※本記事はプロモーションを含みます。
こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら)
今回は、
XMゼロ口座の「スプレッド」と「取引手数料」が分かりにくい!
他の口座と比べてスプレッドが狭いのか広いのかよく分からないんだけど、スプレッドにプラスして取引手数料を取られるらしい。
結局のところゼロ口座の取引コストはいくらなんだろうか?
という方に向けての記事となります。
確かにXM公式サイトのゼロ口座の説明は分かりにくい部分が多いですし、特に
「取引手数料」
に関しては圧倒的に説明不十分だと思います。
実際、私もXMゼロ口座を開設する前は、
XMのゼロ口座ってのはスプレッドがめちゃめちゃ狭いらしいけど、その代わりに取引手数料を取られるのかぁ。
じゃあトータルの取引コストは一体いくらになるんだ?
そしてそれはスタンダード口座と比べて安いのだろうか?高いのだろうか?どっちなんだろう?
公式サイトを見てもよく分からないなぁ
という感じでした。
ですので、昔の私のようにXMゼロ口座のスプレッドや取引手数料についてよく分からない人のために、
- XMゼロ口座の取引手数料
- ゼロ口座とスタンダード口座の取引コストの比較
- 他社の低スプレッド口座との取引コストの比較
- ゼロ口座のメリット・デメリット
- ゼロ口座に向いている人
について詳しく解説します。
XMゼロ口座を検討しているけど、スプレッドと取引手数料がよく分からなくてまだ口座開設をしていないという方は、是非ご覧になって頂ければと思います。
XMゼロ口座の取引コストは「スプレッド+取引手数料」
XMのゼロ(Zero)口座は、スプレッドが狭い(=最小0pips)代わりに「取引手数料」が外付けで発生する口座となります。
スタンダード口座ではスプレッドのみが取引コストとなりますが、XMゼロ口座では
「スプレッド+取引手数料」
が取引コストになるということです。
XMゼロ口座のスプレッドについて
XMゼロ口座の平均スプレッドは、下記の表のようになっており、
通貨ペア | ゼロ口座平均スプレッド |
USD/JPY | 0.1pips |
EUR/USD | 0.1pips |
GBP/USD | 0.4pips |
AUD/USD | 0.4pips |
EUR/JPY | 0.6pips |
GBP/JPY | 1.2pips |
AUD/JPY | 1.2pips |
スタンダード口座の平均スプレッド1.7pips(ドル円の場合)と比べてかなり低く設定されています。
また、ゼロ口座というその名の通り本当にスプレッドが「ゼロ」になることもあるので、ゼロ口座のスプレッドがいかに低いかが分かります。
ですが、ゼロ口座はこれに「取引手数料」が加算されるので、実際はこんなに安い取引コストでトレードできる訳ではありません。
XMゼロ口座の取引手数料について
XMゼロ口座の取引手数料は、
「1ロット(10万通貨)に対して通貨ペアの左側の通貨で往復10通貨」
となっています。
大変分かりにくいと思うので、いくつか事例を出して説明します。
例えば、1ドル=110円の時にUSD/JPYを1ロット取引した場合、通貨ペア(USD/JPY)の左側の通貨はドルなので往復10ドル、日本円で1,100円の手数料がかかるということです。
1ユーロ=120円の時にEUR/USDを1ロット取引した場合だと、通貨ペア(EUR/USD)の左側の通貨はユーロなので往復10ユーロ、日本円で1,200円の取引手数料がかかります。
1ポンド=140円の時にGBP/JPYを1ロット取引した場合は、通貨ペア(GBP/JPY)の左側の通貨はポンドなので往復10ポンド、日本円で1,400円の手数料がかかります。
つまり、取引手数料は通貨ペア及びその時のレートによって金額が異なるということです。
実際の計算は
「通貨ペアの左側の通貨の為替レート×10」
で算出されます。
通貨ペアの左側の通貨というのは、
・EUR/JPY(ユーロ円)の場合はユーロ
・GBP/JPY(ポンド円)の場合はポンド
と字の通り左側の通貨のことで、その時のそれぞれの為替レートに対して10を掛けた金額が取引手数料だということです。
【取引手数料の計算例】
・1ドル100円の時にUSD/JPYを取引した場合、100円×10=1,000円
・1ポンド180円の時にGBP/JPYを取引した場合、180円×10=1,800円
・1豪ドル80円の時にAUD/JPYを取引した場合、80円×10=800円
そして、この取引手数料にスプレッドをプラスしたものが、XMゼロ口座の実際の取引コストです。
XM公式サイトの取引手数料の説明は間違っているので注意
XM公式サイトでゼロ(Zero)口座の取引手数料について説明されていますが、かなり誤解を招く表現となっておりますので注意が必要です。
