XMの税金は本当に高いのか?実際に調べてみた

XM(エックスエム)

※本記事はプロモーションを含みます。

「XM(海外FX)は税金が高くて、国内FXは税金が安い」

多くのトレーダーがこのようなイメージを持っていると思いますが、必ずしもXMの方が税金が高く、国内FXの方が税金が安いという訳ではありません。

むしろ、(後述しますが)年間のトレード利益が820万円に満たない場合は国内FXよりもXMの方が税金は安くなるので、

「XM(海外FX)は税金が高くて、国内FXは税金が安い」

というイメージは全くの【嘘】ということになります。

 

みんな、先入観で「海外FX=税金が高い」と思い込みすぎですよ。

 

日本人の多くの方が国内FX業者を使っていますが、年間820万円以上のトレード利益を上げられていない人がほとんどなので、実は必要以上に税金を支払っていることになります。

 

そこで本記事では、

「XM(海外FX)は税金が高くて、国内FXは税金が安い」

という皆が思い込んでいるイメージの真実を確かめるために、

  • XM(海外FX)と国内FXの税金の種類&税額の求め方の違い
  • なぜ年間820万円未満だとXMの方が税金が安いのか?
  • 海外FX=税金が高いと多くの人が思うようになった理由

などについて詳しく解説していきたいと思います。

「XM(海外FX)=税金が高い」と何となくの先入観で思い込んでいる方は、是非今回の記事をお読みください。

意外にもXM(海外FX)の税金はそんなに高くないということに気づくはずです。

今回お伝えする内容は専業トレーダーであることが前提です。

というのも海外FXによって得た利益の税額は、

  • サラリーマン(独身or家庭持ち)との兼業トレーダーなのか?
  • 学生なのか?
  • 専業主婦なのか?

などによって変わるからです。

XM(海外FX)と国内FXの税金の種類の違い

まず最初に、XM(海外FX)と国内FXの税金の種類の違いを見ていきます。

2022年10月現在の税法では、XM(海外FX)で得た利益には【総合課税】、国内FXで得た利益には【申告分離課税】が適用されることになっています。

 

両方ともに同じ「雑所得」に分類されますが、課税方式は違います

 

総合課税と申告分離課税の一番の違いは、総合課税はFXで得た利益が大きければ大きいほど課される税率が増える(=超過累進課税方式)のに対して、申告分離課税はFXで得た利益の大きさに関係なく一定の税率が課されることです。

  • 総合課税:稼げば稼ぐほど税率は上がる
  • 申告分離課税:いくら稼ごうが税率は同じ

これが、

「XM(海外FX)は税金が高くて、国内FXは税金が安い」

というイメージの元になった原因だと思われます。

しかし実際は、稼ぐ金額によってはXM(海外FX)の方が税金が安いので、

「XM(海外FX)は税金が高くて、国内FXは税金が安い」

と一概には言えません。

XM(海外FX)と国内FXの税率の違い

では次にXM(海外FX)と国内FXの税率の違いを見ていきましょう。

XM(海外FX) 国内FX
最大55% 一律20%

1. XM(海外FX)の場合

まずXM(海外FX)で得た利益に適用される総合課税の税率についてです。

総合課税は稼げば稼ぐほど税率が上がる超過累進課税ですので、トレードで得た利益額によって税率が変わります。

 

最大税率は55%にもなります!

 

具体的には下記の表の通りです。

(※これにプラスして復興特別所得税が掛かりますが話がややこしくなるのでここでは割愛します)

稼ぐ金額が上がるにつれ、税率も上がっていくのが分かりますね。

ちなみに、上記表を見て、

 

年間のトレード利益が500万円の場合、500万円に対して30%だから支払い税額は150万円!

 

と勘違いしている人が多いですが、それは正しくありません。
(※多くのFXサイトにもこのような間違った記述がたくさんあります)

右側に控除額というものがありますので、この金額を150万円から引く必要があります。

ですので、支払い税額は、

150万円 − 42万7,500円 = 107万2,500円

となります。

なお、「控除額」にある金額は実際に控除される金額という訳ではなく、超過累進課税方式の計算を簡単にするためだけのものです。

実際の計算方法は、年間のトレード利益が500万円の場合、

  • 195万円までは15%(195万 × 15% = 29万2,500円)
  • 330万円までの135万円に対して20%(135万 × 20% = 27万円)
  • 500万円までの170万円に対して30%(170万 × 30% = 51万円)

