押し目買いの成功確率を上げる5つのコツを伝授【これで押し目買いのだましを回避できる】

FX初心者向け

こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら

今回は、

 

押し目と思ってエントリーしたら、上昇することなく反転してスグに損切りに合ってしまった..

 

とか、

 

押し目でエントリーした後少しだけ上昇したがレートは伸びることなく反転、あえなく損切りされてしまった..

 

といったような、押し目買いがあまり上手くいかない人に向けて、

「押し目買いの成功確率を上げるコツ(だましを回避する方法)」

を伝授していきたいと思います。

押し目買いはFXトレードの最も基本的な売買方法ですしエントリーチャンスも多いですから、押し目買いで安定して勝つことができないと、トータルプラスの利益を出すことは限りなく不可能に近いです。

安定して稼げるようになるために、今回の記事で『成功率の高い押し目買いの方法』を学んで欲しいと思います。

ということで、

・押し目買いしてもいまいち上手くいかない
・押し目買いしても失敗するケースの方が多い
・押し目買いのだましを回避する方法が知りたい

という方は、是非最後までご覧ください。

なお、今回の記事は押し目買いに特化して解説していますが、押し目買いの逆である戻り売りも全く同じ原理ですので、今回の記事を参考にご自身で戻り売りを研究してみてください。

【この記事を読んで分かること】

・押し目買いの成功率を高める方法が分かる
・押し目買いのだましを回避する方法が分かる

※注意:

今回の記事は、FXでレートが大きく伸びるポイントを教えます【勝ちトレーダーはどこでエントリーしているのか?】の内容を前提に話を進めます。

この内容が分かっていないと今回の記事を正しく理解することはできませんので、必ず先に上記記事をお読みください。

押し目買いの成功率を高めるコツ

押し目買いの成功率を高めるコツは、ずばり、

「反転する根拠(=優位性)が重なった押し目でのみエントリーを行う」

というものです。

押し目買いを実行するための根拠というのは色々と存在しますが、なるべく多くの根拠が重なった押し目でのみポジションを取ることで高勝率・高収益が見込めます。

 

つまり、押し目買いをしても上手くいかない人は、根拠が薄い押し目ポイント(例えば、移動平均線タッチだけとか)でエントリーしてしまっていることが原因です。勝てるトレーダーは根拠が重複していない押し目では決してエントリーしません

 

では、押し目買いの成功率を高めるための反転根拠にはどのようなものがあるのでしょうか?

基本的には下記の5つです。

これらの根拠が重なれば重なるほど、高確率で反転し、レートは伸びていきます。

 

ちなみに私は、フィボナッチを除く4つの要素が重なっている押し目じゃないとエントリーしません。詳しくはリアルトレードの記事をお読み頂き、私がどのような根拠で押し目買い(or戻り売り)をしているのかチェックしてみてください

 

では、1つずつ解説していきます。

1.水平ライン(トレンドライン含む)に支えられているか?

まず1つ目の反転根拠は、水平ラインに支えられているか?ということですね。

■その1

■その2

最も良いのはレジサポラインに支えらることですが、過去から意識されているラインであれば別にレジサポラインじゃなくても構いません。

多くのトレーダーはラインを反転ポイントとして意識し注文を入れてきますのでラインによってレートが支えられれば、相場は一旦これ以下の価格で取引することを拒否したことと同意になり、その後の反転・上昇に対して非常に高い優位性をもちます。

チャートはトレーダーの意識の集合体ともいえるので、ラインは多くのトレーダーの意識が傾くところです。

そして意識されたところに注文が溜まり、注文が溜まるからこそレートは反転・再上昇していくのです。

なお、ライン付近での『トレーダーの心理』と『それに伴う注文状況』を知りたい方は、

▶︎FXの水平線でのトレーダーの心理はどうなっている?【水平線の投資家心理を詳しく解説】

▶︎レジサポ転換はなぜ起こるのか?その発生原理を徹底解説【ヒント:投資家心理と注文の集中】

の記事で勉強してください。

なぜ、ライン付近で反転し、そして上昇していくのか?つまり、なぜ押し目の根拠として有効なのかが理解できると思います。

2.上向きの上位足移動平均線に下から支えられているか?(&グランビルの法則)

2つ目の反転根拠は、上向きの上位足移動平均線に下から支えられているか?というものです。

(※できれば上向きの移動平均線に支えられているのが一番良いですが、最低でも水平になっているかどうかは確認ください。下向きの移動平均線に支えられている場合は上に伸びる優位性はかなり低いです)

 