XM公式サイトには、以下のような記述がありますが、
XMTrading Zero口座の手数料は$100,000のお取引に対して$5となります。
正しくは、
「1ロットの取引に対して通貨ペアの左側の通貨で片道5通貨(往復10通貨)」
です。
通貨というのは、先ほど説明した通貨ペアの左側の通貨のことを指します。例えばEUR/USDの場合はユーロとなります
なぜ、$100,000のお取引に対して片道5ドル(往復10ドル)という記述を公式サイトでしているのかは謎ですが、この表現は完全に誤りですので、どうかお間違いのないようにしてください。
■この件に関してのXMサポートデスクからの回答↓
5通貨が正しくなっております。
Zero口座はマイクロ・スタンダード口座に比べて、スプレッドが狭い代わりに、スプレッドとは異なる取引手数料が発生いたします。
手数料は1ロットのお取引ごとに、片道(発注時と決済時)5通貨の手数料が発生致します。
通貨とは主要通貨の単位となります。(通貨ペアの左側)
そのため、必ずしもUSD単位ではございません。
10万通貨以下のお取引の場合、お取引数に応じて手数料は変動いたします。
例えば、GBPJPYを0.05ロットお取引頂きますと、「0.05ロットx5GBPx2(往復)」=0.5GBP の手数料が発生いたします。
例えば、GBPJPYを1ロットお取引頂きますと、「1ロットx5GBPx2(往復)」=10GBP の手数料が発生いたします。
XMゼロ口座の取引コスト(スプレッド+取引手数料)は結局いくらになるのか?
では、XMゼロ口座の取引コスト(スプレッド+取引手数料)は結局いくらになるのでしょうか?
まず、取引手数料をpips換算していきましょう。
例えば、1ドル=110円の時にUSD/JPYを1ロット取引した場合の取引手数料は日本円で1,100円ですが、これはpipsに換算すると、
「1.1pips」
です。
取引手数料の計算式は、「通貨ペアの左側の通貨の為替レート×10」でしたね
そしてこの「1.1pips」に、XMゼロ口座でのUSD/JPYの平均スプレッド「0.1pips」をプラスします。
そうすると、
「合計1.2pips」
となり、この「1.2pips」がゼロ口座での実質取引コストとなります。
これでXMゼロ口座の取引コストが分かりました。
では次に、このゼロ口座の取引コスト(スプレッド+取引手数料)は、XMのスタンダード口座の取引コスト(=スプレッド)に比べてどれくらい安いのか?ということを見ていきましょう。
XMゼロ口座とスタンダード口座の取引コストの比較
XMゼロ口座を検討している人が最も知りたいのは、
「果たしてXMゼロ口座はスタンダード口座に比べてどれくらい取引コストが安いのか?」
ということだと思います。
ですので、各通貨ペアにおけるゼロ口座とスタンダード口座の取引コストを比較した表を作りましたのでご覧ください。
通貨ペア |
ゼロ口座 | スタンダード口座 | その差 | ||
平均スプレッド | 取引手数料 | 取引コスト | |||
USD/JPY | 0.1pips | 1.1pips | 1.2pips | 1.7pips | -0.5pips |
EUR/USD | 0.1pips | 1.2pips | 1.3pips | 1.7pips | -0.4pips |
GBP/USD | 0.4pips | 1.4pips | 1.8pips | 2.3pips | -0.5pips |
AUD/USD | 0.4pips | 0.8pips | 1.2pips | 1.8pips | -0.6pips |
EUR/JPY | 0.6pips | 1.3pips | 1.9pips | 2.3pips | -0.4pips |
AUD/JPY | 1.2pips | 0.8pips | 2.0pips | 3.7pips | -1.7pips |
GBP/JPY | 1.2pips | 1.5pips | 2.7pips | 5.4pips | -2.7pips |
(※取引手数料は2021年6月15日の為替レートで換算)
この表をご覧いただくと分かる通り、どの通貨ペアでも、スタンダード口座に比べてゼロ口座の方が取引コストが低いことが分かります。
ポンド円に関しては2.7pipsも安くなっていますね
つまり、取引の際のコストをなるべく少なくしたいと考えているトレーダーにとってゼロ口座は開設する価値があると言えます。
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他社ECN口座とXMゼロ口座の取引コストの比較
スタンダード口座との比較においてはXMゼロ口座の方が取引コストが安いことが分かりましたが、競合他社の低スプレッド口座(=ECN口座)との比較ではどうでしょうか?