という風に各段階の利益額に応じて決められた税率を掛けていきます。

そして最後に各利益額にかかる税額を合計し↓

29万2,500円 + 27万円 + 51万円 = 107万2,500円

と、支払い税額を求めます。

利益額 税率 支払い税額
195万円 15% 29万2,500円
135万円 20% 27万円
170万円 30% 51万円
合計 107万2,500円

ただ、いちいちこんな風に計算していたら面倒なので、年間利益額に税率を掛けた金額から控除額の金額を引くことで税金の計算を簡素化しています。

ですので、いちいち下記のようなことをしなくても↓

  • 195万円までは15%(195万 × 15% = 29万2,500円)
  • 330万円までの135万円に対して20%(135万 × 20% = 27万円)
  • 500万円までの170万円に対して30%(170万 × 30% = 51万円)

500万円に30%を掛け、そこから42万7,500円を差し引けば支払い税額を簡単に計算することができます。

500万 × 30% − 427,500円 = 107万2,500円

これが超過累進課税の正しい表の見方です。

 

勘違いしている人かなり多いので、本記事で学び正しく見れるようになりましょう

 

今回は超過累進課税方式の計算の方法を分かりやすくお伝えするためトレード利益500万に対してそのまま税率30%を適用しましたが、実際は500万円の利益から各種所得控除を差し引き、まず課税所得金額をはじき出します。

そしてその課税所得金額に対して累進課税の税率が適用されるので実際に支払う税額はもっと少ないです。

詳細は後述します。

2. 国内FXの場合

国内FXで得たトレード利益には申告分離課税が適用されますので、どれだけ稼いでも

「一律20%(所得税15%:住民税5%)」

です。

(※厳密には、これにプラスして復興特別所得税:0.315%が掛かりますが話が複雑になるので今回は割愛します)

稼いだ金額に関係なく一律20%の税金を取られますので、100万円だろうが、500万円だろうが、1億円だろうが常に20%となります。

 

年間5,000万稼ごうが1億稼ごうが一律20%の税金しかかかりませんので、トレードでそれなりの金額を稼げる人にとってはかなりのメリットです。

 

それなりの金額を稼げれば、ですけどね・・・

 

【国内FXで500万円のトレード利益を得た場合の税額】

500万円 × 20% = 100万円

XM(海外FX)と国内FXの税額の求め方の違い

次に、XM(海外FX)と国内FXの税額の求め方の違いを見ていきます。

分かりやすいように年間のトレード利益:500万円で説明していきます。

1. XM(海外FX)の場合

まずは、XM(海外FX)で500万円のトレード利益を得た場合の税額の求め方をお伝えします。

XM(海外FX)で得た利益は「雑所得-総合課税」となるので、通常の給与所得と同じように、

  • 基礎控除や配偶者控除
  • 扶養控除
  • 社会保険料や生命保険料の控除など

をトレード利益:500万円から差し引き、その差し引いた額に超過累進課税の税率が適用されます。

 

多くの人が勘違いしていますが、トレード利益:500万にそのまま税金がかかるのではありませんよ

 

【XM(海外FX)でトレード利益を得た場合の税額の求め方】

Step1:
トレード利益 ー 各種所得控除 = 課税所得金額

Step2:
課税所得金額 × 税率 − 控除額 = 支払い税額

ですので、XM(海外FX)で年間500万円稼いだ場合は、

Step1:課税所得金額を計算する

500万円 ー 48万(基礎控除) ー 56万円(社会保険料控除) = 396万円

Step2:支払い税額を計算する

396万円 × 30% − 427,500円 = 76万500円

※社会保険料控除額は年収500万程度の自営業・フリーランスの平均金額。また、代表的な所得控除のみを差し引きましたが、例えば配偶者がいる方はこれにプラスして配偶者控除も差し引くことができますし、生命保険にも入っていれば生命保険料控除も差し引くことができますので課税所得金額をもっと下げることが可能です。この控除額に関してはその人の置かれている状況によって様々です。

となり、支払い税額は76万500円です。

覚えておいて欲しいことは、

「XM(海外FX)で得た利益に関しては利益額にそのまま税率が適用されるのではなく、得た利益から各種所得控除を引いた課税所得金額に対して税率が適用される」

ということです。

ここを多くの人が勘違いしており、ほぼ全てのFXサイトで間違った説明がなされております。

2. 国内FXの場合

次に国内FXで500万円のトレード利益を得た場合の税額の求め方です。

国内FXには申告分離課税が適用されますが、申告分離課税の場合、利益実額に対して控除なしで20%の税率が適用されます。

 

つまり、海外FXのように様々な控除が受けられないので利益額にそのまま税金がかかります

 

