FXのレバレッジは何倍が適正(妥当)なのか?レバレッジの設定方法を徹底解説

FX初心者向け

こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら

今回は、

 

FXってレバレッジをかけられるけど初心者にとって適正なレバレッジって何倍くらいなんだろう?

 

ネットで調べると2~3倍という人もいるし、5~10倍という人もいるし何が正解か分からないや。

 

誰か教えてください!

 

という疑問に答えます。

結論から言いますと、実は、適正レバレッジなんてものはありません。

初心者には○倍、中級者になったら○倍、などとレバレッジは自分で決めるものではありません。

そもそも

「適正レバレッジは何倍?」
「レバレッジは何倍が妥当なの?」

という考え方自体が【根本的に】間違っています。

どうでしょう?意外ですか?

後ほど詳しく説明しますが、レバレッジが何倍になるかは

【ある事】

をすれば勝手に決まるものであり、あなたがレバレッジを何倍にするかを先に決めてはいけないものなのです。

ここを勘違いされているFX初心者の方が大変多いですが、そう勘違いするのも無理はありませんよね。

なぜなら、ネット上には

  • FX初心者はレバレッジを3倍〜5倍で設定するのがおすすめ
  • FX初心者の場合、レバレッジは低ければ低いほどおすすめです
  • 出来るだけ損したくないけどある程度稼ぎたい!ならレバレッジ5倍がオススメ
  • 一般的な適正レバレッジは5倍~10倍

などの嘘八百を並べた記事が検索上位を占めており、多くのFX初心者がそれらの記事を見て、

 

レバレッジの倍率は先に自分で決めるものなんだな

 

という間違った認識を持たされてしまっているからです。

適正レバレッジは○倍!なんて書いている記事は、FX(相場)のことが何も分かっていないトレーダーもどきの素人が書いた戯言だということは、プロのFXトレーダーが見たら一発で分かります。

なんとか証券のマネーなんちゃらという肩書きが付いていてもそんなこと言っちゃうとFXのことを全然わかっていないのがバレバレです。

無知をさらけ出している姿がちょっとお気の毒なほどです…

 

ちなみに、Google検索して適正レバレッジについて書かれたFXサイトの記事を隈なくチェックしましたが、ほぼ全ての記事が間違った情報を発信しており、正しいことを書いている記事はたった1つしかありませんでした。。

 

ですから、今回の記事では、

・なぜ、レバレッジの倍率を先に決めることが間違いなのか?
・では、どうやってレバレッジの倍率を決めていけばいいのか?

について、詳しく解説していきます。

今回の記事を読めば、

 

FX初心者はレバレッジを3倍〜5倍で設定するのがおすすめ!

 

こういったことを意気揚々と書いているFXサイトがいかに間違っているかを理解でき、さらにはプロのFXトレーダーはどのようにしてレバレッジを決めトレードしているかが分かるようになります。

「適正レバレッジは何倍?」
「レバレッジは何倍が妥当なの?」

という間違った考え方を持っている人は絶対に理解すべきポイントなので真剣にお読みください。

適正レバレッジは資金管理によって勝手に決まる

まずやるべきことは1トレードあたりの損失許容額を決めること

FXを始めたばかりの初心者は、

  • レバレッジは何倍くらいに設定すればいいのだろうか?
  • FX初心者には何倍くらいのレバレッジが適正なのか?

ということを気にしますが、実は「ある事」をしていれば勝手にレバレッジの倍率は決まるものでり、あなたが意図的に決めるものではありません。

では、「ある事」とは何か?

それは資金管理です。

資金管理についての詳しい解説はなぜFXは資金管理が重要なのか?【その理由を解説します】でみっちりしているので必ず読んでおいて欲しいのですが、簡単に言うと資金管理とは、

「1回のトレードで投資元本に対してどれだけの損失までなら許容できるのか?ということを自身で決めて、その通りに実行・管理していくこと」

を指します。

別の言い方をすれば、

「1トレードにおける最大リスク(=負けた時の金額)を総資金の何%以内に抑えるか?」

ということを取引する前に決めて、負けた時の金額がそのパーセンテージの範囲内に収まるようにロット数を調整していく作業です。

例えば投資元本(=証拠金)が100万円だった場合、

【資金管理1%の場合】

1回のトレードにおける損失許容額は「最大1万円」
=つまり1トレードの最大リスクを総資金の1%以内に抑えるということ
(100回連続で負けられる)