他社(=ECN口座)との取引コストを比較しましたのでご覧ください。
XMの場合、取引手数料は通貨ペアによって多少変わりますが、ここでは1.1pipsで統一しています
▼ECN口座同士のスプレッド比較表
XM ゼロ口座 |
TitanFX ブレード口座 |
AXIORY ナノスプレッド口座 |
LandFX ECN口座 |
|
取引手数料 | 往復1.1pips | 往復0.7pips | 往復0.6pips | 往復0.8pips |
USD/JPY | 1.2 (0.1) |
1.03 (0.33) |
1.0 (0.4) |
1.2 (0.4) |
EUR/USD | 1.2 (0.1) |
0.9 (0.2) |
1.0 (0.4) |
1.1 (0.3) |
GBP/USD | 1.5 (0.4) |
1.27 (0.57) |
1.4 (0.8) |
1.7 (0.9) |
AUD/USD | 1.5 (0.4) |
1.22 (0.52) |
1.3 (0.7) |
1.3 (0.5) |
GBP/JPY | 2.3 (1.2) |
2.15 (1.45) |
1.8 (1.2) |
2.1 (1.3) |
EUR/JPY | 1.7 (0.6) |
1.44 (0.74) |
1.3 (0.6) |
1.6 (0.8) |
AUD/JPY | 2.1 (1.0) |
1.82 (1.12) |
1.5 (0.9) |
1.6 (0.8) |
USD/CHF | 1.5 (0.4) |
1.62 (0.92) |
1.1 (0.5) |
1.5 (0.7) |
平均取引コスト | 1.62 | 1.43 | 1.3 | 1.51 |
(※単位は全てpips 最も狭い取引コストを赤字で表記)
(※ECN口座のため平均スプレッド+取引手数料の合計値を記載。平均スプレッドのみの数値はカッコ内に記載)
残念ながら、低スプレッド口座(=ECN口座)の中ではXMゼロ口座が最も取引コストが高くなっていますので、コストを極限まで狭くしたい方は、
- Axioryナノスプレッド口座
- TitanFXブレード口座
など、低スプレッドを売りにしているECN口座を選ぶことをオススメします。
とは言え、主要3通貨(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)に関してはそこまで大差があるわけではないので、信頼性や安定性なども加味して業者を選ぶとするとXMゼロ口座でも特に問題ないでしょう。
取引コストだけで業者を選ぶわけではありませんからね。
その他のスペックで他社ECN口座とXMゼロ口座を比較
取引コストでは競合他社に軍配が上がりましたが、それ以外のスペックだとどうでしょうか?