ですので、国内FXで年間500万円稼いだ場合は、

500万円 × 20% = 100万円

となり、支払い税額は100万円です。

 

なんと年間のトレード利益が500万円の場合は海外FXの方が税金が安くなりますね↓

 

▼年間500万円稼いだ場合の税額の比較表

XM(海外FX) 国内FX
76万5,000円 100万円

(※税金が高い方を赤字で表記)

820万円未満だとXM(海外FX)の方が支払い税額は少ない

「XM(海外FX)は税金が高くて、国内FXは税金が安い」

と多くの人が先入観で思いこんでいるので、いかなる利益の場合も国内FXの方が支払い税額が少ないと勘違いしている人がほとんどですが、実は年間820万円以上稼げないならXM(海外FX)の支払い税額は少ないです。

これは実際に計算したらすぐに分かることですので、今からXM(海外FX)で820万円稼いだ場合と国内FXで820万円稼いだ場合の支払い税額を計算してみましょう。

【XMで年間820万稼いだ時の税額】

■課税所得:
820万 ー 48万(基礎控除) ー 80万(社会保険料控除) = 692万

■支払い税額:
692万 × 30% ー 42万7,500円 = 164万8,000円

(※社会保険料控除額は年収800万程度の自営業・フリーランスの平均金額)

【国内FXで年間820万円稼いだ時の税額】

820万円×20%=164万円

XM(海外FX)で得た利益の場合は、年間のトレード利益から各種控除額を引いた課税所得金額に対して超過累進課税の税率がかかるので年間820万円くらいが海外FXと国内FXのブレークイーブンポイントだということが理解頂けると思います。

 

実際は控除額(※家族持ちであれば控除額はもっと増えます)によって支払い税額が変わるので820万円確定とは言えませんが、とは言え、ブレークイーブンポイントの金額はだいたい780万~850万くらいの間となります

 

試しに、820万全の前後である年間700万稼いだ場合と年間900万円稼いだ場合の支払い税額もそれぞれ計算してみましょう。

【XMで年間700万稼いだ時の税額】

■課税所得:
700万 ー 48万(基礎控除) ー 71万(社会保険料控除) = 581万

■支払い税額:
581万 × 30% ー 42万7,500円 = 131万5,500円

(※社会保険料控除額は年収700万程度の自営業・フリーランスの平均金額)

【国内FXで年間700万円稼いだ時の税額】

700万円×20%=140万円

▼年間700万円稼いだ場合の税額の比較表

XM(海外FX) 国内FX
131万5,500円 140万円

(※税金が高い方を赤字で表記)

 

700万円の場合、XM(海外FX)の方が支払い税額が少ないですね

 

次に年間900万円稼いだ場合の支払い税額を見ていきます。

【XMで年間900万稼いだ時の税額】

■課税所得:
900万 ー 48万(基礎控除) ー 89万(社会保険料控除) = 763万

■支払い税額:
763万 × 33% ー 63万6,000円 = 188万1,900円

(※社会保険料控除額は年収900万程度の自営業・フリーランスの平均金額)

【国内FXで年間900万円稼いだ時の税額】

900万円×20%=180万円

▼年間900万円稼いだ場合の税額の比較表

XM(海外FX) 国内FX
188万1,900円 180万円

(※税金が高い方を赤字で表記)

 

900万円の場合、国内FXの方が支払い税額は少なくなりますね

 

このように年間820万以上稼げて初めてXM(海外FX)の支払い税額の方が高くなるので、国内FX業者の方が税金が安いからお勧めだという主張は、年間820万以上の金額を稼げるトレーダーの場合の話であり、多くのトレーダーにとってはXMを使う方が税金が安くなります。

 

年間820万未満の場合、海外FX業者(累進課税)の方が税率は安く済みますよ。

 

そして多くの人が年間820万円も稼げないのにも関わらず国内FX業者を使っているので、実は必要より多くの税金を支払っていることになります

 

「年間330万円未満の場合はXMの方が安い」という記載は全て間違い

ネット上にある記事を見てみると、多くのFXサイトで

『海外FXと国内FXで得た利益に対する税額のブレークイーブンポイントは330万円である』

と記載されています。

↓↓↓

↑↑↑

ですが、もうお分かりの通りこれは2つの観点から間違っています。

1つ目は下記の累進課税の税率表の↓

赤枠内の税率20%と申告分離課税の20%を同じに見ていること。

※補足:

超過累進課税の計算方法である、

  • 195万円までは15%(195万 × 15% = 29万2,500円)
  • 330万円までの135万円に対して20%(135万 × 20% = 27万円)

