これから売ろうと思っているトレーダー

高値更新に失敗してレジスタンスに2回も抑えられた、完全に買い勢力が弱っているな。買い方はネックライン割れに「売り注文」を入れてくるはずだ。俺もその流れに乗ってこの下落を獲ろう

ということで、ネックライン割れに「新規の売り注文」を入れてくる。

と、買っているトレーダーも新規で売りたいトレーダーも両方同時にネックライン割れに「売り注文」を入れてくるので、ネックライン割れは下げ圧力が強くなり、本格的に下落することになります。

結果

注文が入った後はレートが伸びていきましたので、1時間足レベルで高値を切り下げるごとに決済ラインを移動させていきました。

そして、引き下げていた決済ラインに引っかかりここで全決済されました。

 

この後、更に下げたのですが、ちょっとしたヒゲに引っかかって決済されてしまいその後の下げを獲れませんでした。もしヒゲに引っかからなければ下記のピンク矢印の所で決済していましたね

 

ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。

何か参考になれば幸いです。

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