【資金管理2%の場合】

1回のトレードにおける損失許容額は「最大2万円」
=つまり1トレードの最大リスクを総資金の2%以内に抑えるということ
(50回連続で負けられる)

【資金管理5%の場合】

1回のトレードにおける損失許容額は「最大5万円」
=つまり1トレードの最大リスクを総資金の5%以内に抑えるということ
(20回連続で負けられる)

【資金管理10%の場合】

1回のトレードにおける損失許容額は「最大10万円」
=つまり1トレードの最大リスクを総資金の10%以内に抑えるということ
(10回連続で負けられる)

というように、

「1回のトレードで、投資元本に対していくらの損失を許容するか」

というのを、取引を行う前に自分で決めておくということです。

 

つまり、1回のトレードでどれだけリスクを呑めるか?をあなた自身がまず決めるってことですね

 

なぜこれを最初に決めなければならないかと言うと、この決めた「最大損失許容額」から逆算してロット数、つまりレバレッジの倍率が”勝手に”導き出されるからです。

多くのFX初心者や負け組トレーダーは、この

「1回のトレードでどれだけの損失までなら許容できるのか?」

ということを決めずにトレードしているので、

  • 適正レバレッジは何倍?
  • レバレッジは何倍が妥当なの?

という疑問が生まれるのです。

1トレードあたりの損失許容額を決めていたら、自動的にロット数(=レバレッジの倍率)が導き出されるのでこのような疑問は生まれません。

どういうことか、具体例を使って説明していきましょう。

損失許容額が決まれば自動的にロット数(=レバレッジの倍率)が決まる

例えば、投資元本(=証拠金)は100万円、1回のトレードにおける損失許容額を

「-2万円(=資金管理2%)」

にあなたが設定したとしましょう。

その場合、仮に損切ラインまでの距離が20pipsであれば、1ロットのポジションを持てることになります。

 

ロット数の計算は後ほど詳しく説明します。

 

なお、損切りラインの決め方は、FXの損切りラインはどこに置くべきか?【プロのFXトレーダーが徹底解説】をご覧ください

 

1ロットは10万通貨ですから、約1,000万円分の取引ができることになり

【このトレードのレバレッジは10倍】

となります。

レバレッジは10倍かけていますが、仮に自分の思惑とは反対方向にレートが動いても20pips下で損切りされますので、損失額は必ず自分が決めた「-2万円(=投資元本の2%)」になります

次に、資金管理2%という設定は同じですが、損切ラインまでの距離が10pipsだった場合のロット数(=レバレッジの倍率)はどうなるでしょうか?

損切ラインまでの距離は10pipsなので、2ロットのポジションを持てることになります。

2ロットは20万通貨ですから、約2,000万円分の取引ができることになり

【レバレッジは20倍】

となります。
(※レバレッジは20倍かけていますが、仮に自分の思惑とは反対方向にレートが動いても10pips下で損切りされますので、損失額は必ず自分が決めた「-2万円(=投資元本の2%)」になります)

 

「1トレードあたりの損失許容額」と「損切ラインまでのpips(距離)」という2つの変数によって自動的にレバレッジの倍率が導き出されているのが分かると思います

 

では、次に1回のトレードにおける損失許容額を「-10万円(=資金管理10%)」にしたケースを考えてみます。

この場合、先ほどと同じように損切ラインまでの距離が20pipsであれば、5ロットのポジションを持てることになります。

5ロットは50万通貨ですから、約5,000万円分の取引ができることになり

【レバレッジは50倍】

となります。
(※レバレッジは50倍ですが、自分の思惑とは反対方向にレートが動いても20pips下で損切りされますので、損失額は必ず「-10万円(=投資元本の10%)」となり、自分が決めた損失許容額以上になることはあり得ません)

では、資金管理10%という設定は同じですが、損切ラインまでの距離が10pipsだった場合のロット数(=レバレッジの倍率)はどうなるでしょうか?

損切ラインまでの距離は10pipsなので、10ロットのポジションを持てることになります。

10ロットは100万通貨ですから、約1億円分の取引ができることになり

【レバレッジは100倍】

となります。
(※レバレッジは100倍と一般的には高いかもしれませんが、仮に自分の思惑とは反対方向にレートが動いても10pips下で損切りされますので、損失額は必ず自分が決めた「-10万円(=投資元本の10%)」になります)

分かりますか?