この概念が分かっておらず、330万円全てに対して20%の税率が適用されると勘違いしています。

2つ目は、

「海外FXの場合は年間のトレード利益から各種控除額を引いた課税所得金額に対して超過累進課税の税率がかかるということを分かっていないこと」

です。

試しに、XM(海外FX)で年間330万円を稼いだ場合の支払い税額を計算してみましょうか。

【XMで年間330万円稼いだ時の税額】

■課税所得:
330万 ー 48万(基礎控除) ー 41万(社会保険料控除) = 241万

■支払い税額:
241万 × 20% ー 9万7,500円 = 38万4,500円

(※社会保険料控除額は年収300万程度の自営業・フリーランスの平均金額)

となり、支払い税額は38万4,500円です。

対して国内FXで年間330万円稼いだ時の支払い税額は、

【国内FXで年間330万円稼いだ時の税額】

330万円×20%=66万円

となり、圧倒的にXM(海外FX)の方が支払い税額が安くなるので、

『海外FXと国内FXで得た利益に対する税額のブレークイーブンポイントは330万円である』

というのは全くの嘘であるということが分かります。

▼年間330万円稼いだ場合の税額の比較表

XM(海外FX) 国内FX
38万4,500円 66万円

(※税金が高い方を赤字で表記)

また、この他にも海外FXと国内FXで得た利益に対する税額のブレークイーブンポイントは432万円であると記載しているサイトもありますが、これも 、

「海外FXの場合は年間のトレード利益から各種控除額を引いた課税所得金額に対して超過累進課税の税率がかかるということを分かっていない」

ので間違いです。

【XMで年間432万円稼いだ時の税額】

■課税所得:
432万 ー 48万(基礎控除) ー 50万(社会保険料控除) = 334万

■支払い税額:
334万 × 30% ー 42万7,500円 = 57万4,500円

(※社会保険料控除額は年収300万程度の自営業・フリーランスの平均金額)

【国内FXで年間330万円稼いだ時の税額】

432万円×20%=86万4,000円

▼年間432万円稼いだ場合の税額の比較表

XM(海外FX) 国内FX
57万4,500円 86万4,000円

(※税金が高い方を赤字で表記)

このように多くのサイトでは、

  1. 超過累進課税の税率表の正しい見方を分かっていない
  2. 海外FXの場合、年間のトレード利益から各種控除額を引いた課税所得金額に対して税率がかかることを分かっていない

という2点から間違った記述が多いので注意しましょう。

XMの税金は本当に高いのか?まとめ

一般的には、

「XM(海外FX)は税金が高くて、国内FXは税金が安い」

と思われていますが、年間820万円未満のトレード利益(専業トレーダーの場合)なら国内FX業者よりもXMで取引したほうが税金が安くなることが明確にお分かりいただけたと思います。

もう一度ポイントをおさらいすると、【820万円】という金額が

  • XMで取引するか
  • 国内FXで取引するか

のボーダーラインなのですが、多くの人にとってFXで年間820万円以上の利益を出すのはかなり難しいのが実情なので、税金面から見ても国内FXを使う理由は特にありません。

【金融先物取引業協会のFX実態調査による利益額/損失額の割合】

【利益額】

  • 利益額100万円以上:7.5%
  • 利益額50万円以上~100万円未満:7.1%
  • 利益額20万円以上~50万円未満:10.1%
  • 利益額0~20万円未満:35.6%

【損失額】

  • 損失額0~-20万円未満:28.4%
  • 損失額-20万円以上~-50万円未満:5.9%
  • 損失額-50万円以上~-100万円未満:2.2%
  • 損失額-100万円以上:3.2%

引用:「FX実態調査(外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査)」 金融先物取引業協会

また国内FXはゼロカットシステムも搭載されていませんから追証(≒借金)リスクというとんでもない恐怖とも隣り合わせです。

 

 

つまり、

  1. 年間820万円未満なら国内FXの方が税金が高い
  2. ゼロカットシステムが搭載されていないので追証(≒借金)リスクもある

という2つの点から国内FXを使う理由は全くなく、税金も安く・追証リスクもないXMを使う方が多くの人にとって合理的だと思います。

ということで、これまでXMはなんとなく税金が高いと思って使っていなかった人は是非この機会にXMでの取引を始めてみてはいかがでしょうか。

 

XMの唯一とも言えるネックである税金の問題が片付いたのですから、ゼロカットシステムや各種ボーナス・トレードの取引環境から鑑みてXMを使う方が国内FXを使うよりもメリットが大きいでしょう

 

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