先ほどの水平ラインによる支えを「水平の圧力」、移動平均線による支えを「斜めの圧力」と呼んだりします

 

移動平均線とは、ある特定期間における終値の平均値を結んだラインであり、相場の大局的な方向を示すと共に、「売り勢力」と「買い勢力」のどちらが強いのか?ということをわかりやすく表してくれるものです。

 

 

例えば、移動平均線が上を向いて走っているということは、その期間内の終値の平均値がどんどん 上がっていっているということであり、「売るトレーダー」より「買うトレーダー」の方が多い状況が続いているということです。

ですからその流れに沿って「買いポジションを持つこと」に優位性があると言えます。

逆に、移動平均線が下を向いて走っているということは、その期間内の終値の平均値がどんどん下がっていっているということであり、買うトレーダーより売るトレーダーの方が多い状況が続いているということです。

ですからその流れに沿って「売りポジションを持つこと」に優位性があると言えます。

つまり、下記チャートの押し目買いポイントのように、

上向きの移動平均線によってレートが支えられるということは、「売るトレーダー」より「買うトレーダー」の方が多いということであり、そういった局面で押し目買いをしていくことは非常に優位性が高いと考えることができます。

また、移動平均線には「グランビルの法則」が働き、皆このグランビルの法則を知っているので、移動平均線が押し目買いのポイントとして意識されます。

先ほどの章で少しお伝えしましたが、チャートというのは【トレーダーの意識の集合体】ですので、多くのトレーダーがグランビルの法則による移動平均線の押し目買いを意識すれば、そこに多くの注文が入ることになり、結果、反転・再上昇していくのです。

移動平均線は多くのFXトレーダーがチャートに表示させていると思いますが、多くの人は何となく表示させているだけであり、移動平均線の本質を理解していません。

ですので、移動平均線の本質について理解してもらうために、FXの移動平均線の本当の意味やその使い方をプロトレーダーが徹底解説【多くの人は分かっていない】という記事を書きましたので是非ご覧ください。

3.下位足がトレンド転換してくるまで待っているか?

押し目買いの成功率を上げる要素のうちの3つ目は、下位足がトレンド転換を確定させてくるポイント(下記チャートのピンク矢印)まで待っているか?ということです。

上昇トレンド中の押し目ですから、基本的には「上目線」&買い待ちの姿勢で正しいのですが、その押し目を形成するために一時的に下げているわけですから、その部分を下位足で見ると下降トレンド(もしくはトレンドレス状態)になっていることが多いです。

下降トレンドということは、買っているトレーダーよりも売っているトレーダーの方が多い状態、かつ買いたいトレーダーより売りたいトレーダーの方が多い状態なので、「下方向」への優位性が高いということになり、下位足だけで見ると【売り】を検討する局面です。

ですので、いくら押し目ポイントだとしても、下位足がトレンド転換してくる前の段階では、

上位足トレーダー:買いたい
下位足トレーダー:売りたい

なので、両者の思惑が一致せず「買い勢力」と「売り勢力」が戦っている局面となります。

こういった場合でも基本的には上位足トレンドが勝つので、上位足のトレンド方向に回帰してくることを期待して早めにポジションを持っていくことも否定はしません。

が、

上位足の買い勢力が、下位足の売り勢力に負けて、そのまま下げていくことも充分に考えられますので、押し目買いの成功率を高めたければ下位足がトレンド転換してくるまで待つべきです。

下位足がトレンド転換してくれば、

上位足トレーダー:買いたい
下位足トレーダー:買いたい

と、両者の思惑が一致してくることになりますので、上方向に伸びていく優位性が高くなります。

なお、この辺りの詳しい内容については、押し目買いの具体的なエントリータイミングをチャートを使って解説【高勝率です】にて纏めていますので、そちらをご確認ください。

押し目買いの具体的なエントリータイミングをチャートを使って解説【高勝率です】
今回はブログ読者の方から、「押し目買いのタイミングを知りたい。どのタイミングでエントリーしていいのか分からず、早すぎたり遅すぎたりするので押し目買いのタイミングを教えて欲しい」という質問がきましたので、これに答えていきます。押し目買いの具体的なエントリータイミングを知りたい方は是非お読みください。

4.フィボナッチによる支えがあるか?

