こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら)
今回は、
FXの1日のエントリー回数ってだいたいどれくらいなんだろう?
1日のエントリー回数の目安(ベストな回数)が知りたいな
この疑問に答えます。
FXを始めたての人は1日あたりのエントリー回数の目安を知りたがりますが、結論から言うと、1日のエントリー回数に目安なんかありませんし、適切なエントリー回数というのもありません。
1日単位でエントリー回数を考えることに、何の意味もありません。
巷のブログに、
デイトレード:1日に2〜5回くらい
スイングトレード:1週間に3回くらい
といったものがエントリー回数の目安として掲載されており、かつ自分の生活スタイルから適切なトレード回数を見つけていきましょうと書かれているものが多いので、
「1日のエントリー回数はどれくらいがベストなのだろうか?」
といった考えになってしまうのも無理はないですが、FXトレードの本質から理解すればエントリー回数の目安など考える必要すらないことが分かってもらえると思います。
では、なぜ、
「1日のエントリー回数の目安が知りたい」
「1日のエントリー回数はどれくらいがベストなのだろうか?」
と、こういった考えを持つ必要がないのか?
そして、FXで勝ち続けるためにはどういった考え方を持たなければならないのか?
それを本記事で詳しく解説していきますので、是非ご覧ください。
参考程度に、私の1ヶ月間の平均エントリー回数も紹介していますよ
エントリー回数は相場次第なので我々が決めることではない
- 1日のエントリー回数の目安が知りたい
- 1日のエントリー回数はどれくらいがベストなのだろうか?
こういった考えが間違っている理由、それは、
【相場の優位性に合わせてトレードするのがFXトレーダーの仕事】
と言う大事なルールに反しており、相場の状況を無視してエントリーの回数をある程度決めようとする自己都合的でわがままな考え方だからです。
先ほども言いましたが、
【相場の優位性に合わせてトレードするのがFXトレーダーの仕事】
というのがトレードをする際の基本的な考え方なので、我々がトレードできるかどうかは全て相場次第です。
日によっては勝てる確率の高いエントリーポイントが何度も出現することもあれば、1度も現れないこともあります。
これは週単位で見ても同じことであり、週によっては勝てる確率の高いエントリーポイントが何度も出現する週もあれば、1度も現れない週もあります。
このブログで何度もお伝えしていますが、我々トレーダーは勝てる確率の高いエントリーポイントが相場に出現した時だけエントリーするのが仕事です。
そして、そういった局面(=勝てる確率の高いエントリーポイント)が来るかどうかは完全に【相場次第】なので、自分ではどうすることもできません。
当たり前ですが、我々が相場を操ることはできませんよね。
だから相場の値動きに合わせて勝てる確率の高いエントリーポイントが来るまで待つしかないのです
勝てる確率の高いエントリーポイントが1週間来なければ1週間ずっとノーエントリーですし、たまたま勝てる確率の高いエントリーポイントが毎日来る週であれば、毎日エントリーすることができます。
このように、どんなに優秀なトレーダーでもエントリーできるかどうかは【相場次第】なので、1日のエントリー回数の目安を知ったり、ベストなエントリー回数は何回なんだろう?と考えたりすることは全くの無意味なのです。
大事なのは、エントリー回数が何回だとかそういうことではありません。
エントリー回数に関係なく勝てる確率の高いポイントが来たらエントリーし、来なければエントリーしない、ということです
冒頭でもお伝えしたように、多くのFXブログで、
デイトレード:1日に2〜5回くらい
スイングトレード:1週間に3回くらい
などと書かれているので、目安を知ることに意味があるかのように勘違いしてしまうのも分かります。
ですが、
【相場の優位性に合わせてトレードするのがFXトレーダーの仕事】
という根本が分かっていれば、エントリー回数の目安を知りたいという発想自体が間違っていることが理解できると思います。
「トレーダーは相場の状況に合わせるのが仕事であり、自己都合を一切持ち込んではいけない」
ということが分かっていない方はトレードで勝てる思考回路を持っていないということなので、本記事を読み、
【相場の優位性に合わせてトレードするのがFXトレーダーの仕事】
ということを自分の脳内に染み込ませていきましょう。
「ここを獲りにいくにはどうしたらいいのか?」(←ほとんどの人がこの思考)
というものから、
「どこまで待ったら勝てるようになるのか?そしてそれはなぜなのか?」
という思考へと変化させていくことが重要です。
前者は相場の優位性を獲りにいくのではなく自己都合のわがままを相場に押し付けているトレードです。