取引コスト以外のスペックを比較した表を作成しましたのでご覧ください。
▼取引コスト以外のスペック比較表
XM | TitanFX | Axiory | TradeView | |
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 | 400倍 | 200倍 |
ロスカット水準 | 20% | 20% | 20% | 100% |
最低入金額 | 500円 | 2万円(※) | 2万円 | 10万円 |
口座開設ボーナス | 有り | 無し | 無し | 無し |
(※銀行送金の場合。その他の入金手段の場合最低入金額は10万円)
取引コスト以外のスペックだと、
- 最大レバレッジの高さ
- 最低入金額の低さ
- 口座開設ボーナスが有る
という3点で競合他社より優れていることが分かります。
特に最低入金額が他社に比べて少ないので、少ない資金しか用意できない人でもスグに取引することができるのがXMゼロ口座の強みです。
低スプレッド口座(=ECN口座)にも関わらず、3,000円の口座開設ボーナスがあることもポイントですね
XMゼロ口座のメリット2つ
XMゼロ口座にはスタンダード口座にはないメリットが2つあります。
それは、
【XMゼロ口座のメリット】
の2つです。
では、1つずつ見ていきます。
1. スタンダード口座と比べて取引コストが安い
先ほどの比較表の通り、ゼロ口座はスタンダード口座に比べて取引コストが安いです。
通貨ペア |
ゼロ口座 | スタンダード口座 | その差 | ||
平均スプレッド | 取引手数料 | 取引コスト | |||
ドル円 | 0.1pips | 1.1pips | 1.2pips | 1.7pips | -0.5pips |
ユーロドル | 0.1pips | 1.2pips | 1.3pips | 1.7pips | -0.4pips |
ポンドドル | 0.4pips | 1.4pips | 1.8pips | 2.3pips | -0.5pips |
豪ドル米ドル | 0.4pips | 0.8pips | 1.2pips | 1.8pips | -0.6pips |
ユーロ円 | 0.6pips | 1.3pips | 1.9pips | 2.3pips | -0.4pips |
オージー円 | 1.2pips | 0.8pips | 2.0pips | 3.7pips | -1.7pips |
ポンド円 | 1.2pips | 1.5pips | 2.7pips | 5.4pips | -2.7pips |
(※取引手数料は2021年6月15日の為替レートで換算)
特に1日に何度も売買を繰り返すスキャルピングトレーダーにとって、取引コストは勝ち負けに大きく影響してくるので可能な限り下げたいものです。
ですので、ゼロ口座の取引コストの安さは一番のメリットと言えるでしょう。
2. 取引手数料を経費計上できるので節税できる
スタンダード口座・マイクロ口座・ゼロ口座のスプレッドは経費として計上することはできませんが、ゼロ口座の取引手数料は経費として申告することができます。
FXトレードで利益が出たら税金を納めないといけませんが、ゼロ口座の取引手数料を経費計上すれば利益額が減ることになるのでその分税金が安くなります。
つまりスタンダード口座とゼロ口座で同じ利益を出した場合、ゼロ口座の方が納める税額が低くなるということです。
節税効果があるということは手元に残るお金が増えるということなのでこれもメリットですね。
XMゼロ口座のデメリット3つ
次に、XMゼロ口座を使うデメリットをお伝えしていきます。
私が考えるXMゼロ口座のデメリットは下記の3つです。
【XMゼロ口座のデメリット】
1. 口座開設ボーナス以外のボーナスが貰えない
2. ゴールド・シルバー以外のCFD取引ができない
3. 手数料が掛かるのでトータル取引コストが分かりづらい
それでは1つずつ説明していきます。
1. 口座開設ボーナス以外のボーナスが貰えない
ゼロ口座の最大のデメリットはこれでしょう。
XMのスタンダード口座とマイクロ口座では、
その2:入金ボーナス(最大10,500ドル)