押し目買いの成功率を上げる要素の4つ目は、フィボナッチによる支えがあるか?というものです。

フィボナッチも水平ライン同様に多くの人が意識していますから、反転根拠のうちの1つとなります。

 

ただ、個人的にはフィボナッチはそこまで気にしていません。あくまでも1つの目安として見るくらいです。補助的な役割として使っています

 

フィボナッチで最も意識されるのは黄金比率と呼ばれる「38.2%」「61.8%」、そして半値戻しである「50%」のラインです。

 

61.8%は戻しが大きすぎますので、私は「38.2%」と「50%」のラインのみを意識しています

 

こういった意識される数値のラインでレートが下げ止まり、反転の兆しを見せてこれば押し目買いを検討できる局面となります。

5.近くに抵抗勢力がいないか?

最後の根拠は、押し目買いしようとしているポイントの近くに抵抗勢力(=反対売買勢力)がいないか?ということです。

この、

「押し目買いしようとしているポイントの近くに抵抗勢力(=反対売買勢力)がいないか?」

ということが、押し目買いの成功率を上げる5つの要素の中で最も重要な要素となります。

 

まぁ、一言で言うと上位足に逆らっていないか?ということですね。あなたが買おうとしているその局面は、上位足トレーダーからしたら「絶好の戻り売りポイント」の場所になっていないですか?ってことです

 

押し目買いする際の抵抗勢力というのは主に、以下の2つが挙げられます。

【抵抗勢力(=反対売買勢力)】

1.より上位足からの戻り売り勢力
2.強固なレジスタンスラインからの戻り売り勢力

これらの抵抗勢力が近くにいる場合、たとえレジサポラインや移動平均線・フィボナッチに支えられ、下位足でトレンド転換してきたとしても(=複数の根拠が重なったとしても)、レートが伸びていく可能性は低いです。

絶好の押し目買いポイントだ!と思って下記のピンク矢印で買っても↓↓↓

近くに抵抗勢力がいる場合は、すぐに切り返されて損切りにかかってしまいます↓↓↓

上記チャートの局面は、4時間足チャートで見ると↓

日足レベルの絶好の戻り売りポイントであり、押し目買いをしたすぐ近くに日足トレーダー達の戻り売り勢力が大量にいたということです。

押し目買いが成功するかどうかは、

「近くに抵抗勢力がいないかどうか」

にかかっていると言っても過言ではなく、押し目買いする際は必ず抵抗勢力の存在を確認すべきです。

 

「押し目でエントリーした後少しだけ上昇したがレートは伸びることなく反転、あえなく損切りされてしまった」というケースのほとんどはこれですね

 

※注意:

さらっと抵抗勢力の存在について書きましたが、正直トレードで一番難しいのはこの抵抗勢力が近くにいるかどうかを見極めることです。

この5.の項目については他の4つの要素とは違い、一長一短で身に付くものor確認できるものではありません(※水平ラインとかMAとかフィボとかはすぐに確認することができますが)。

抵抗勢力を認知するためには、地道に勉強を続け・トレードを行い、分析していきながら、徐々にチャートを読むスキルを高めて見極める力をつけていく必要があると認識しておいてください。

なお、この「抵抗勢力の見極め」に関しては、FXでレートが大きく伸びるポイントを教えます【勝ちトレーダーはどこでエントリーしているのか?】という記事の、

「伸びるポイントの条件その2:近くに反対勢力がいない(もしくは弱い)

という章にて詳しく解説していますので、そちらをご確認ください。

多くのFXサイトやFX本で、押し目買いの説明欄にこの

「抵抗勢力を見極める必要がある」

ということが書かれていないのが圧倒的に【謎】です。

トレードとは反対勢力までの距離が近いところではトレードできない訳ですが、この事実を知らずにトレードしてしまっているトレーダーはめちゃくちゃ多いです。

以上が、押し目買いの成功率を上げる5つの根拠(=要素)となります。

もう一度最後に纏めておきます。

【押し目買いの成功率を上げる5つの根拠(=要素)】

1.水平ライン(トレンドライン含む)に支えられているか?
2.移動平均線に支えられているか?(&グランビルの法則)
3.下位足がトレンド転換してくるまで待っているか?
4.フィボナッチによる支えがあるか?
5.近くに抵抗勢力がいないか?(マルチタイムフレーム分析できているか)

(※それぞれの項目にジャンプすることができるようにしていますので、忘れた項目があれば再度そこの項目をお読みください)

根拠が積み重なった押し目でのみエントリーを行う

押し目買いの成功確率を高める【秘訣】は、これまでに説明した5つの根拠(=要素)がなるべく多く重なっているポイントでのみ押し目買いをすることです。

根拠は1つよりは2つ、2つよりは3つ、と多い方が当然成功確率は上がります。

冒頭でも言いましたが、常勝トレーダーは根拠が弱い押し目でポジションを取ることはなく、必ず複数の根拠が積み重なっている押し目でのみエントリーを行います。

 