このようにレバレッジの倍率というのは、

その1:1回のトレードでどれだけの損失を許容できるか?
その2:損切ラインまでのpips(距離)

が決まれば自動的に導き出されるものであって、先にレバレッジ何倍というのを決めてトレードするものではないのです。

つまりレバレッジの倍率は、

『1トレードあたりの損失許容額』と『損切ラインまでのpips(距離)』

から勝手に決まるものであり、決してはあなたが”あなたの都合で”決める訳ではないということです。

これら資金管理のことが理解できていれば、以下のような記事が↓

  • 初心者はレバレッジを3倍〜5倍で設定するのがおすすめ
  • 初心者の場合、レバレッジは低ければ低いほどおすすめです
  • 出来るだけ損したくないけどある程度稼ぎたい!ならレバレッジ5倍がオススメ
  • 一般的な適正レバレッジは5倍~10倍

いかにナンセンスであるかがよく分かるでしょう。

 

一般的な適正レバレッジは5倍~10倍?何言ってんだこいつら笑

 

重要なので最後にもう一度まとめますが、レバレッジの倍率は、全員一律で3倍〜5倍がオススメ!というようなものではなく、

その1:あなたが決めた1トレードあたりの損失許容額

その2:損切ラインまでのpips(距離)

によって自動的に変わってきますので、まずあなたがすべきことは、

「1回のトレードでどれだけの損失までなら許容できるのか?」

ということを決めることです。

これを決めた上で、損切りラインまでのpips(距離)が分かれば、あとは勝手にロット数(=レバレッジの倍率)が導き出されますので、

「適正レバレッジは何倍?」
「レバレッジは何倍が妥当なの?」

という発想にすらならないのです。

プロのFXトレーダーはどうやってロット数(=レバレッジの倍率)を決めているのか?

では、ここから

「プロのFXトレーダーはどうやってロット数(=レバレッジの倍率)を決めているのか?」

を、実際のチャートとポジションサイズ計算表を使って説明していきます。

なお、投資元本(=証拠金)と1トレードあたりの損失許容額は下記の通りとします。

  • 投資元本(=証拠金):100万円
  • 1トレードあたりの損失許容額:5万円(資金管理5%ルール)

損切ラインまでの距離が10pipsの場合

例えば、以下の局面でロングエントリー(買い)したとします。

(※今回はテクニカル分析の解説記事ではないので、なぜここで買えるのか?なぜ損切ラインはここなのか?などの説明は割愛します)

このロングエントリーの局面での損切ラインまでのpips(距離)はスプレッドを入れても

「10pips」

です。

今回の1トレードあたりの損失許容額は5万円なので、損切にかかった時に5万円(=投資元本の5%)の損失で済むようにロット数を計算していきます。

ロット数の計算式は、

【ドル円などのクロス円の場合】

証拠金 × トレード1回で許容する損失額(%) ÷ (損切りラインまでのpips×100)

【クロス円以外の通貨ペア(ユーロドルやポンドドル)の場合】

証拠金 × トレード1回で許容する損失額(%) ÷ (損切りラインまでのpips×日本円換算値)

となりますが、いちいちこれを手動で計算するのではなく、下記のようなポジションサイズ計算表を使って自動で計算していきます↓↓

では、

  • 投資元本(=証拠金):100万円
  • 1トレードあたりの損失許容額:5万円(資金管理5%ルール)
  • 損切りラインまでのpips(=距離):10pips

の場合において、どのようにしてロット数(=レバレッジの倍率)を決めていくか、ポジションサイズ計算表を使って説明をしていきます。

まず「資金量」というところに1,000,000円と入力します。

次に「損切り(%)」というところに、投資元本に対しての1トレードあたりの損失許容額のパーセンテージを入力していきます。

今回の例で言えば、1トレードあたりの損失許容額は5万円で、投資元本100万に対して5%となるので5%と入力します。

すると一番下の「損失許容額」の欄に金額が自動的に表示されます。

この時点ではまだロット数は計算されません。

なぜなら損切ラインまでのpips(距離)を入力していないからです。

そこで「損切り(pips)」というところに、10と入力します。

すると、右側のロット数というところに「5ロット(50万通貨)」というのが自動的に表示されます。

つまり、

  • 投資元本(=証拠金):100万円
  • 1トレードあたりの損失許容額:5万円(資金管理5%ルール)
  • 損切りラインまでのpips(=距離):10pips

という場合においては、5ロットでエントリーすることができるということです。

5ロットは50万通貨ですから、約5,000万円分の取引ができることになり

【レバレッジは50倍】

となります。

プロのFXトレーダーはこのように資金管理をしており、投資元本に対して常に最大損失額が「5%」になるようにロット数(=レバレッジ倍率)をトレード毎に調整していきます。

 

何度も言いますが、初心者はレバレッジを3倍〜5倍で設定するのがおすすめ!というのが全くの間違いだと分かると思います

 

損切ラインまでの距離が30pipsの場合

では、次に以下の局面でショートエントリー(売り)した場合のロット数はどうなるのでしょうか?

