こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら)
今日は、
・FXで大損する人がいるって聞くけど本当なの?
・どうして大損するの?大損するパターンはあるの?
・大損だけならまだしも元金以上の損失を出して借金を背負うことはあるの?
という疑問に答えます。
結論から言うと、FXでは「大損すること」も「借金を背負わされて人生終了すること」も両方あり、実際にそういう人はたくさん存在しています。
ひぇ〜〜、FXってやっぱり恐いや
と思われたかもしれませんが、そうならない為の方法があるので大丈夫です。
FXで大損する人達には共通する
【3つの鉄板パターン】
というものがあり、それらさえ押さえておけば大損することはないです。
(※借金については海外FX業者を使っていれば背負うことはありません、詳しくは後述します)
正しい知識さえあればFXで大損して資金を溶かすことはありませんので、今回の内容をしっかりと頭に入れて相場に挑んでください。
では、FXで大損して資金を溶かす人達に共通する【3つの鉄板パターン】とは何か?
それは、下記の3つです。
【大損する3つの鉄板パターン】
その1:損切りできずにズルズルいって強制ロスカット
その2:無限ナンピンして資金なくなり強制ロスカット
その3:下手糞なのに無謀な大ロットをぶち込み一発退場
大損して退場していく人は、例外なくこの3つのどれかのトレードをしています。
一言で言うと、相場に対する【知識】も【技術】もない素人トレーダーだということです。
この3つのパターン全てをやらなければ、大損するなんてことはまずあり得ません。
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
大損パターン1:損切りできずにズルズルいって強制ロスカット
相場に対する【知識】や【技術】がなく、感情でトレードをしている下手くそ素人トレーダーが最もやりがちな大損パターンです。
チャートで言えば以下のようなパターンです↓↓↓
お恥ずかしながら私もこのパターンによる大損を2回経験しています。。
実際のチャートで見てみると、1回目は下記のチャートのとき↓↓↓
2回目は下記のチャートのときに↓↓↓
損切りできず、投資元金を全額溶かして一発退場しました。
金額でいうと1回目は「30万」の強制ロスカット、2回目は「160万」の強制ロスカットを食らっています。
当時の私もそうですが、このパターンで大損こいて退場していくトレーダー達は、
・損切りラインを入れていてもレートがそのラインに近づいてきたら損切りラインをズルズルずらしてしまう
・その後も損切りせずに戻ってくることを期待して祈っている
・トータルで勝てばいいことを分かっていない
などの特徴が挙げられます。
完全に素人丸出しですね。。
こんなんで安定的に勝てるはずがありません。
FXの基本は「損小利大」
FXトレードの基本原則は「損小利大」です。
「利大」だけでなく「損小」という言葉が頭についているのは、トレードではどんなに凄いスーパートレーダーでも損失をゼロにすることは不可能であり、絶対に損失が発生するからです。
だからこそ、
その損失をいかに小さくするかがトレードで勝つ秘訣だよ
といういことを、この言葉が表してくれているのです。
FXトレードは未来の値動きに賭ける行為なので「勝率100%」なんてものは1億%ありえません。
何千万・何億と稼いでいるスーパートレーダー達も当たり前のように負けています。
しかし、彼らは想定していた思惑方向とは違う方向にレートが動いたとき、潔くさっさと「損切り」することで損失額を限りなく小さくして資金を守り、次のトレードチャンスに備えているのです。
「負けはできるだけ小さく、利益はできるだけ大きく(=まさに損小利大)」することで、トータルで見たときに勝てることを彼らは分かっているからです。
僕は自社のトレーダーに関して統計を取っているけれど、最高のトレーダーでさえ利益を上げるトレードは63%にすぎない。
ほとんどのトレーダーの勝ちトレード比率は50%から55%。
つまり間違いを犯す確率は非常に高い。
そうだとすれば、損失は出来る限り小さく、利益を上げられるときはより確実にそれを大きなものにしなければならない。
by スティーブ・コーエン(年収2,300億円):米国の株式トレーダーでありヘッジファンドSAC社の創業者
利益を積上げられない人は、いかに損切り・損失から逃れるかに腐心し、安定した成績を残し続けるトレーダーは、損切りをトレードの一部分として受け入れて損失を適切にコントロールしています。どう勝つかという情報ばかりで、いかにリスクを限定し損切りラインを設定するかが本当は最も重要なのです。 pic.twitter.com/1KQhrqhAMX
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2019年1月7日
利益を積み上げているトレーダーも途中必ず負けており、負けないトレーダーは存在しないのです。直近の取引で負けても、週末・月末にはきっちり利益を残している。それが可能なのは逆説的ですが、最終的に勝つために適切に負けているからであり、適切に負けられないから最終的な勝者になれないのです。 pic.twitter.com/qM9jvWAX3U
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2018年11月29日
勝ち続けているトレーダーも、全ての取引に勝てるはずもなく、必ず損切りしています。損切りして負ける取引が当然のようにあっても、週末にはきっちりプラスで勝って終えているのです。そうするためには、いかに損切りラインを設定し損失を制御していくか、トレーダーの技量は負け方にこそ表われます。 pic.twitter.com/lVdjG8rzgb
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2018年7月30日
一方、大損して退場していくトレーダー達は1回1回の勝負にこだわり、かつ自分のポジションに思い入れを持つため、本来損切りしなければいけない局面においても、
いつかは戻ってくる
などの妄想をして損切りをせずに含み損をドンドン拡大させていきます。
いつかレートが戻ってくることを期待して祈って待っているのです。
ここで損切りしなかったら、もしかしたら元に戻ってきて利益が出るかもしれない!