その3:XMロイヤリティプログラムによるボーナス
の3つのボーナスの全てを貰えますが、ゼロ口座で貰うことができるのは初回開設時の口座開設ボーナス(3,000円)だけです。
ボーナスの種類 | ゼロ口座 | スタンダード口座 |
口座開設ボーナス(3,000円) | 〇 | 〇 |
入金ボーナス(最大10,500ドル) | × | 〇 |
XMロイヤリティプログラムによるボーナス | × | 〇 |
ただ、これらのボーナスを受け取れない代わりにXMゼロ口座はスタンダード口座などに比べて取引コストが安くなっているので、
- スプレッドは広いがたくさんのボーナスを受け取れるスタンダード口座にするか
- ボーナスはいらないが取引コストを狭くできるXMゼロ口座にするか
のどちらが良いかを自身の判断によって決めればいいと思います。
とは言え、XMでは8つの口座まで開設できますから、どちらか片方を選ぶのではなく、スタンダード口座もゼロ口座も両方開設し、
・ゼロ口座で取引コストを低く抑える
という両方のメリットを享受すれば良いでしょう。
2. ゴールド・シルバー以外のCFD取引ができない
XMゼロ口座はゴールド・シルバー以外のCFD取引ができません。
XMのスタンダード口座では、
・日経225やNYダウなどの株価指数CFD(現物と先物)
・原油や天然ガスなどのエネルギーCFD
など【41種類】にも及ぶCFD取引をすることができますが、ゼロ口座ではそれらの取引が一切不可です。
ゼロ口座で取引できるのは、
- 56種類のFX通貨ペア
- ゴールドとシルバーの貴金属CFD
だけですので、スタンダード口座に比べてトレードできる取引商品が非常に少ないのはデメリットだと言えます。
銘柄 | スタンダード口座 | ゼロ口座 |
FX通貨ペア | ○ | ○(※1) |
貴金属 | ○ | ○(※2) |
エネルギー | ○ | × |
株価指数 | ○ | × |
コモディティ | ○ | × |
(※1 FX通貨ペアは56種類)
(※2 貴金属全てではなくゴールド・シルバーのみ)
ですので、ゼロ口座を開設したけど原油やNYダウなど他のCFD取引をしたいという方は、スタンダード口座も追加で開設してください。
3. 手数料が掛かるのでトータル取引コストが分かりづらい
ゼロ口座の取引コストは、
「スプレッド+取引手数料」
です。
スタンダード口座の取引コストはスプレッドだけですので、MT4に表示されている各通貨ペアのスプレッドを見れば一発で分かりますが、ゼロ口座は取引手数料をその都度自分で計算する手間がかかります。
しかも、取引手数料は通貨ペア及びその時のレートによって金額が変わりますので尚更面倒くさいです。
エントリーのたびに取引手数料を把握するための計算をしないといけないのは、ゼロ口座のデメリットと言えるでしょう。
【取引手数料徴収のタイミング】
取引手数料が引かれるタイミングはMT4かMT5かによって変わってきます。
例えば、ドル円1ロットをトレードする場合の往復取引手数料は1,100円ですが(※1ドル110円の場合)、この場合、
- MT4の場合
→エントリー時に往復分の取引手数料(1,100円)が口座から引かれる - M5の場合
→エントリー時に片道の分の取引手数料(550円)、決済時に残り半分の取引手数料(550円)が口座から引かれる
といったタイミングになります。
XMゼロ口座に向いている人
最後に、XMゼロ口座に向いている人をお伝えします。
それは、
【XMゼロ口座に向いている人】
1. スキャルピングをする人
2. ボーナスがいらない人
です。
1つずつ簡単に見ていきます。
1.スキャルピングをする人
XMゼロ口座の最大のメリットは、
「スタンダード口座と比べて取引コストが安い」
ということですから、1日に何度も取引を繰り返すスキャルピングトレーダーに向いています。
私のように1通貨でせいぜい週に1~2回程度しか売買しないゆったり目のデイトレードをしている人にとっては、取引コストが多少高くても大した影響はありませんが、頻繁に売買を繰り返すスキャルパーの方にとって
「高い取引コスト」
は致命的です。
どれくらい致命的か?