  • 投資元本:100万円
  • 1トレードあたりの損失許容額:5万円(資金管理5%ルール)

という条件は同じです。

前回と違うのは損切ラインまでの距離だけで、今回は損切ラインまでの距離が「30pips」あります。

先ほど同じくポジションサイズ計算表を使ってこの場合のロット数を計算してみましょう。

 

「損切り(pips)」というところ以外は先ほど同じ数値を入力するだけですので割愛します

 

今回のトレードは損切ラインまでの距離が30pipsなので、「損切り(pips)」という欄に30と入力します。

すると、「1.667ロット」となり先ほどとは違うロット数になりました。

1.667ロットは約17万通貨ですから、およそ1,700万円分のの取引ができることになり

【レバレッジは17倍】

となります。

このように、同じ投資元本、同じ資金管理のルールであっても損切ラインまでのpips(距離)によってレバレッジの倍率は変動していくことが分かります。

『1トレードあたりの損失許容額』と『損切ラインまでのpips(距離)』

の2つの変数によってレバレッジの倍率は自動的に計算されるものなので、プロのFXトレーダーはレバレッジのことなんて一切考えていません。

考えているのは、

 

「1トレードあたりの最大損失許容額」の範囲内に収まるようなロット数は何ロットになるか?

 

ということだけであり、その結果がレバレッジ50倍だろうが100倍だろうがどうでもいいのです。

例えば「資金管理2%ルール」の場合、損失は常に最大で2%ですから、

・投資元本が100万円の人は1回の取引で負けても良いのは「2万円」まで
・10万円の人なら「2,000円」まで

ということになり、その損失許容額の範囲内に収まるようなロット数の調整をポジションサイズ計算表を使って行っていくだけです。

逆にレバレッジ3倍と低くても、その損失許容額の範囲内に収まらないなら、レバレッジ3倍でトレードすることはありません。

この辺の話、さらに詳しく知りたい方は、FXのロット数の決め方をどこよりも詳しく解説する【たったの3ステップで完結】をご覧ください。

 

 

なお、上記で使っている「ポジションサイズ計算表」はこちらのサイトよりダウンロードすることができます。

1トレードあたりの損失許容額(%)はいくらに設定すれば良いか?

最後に、今回の記事で一番ポイントになってくる部分である、

「1回のトレードで、投資元本に対していくらの損失を許容するか?」

をどうやって決めればいいのかの解説をしていきます。

これは、

「自分がどれだけリスクを呑めるか?どれだけのリターンが欲しいのか?」

次第なので、極論を言えば自分で決めれば良いという回答になりますが、それだと身も蓋もないので、

この2つについてお伝えしていきます。

1.長く稼ぎ続けていきたいなら資金管理2%ルールを適用すべき

短期で一気に稼ぐのではなく、FXで長期的に稼ぎ続け毎月安定して資金を増やしていきたいという人は、

「資金管理2%ルール(最大でも5%)」

をお勧めします。

もうお分かりかと思いますが、資金管理2%ルールとは、

「1トレードあたりの最大損失額が常に投資元本の2%になるようにロット数を決めていくこと」

です。

・投資元本が100万円であれば、1トレードの最大損失許容額は「2万円」
・投資元本が10万円であれば、1トレードの最大損失許容額は「2,000円」

「資金管理2%ルール(最大でも5%)」をお勧めしている理由は、これくらいのリスク許容度だと相当トレードが下手であっても、資金を溶かして退場していくことがほぼありませんので、FXの世界で生き残ることができるからです。

FXはお金を使ってお金を稼ぐ職業ですから、何が何でも資金を溶かすことがあってはなりません。

 

お金を失ってしまったらゲームオーバーですよ

 

何か他のビジネスで大きく稼いでいて、FXで資金を全て溶かしても次から次へと即座に入金できる人なら良いですが、通常であれば資金を溶かしてしまえばもうFXはできなくなってしまいます。
(※もしくは、まとまった資金を用意できるまでにある程度の時間が掛かってしまいます)

つまりトレード技術が身に付く前に過度なリスクを取って資金を溶かしてしまえば、せっかくトレード技術が身に付いたと思った頃には、

 