後者は言うまでもなくただ相場の優位性のみを追いかけるトレードです。
by 年間5億円以上稼ぐスーパートレーダー
参考:私のエントリー回数
参考までに私のエントリー回数を紹介しておきます。
私の1通貨ペアの平均エントリー回数は1週間に1〜2回あるかないか、1ヶ月で見ても5〜8回程度です。
何度も言いますが、あくまでも平均すると上記回数くらいということです。
1週間ノーエントリーという週もありますし、1週間に4回トレードする時もあります。
全ては相場のその時の状況次第です
現在8通貨ペアを監視していますので、トレード回数は単純に上記の8倍あると思う方も多いかもしれませんが、単純に1通貨ペアのトレード回数×7倍という訳ではありません。
監視通貨によっては、1ヶ月間ずっとノーエントリーという月もありますし、1年を通してチャンスが少ない通貨ペアというのもありますので、1通貨ペアのトレード回数×8倍よりはかなり少ない数字です。
【私のFX監視通貨ペア】
- USD/JPY
- EUR/USD
- GBP/USD
- AUD/USD
- USD/CHF
- USD/CAD
- GBP/JPY
- EUR/JPY
【FX以外】
- BTC/USD(ビットコインドル)
- ETH/USD(イーサリアムドル)
- GOLD(ゴールド)
- JP225(日経225)
- US100(ナスダック100)
- US30(NYダウ)
- US500(S&P500)
- XTI/USD(WTI原油)
FXトレーダー=相場の奴隷
最後に、勘違いしている人が多いので補足しておきますが、
「FXトレーダーは相場の奴隷」
です。
いくらエントリー回数の目安を決めたところで、「勝てる確率の高い局面」が来なければその日は何もすることができません。
全ては相場の状況次第なので、自分でエントリーチャンスが来るタイミングを操作することはもちろんできませんし、
今日まだエントリーしていないや
と変に焦って、勝てる確率が高い局面ではないのに無理矢理エントリーしても負けて無駄な損失を被るだけです。
FXトレーダーというものは、ひたすら相場の状況に合わせたタイミングでしか稼くことはできず、全て相場の状況に合わせて動いていく必要があるということを深く理解してください。
ですから「1日のエントリー回数はどれくらいがベストなのだろうか?」と考えること自体が全くの無意味です。
正解は、エントリー回数は相場状況による、です。
FXは、他の一般的な仕事のように、自分で何かを決めて自分で積極的に行動をしていき目標をクリアしていくという類のもではありませんので、一般的な仕事の価値観を持ってこないよう注意が必要です。
このブログで何度もお伝えしていますが、FXと一般社会では前提となる構造が全くの【真逆】ですので、FXの世界に一般社会の常識・価値観・成功法則を持ち込まないようにしましょう。
なお、この辺りに関しては、FXで1日何pips稼ぐといった目標が間違っている理由【FXにおいて目標設定は不要です】にて詳しく解説していますので、是非そちらをご覧ください。
FXのエントリー回数まとめ
FXのエントリー回数について私の意見をお伝えしてきました。
- 1日のエントリー回数の目安が知りたい
- 1日のエントリー回数はどれくらいがベストなのだろうか?
このように考える人は非常に多いですが、エントリーできるかどうかは【相場次第】なので、1日のエントリー回数の目安を知ったり、ベストなエントリー回数は何回なんだろう?と考えること自体が無意味で間違っていることが理解できたと思います。
エントリー回数の目安などを考えてしまうと、その目安を達成しようとするバイアスが絶対にかかってしまうので、勝てる確率が高い局面でもないのに無理やり理由をこじ付けてトレードしてしまう可能性が非常に高くなり、資産を安定して増やすというトレード本来の目的を見失ってしまいます。
適切なエントリー回数は1日何回!みたいなものが頭に入ってしまうと、相場の優位性に合わせて動いていくというFXの基本ができなくなり、どうしても自己都合のわがままを相場に押し付けてしまうようになってしまいます
ですので、
「相場の優位性に合わせてトレードするのがFXトレーダーの仕事」
「FXトレーダーは相場の奴隷である」
ということを脳内に強く叩き込み、エントリーの回数をある程度こちらで決めるという自己都合的でわがままな考え方を今すぐに捨て去りましょう。
トレーダーの仕事は、1日1回エントリーすることではなく、勝てる確率の高いエントリーポイントが来るまでしっかり待ってそこで利益をあげることですから、エントリーすることが目的となってしまわないように注意してください。
ということで今回は以上です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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