押し目買いに限らず、ポジションを持つ際は複数の根拠が積み重なっているかを確認します

 

そうすることで勝率・利益率の高いトレードが可能になり、結果として毎月安定した収益を稼ぐことができているのです。

ですので、押し目買いの成功率をあげたいならば最低でも3つ以上の根拠がなければトレードを見送るべきです。

複数の根拠が重なった押し目はそう簡単に出現しませんのでトレード回数は減りますが、無駄な損失を避け、高勝率で高収益が見込める押し目買いポイントのみでトレードを繰り返すことで安定して資金を増やすことできるようになります。

利益を安定的に積み上げていくには、

・優位性の低い局面
・自分がトレードすべきではない局面

をしっかりとトレード対象から外していかにトレードしないか、いかに無駄な損失をださないかということがとても大切です。

優位性の高い局面は相場にそう頻繁に現れませんので、そういった局面を待ってばかりだとトレード回数も減ってなかなか稼げないようにも感じますが、優位性の低い所で手を出してしまうと、

・勝率は落として、
・無駄な損失は増えて、
・その後、損失分をまた勝たないといけない

ので時間がかかります。

結局は、優位性の高い局面が来るのをしっかり待ってそこだけを獲り切っていくというのが資金を増やすための近道です。

勝てるポイントを血眼になって探すというよりも負けやすい局面・優位性の低い局面というのを徹底的に排除していくという風な姿勢でチャートを見るとまた違う景色も見えてくるのかなと思います。

複数の根拠が積み重なった押し目を実際のチャートで見てみる

下記チャートをご覧ください。

(1)水平ラインによる支え
(2)上向きの上位足移動平均線による支え
(3)下位足のトレンド転換
(4)近くに抵抗勢力がいない

という4つの根拠が重なった押し目のポイントです。

私ならピンク矢印の部分で買いエントリーしますが、実際にその後の実際の値動きとして強烈に上昇していますよね。

理由は簡単で、

・水平ラインタッチを根拠に押し目買いする人
・移動平均線による支えやグランビルの法則を根拠に押し目買いする人
・下位足のトレンド転換を根拠に押し目買いする人
・直上に抵抗勢力がいないことを確認して押し目買いする人
・上記要素が積み重なっていることを根拠に押し目買いする人

など様々な思惑の買い注文がこの押し目ポイントで入り、買い注文が集中するからです。

 

実際にはここに「売り方の損切り注文」も加わっているのですが、話がややこしくなりますのでここでは説明は割愛します

 

つまり、上記チャートの押し目は、

・移動平均線の傾きやレートとの位置関係
・移動平均線に対してのグランビルの法則
・レジサポ水平ラインによる強固な支え
・下位足の値動きが安値切り上げ高値更新による上昇へのトレンド転換のチャートパターン

などの上昇に対する根拠が重なっていて、ピンク矢印で買いエントリーして負けるイメージが全く沸かない押し目なので、絶対に買い注文を入れないといけない押し目です。

押し目買いのコツまとめ

いかがでしたでしょうか。

押し目買いが上手くいかないと悩んでいる方に向けて、

「押し目買いの成功確率を上げるコツ(だましを回避する方法)」

を解説してきました。

結論としては、複数の根拠(=優位性)が積み重なった押し目でのみポジションを持つ、ということでした。

そして、押し目買いの成功率を上げる5つの反転根拠(=要素)は下記の5つでしたね。

これらのうち最低でも3つ以上の根拠が揃っていない押し目でポジションを取ることは、高勝率・高収益の押し目買いトレードを目指しているならば辞めておくべきです。

 

無駄な損失を無くすことに最大限の配慮をしていますので、私は4つ以上揃わないとトレードしないと決めています

 

今回の記事で、

「どういった押し目でポジションを取れば押し目買いの成功率を高められるか?」

を理解してもらえたと思いますので、今後押し目買いをする際は、その押し目には根拠がいくつあるのか?を考えた上でポジションを持つかどうかの判断をしてみてください。

きっと、以前よりは押し目買いで負けることが少なくなると思います。

ということで今回は以上です。

何か不明点等あればこちらの問い合わせフォームより何なりとご質問ください。

分かる範囲でお答えさせて頂きます。

では!

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読んだその日から即実践できる超具体的な内容に仕上げましたので、今すぐ読んでいただき是非明日からのトレードのスキル向上にお役立てください。

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