もう資金がない。。

 

という状態になりかねません。

ですから、資金を守り長期的にFXの世界で生き残っていくということを考えると資金管理2%ルールを適用すべきです。

資金管理2%ルールだと資金を溶かして退場することはほぼないので何度でも相場へ挑戦することができますし、トレード経験を積んでいればトレード技術が身に付いてくるのでそのうち稼げるようになっていきます。

その時が来るまで資金は必ず残しておくべきです。

なお、この辺りはなぜFXは資金管理が重要なのか?【その理由を解説します】の記事で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。

  • なぜ「資金管理2%ルール」がベストなのか?
  • なぜ勝てる売買ルールを持っているのに資金を溶かして退場してしまうのか?
  • 資金管理の具体的な方法

などを説明していますので、資金管理の重要性が分かるかなと思います。

 

2.短期勝負なら資金管理は無視

一転変わって、短期勝負なら資金管理は完全無視です。

自分が取れる最大のリスクを取ってください。

例えば、投資元本が10万の場合、

【資金管理30%ルール】

1回のトレードにおける損失許容額は「最大3万円」
(=約3回負ければ退場)

でもいいですし、

【資金管理50%ルール】

1回のトレードにおける損失許容額は「最大5万円」
(=2回負ければ退場)

でも良いです。

時と場合によっては、

【資金管理100%ルール】

1回のトレードにおける損失許容額は「最大10万円」
(=負ければ一発退場)

で勝負してもいいかもしれません。

当然、リスクとリターンの倍率は同じなのでリスクを取った分だけ得られる金額も大きくなります。

例えば資金管理100%、損切ラインまでの距離が20pipsだった場合、勝負できるロット数は5ロット(50万通貨)となり、

【レバレッジ500倍】

のトレードとなります。

仮に40pipsで利益確定した場合、20万円の儲けですので、

「10万+20万=30万」

と一気に資金を増やすことが可能です。

もちろんその反対に、負けた場合は一発で10万円を失ってしまう可能性もあるので、そのリスクを呑むことができるか?がこの短期勝負の際のポイントです。

ちなみに、こういうリスクが高いトレードをしていると、

 

そんなにリスク取ったら、そのうち資金溶かすよ

 

と言われる可能性が高いですが、そんな意見は無視です。

そんなことは覚悟の上で勝負しているのですから、他人にとやかく言われる筋合いはありません。

FXの適正レバレッジまとめ

いかがでしたでしょうか?

「適正レバレッジを自分で決める」という考えそのものが間違いであることをよく理解していただけたでしょうか。

レバレッジの倍率というものは、

  • 総資金に占める1トレードあたりの損失許容額

  • 損切ラインまでのpips(距離)

の2つから「自動的に」導き出されるものであり、決してあなた自身が決めるものではありません。

 

「レバレッジは何倍が妥当なの?」と考えること自体が全く無意味な行為なのです

 

よって、あなたがまず考えるべきことは適正なレバレッジの倍率なんかではなく、

「1トレードにおける最大リスク(=負けた時の金額)を総資金の何%以内に抑えるか?」

ということです。

これを決めてしまえば、あとはその時その時のトレードにおける損切ラインまでの距離から自動的にロット数(=レバレッジの倍率)が導き出される、ということを分かっていただけたらOKです。

ここで必要になってくる損切りラインの設定に関しては、FXの損切りラインはどこに置くべきか?【プロのFXトレーダーが徹底解説】をご覧ください。

 

FXの損切りラインはどこに置くべきか?【プロのFXトレーダーが徹底解説】
今回は、「FXの損切りラインってどこに置けばいいんだろうか?何か明確なルールとかあるのかな?プロのFXトレーダーはどこに損切りラインを置いているのだろう?」という疑問に答えていきます。結論から言うと、損切りラインをどこに置くか?は明確な決まりが1つあり、その決まり通りに行えば「FXの損切りラインってどこに置けばいいんだろうか?」と悩むことはなくなります。

 

ということで、

「資金管理を行っていればレバレッジの倍率は自動的に決まるものだから、プロのFXトレーダーはレバレッジが何倍とかは頭によぎりもしない」

ということを理解し、あなたの「素人脳」を一歩「トレーダー脳」にステップアップさせてください。

資金管理はFXで重要な3つの軸の一つですので初心者のうちからしっかりと学び実行しましょう。

では、この記事に関して質問やご意見などなどありましたらこちらよりお待ちしています。

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