それを理解するために、1日10回の売買をするスキャルピングトレーダーの方がゼロ口座とスタンダード口座を使った場合、どれくらい取引コストが変わるのか?を見ていきたいと思います。
ゼロ口座の場合(ドル円)
ゼロ口座のドル円の実質コストは、
【1.2pips】
です。
1日に10回売買するとしたら、その日の総取引コストは「12pips」になります。
これが1ヶ月(20日)続けば、1ヶ月の総取引コストは「240pips」です。
スタンダード口座の場合(ドル円)
スタンダード口座の取引コスト(=スプレッド)は、
【平均1.7pips】
です。
これを先ほどと同じように計算すると、
・1ヶ月の総取引コスト=「340pips」
となります。
ゼロ口座とスタンダード口座の取引コストの差
1日10回の売買をするスキャルピングトレーダーが、ゼロ口座とスタンダード口座を使って取引した場合のコストの差は下記となりました。
ゼロ口座 | スタンダード口座 | その差 | |
取引コスト | 1.2pips | 1.7pips | 0.5pips (=500円) |
1日の取引コスト | 12pips | 17pips | 5pips (=5,000円) |
1ヶ月の取引コスト | 240pips | 340pips | 100pips (=10万円) |
3ヶ月の取引コスト | 720pips | 1,020pips | 300pips (=30万円) |
6ヶ月の取引コスト | 1440pips | 2,040pips | 600pips (=60万円) |
1日で見るとそこまで大差ありませんが、1ヶ月で見るとその差は
「100pips」
にもなります。
金額に換算してみると、1ロットの取引において1pipsは1,000円ですから、100pipsだとなんと
「10万円」
です。
当然ですが、時間が経過すればするほど取引コストの差は更に拡大していきます
全く同じ売買をしていても、ゼロ口座を使うのとスタンダード口座を使うのとでは10万円ものコストの差があるということです。
つまり、スタンダード口座を使う人は「-10万円」からスタートしていることになり、10万円稼いで始めてゼロ口座の人と同じスタートラインに立ったということです。
1回のpipsだけを見ると
ゼロ口座 | スタンダード口座 | その差 | |
取引コスト | 1.2pips | 1.7pips | 0.5pips (=500円) |
と僅かな差しかないように感じますが、これが10日・1ヶ月・半年と続けば物凄い差になることが、この事例でお分かり頂けたかと思います。
このように、スキャルピングトレーダーは売買をすればするほど取引コストが膨らんでいくので、必ずゼロ口座を選ぶべきです。
取引コストで最も影響を受けるのはスキャルピングをしているトレーダーですね
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2.ボーナスがいらない人
XMは様々なボーナスを用意してくれており、スタンダード口座やマイクロ口座ではそれらのボーナスを全て受け取ることができますが、先述したようにゼロ口座で貰えるのは初回開設時の口座開設ボーナス(3,000円)だけです。
ボーナスの種類 | ゼロ口座 | スタンダード口座 |
口座開設ボーナス(3,000円) | 〇 | 〇 |
入金ボーナス(最大10,500ドル) | × | 〇 |
XMロイヤリティプログラムによるボーナス | × | 〇 |
XMで受け取れるボーナスは証拠金として実際のトレードにも使え、かつボーナスを使ったトレードで利益が出ればその利益を出金することも可能なので、貰えるものは貰っておいた方が良いというのが私の考えです。
が、
私はスキャルパーなので、ボーナスよりも取引コストを出来るだけ狭くしたい
という方にとってはボーナスを貰うことよりも取引コストを下げることの方が重要なので、そういう方はゼロ口座を選べばよいと思います。
XMゼロ口座の手数料・スプレッドまとめ
いかがでしたでしょうか?
XMゼロ口座の手数料・スプレッドについてご理解頂けましたでしょうか?
基本的にゼロ口座を使うメリットは、
「取引コストを安くする」
ということに尽きます。
取引コストが安い以外で特筆すべきメリットはゼロ口座には何もありません。
ですから、ゼロ口座を選ぶべき人は、
「スキャルピングトレーダーorこれからスキャルピングをしようと考えているトレーダー」
のみであり、それ以外のトレーダーはゼロ口座を作る必要性はないでしょう。
とは言え、XMは8つまで口座を持てるので、作りたければ作ればいいのですが..
実際に私も昔ゼロ口座を作りましたが今のトレードスタイル(ゆったり目のデイトレ)を確立してからは全く使っていませんし、今後も使う予定はありません。
使うとすれば、それはスキャルピングをやる時ですが、既に今のトレードスタイルで安定して利益を上げれているので今更スキャルをする必要性もありません。
とにかく、ゼロ口座はスキャルピングをやる人以外にはあまり意味のない口座なので、スキャルパー以外のトレーダーがわざわざゼロ口座を作る必要はないでしょう。
まずは、XMで開設する人が一番多い人気口座である、
「スタンダード口座」
を選び、その後必要になった時にゼロ口座を追加で開設すれば良いと思います。
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