と思って損切りしない気持ちも分かりますが、ダメです。
もしかするとレートが戻ってきて助かる場合も何度かはあるかもしれませんが、それを続けているといずれは戻ってこない時が来るので、その時に全資産を飛ばして退場させらるでしょう。
長い目で見てトレードで安定して勝ち続けていくためには、するべき時に確実に損切りしていくことは必須の条件です。
トレードとはトータルで勝つもの
トレードの目的は資金を増やすことです。
ですから1回1回の勝敗にこだわる必要はなく、何度も勝負した上でトータルで勝てば(=資金が増えれば)よいのです。
1回1回の勝ち負けではなく、優位性のあるトレードを続けたときにトータルで利益になるかどうか?の方が100倍大事です。
仮に勝率70%のトレーダーでも100回のうち30回は負けるのですから、トータルで利益を残していくには、正しい損切りを行い、いかに「負けの損失額を少なくしていくか」がポイントとなります。
何勝何敗と考えることにも意味はない。
問われるのは勝率ではなくトータルでどれだけの損得になっているのかという絶対額だから。
重要なのは勝率ではなく、トータルの利益。
そう考えられるかどうかが勝つ為の鍵となる
cis(230億円トレーダー)
引用:一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 -230億円稼いだ勝つ思考-
損切りの早さでいえば、今の僕はトレーダーのなかでも上位に入ると思う。
買った値段は関係なく、得していても損していても、これから下がりそうだと思ったらすぐに売ってしまう。
初心者はこの損切りができずにつまづきやすい。
「損したくない、損を認めたくない」
という人間的な感情が、相場では敗北につながる。
すばやい損切りはものすごく重要。
これはテクニックというよりは心構えに近い。
cis(230億円トレーダー)
引用:一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 -230億円稼いだ勝つ思考-
僕の場合、利益になる取引は3割くらいしかない。
小さな損を重ねながらも、たまに大きな得をしようという発想。
これが逆になり、小さな得をいっぱいしていて、たまに大きな損をするようになっていると要注意。
cis(230億円トレーダー)
引用:一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 -230億円稼いだ勝つ思考-
重要なのは、損をしないことではなく、大きな損をしないこと。
大ケガだけはしないようにする、という方針で僕は今の資産を築いた。
cis(230億円トレーダー)
引用:一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 -230億円稼いだ勝つ思考-
「重要なのは、損をしないことではなく、大きな損をしないこと」
とcis(230億円トレーダー)さんが言っているように、損切りを必ず行い、損失を最小限に抑えることを心がけることが何よりも大事です。
大損パターン2:無限ナンピンして資金がなくなり強制ロスカット
2つ目の大損する鉄板パターンです。
これは、「上がり過ぎ・下がり過ぎ」という勝手な思い込みから、トレンド転換のサインが出てもいないのに、トレンドに逆らい逆張りトレードをするという素人トレーダーに多いパターンです。
チャートで見るとこんな感じです↓↓↓
上記チャートを例に出すと、
さすがにもう底でしょ
という何の根拠もない勝手な思い込みで下落トレンドにも関わらず買ってしまいます。
その後さらに下がっても損切りせず(=できず)に、
いやいや今度こそさすがにもう底でしょ
でナンピン。
その後さらに下がり、またナンピン。
ということを繰り返していきます。
トレンドが転換していない以上、そのトレンドは基本的に継続していきますから、このような相場局面で
さすがに下がり過ぎ
という自分の勝手な思い込みによって無限ナンピンをし続けていると、いずれ証拠金を維持できなくなり強制ロスカットされます。
YouTubeでよくアップされている「大損した動画」はこのパターンが非常に多いですね。
みんなトレンドに逆らったトレードをしており、負けを認めずに何度もナンピンしています。
この動画の人もそうですが、方向は圧倒的に「下」にも関わらず、何の根拠もなく逆張りロングの無限ナンピンをしまくって「-130万」の強制ロスカットを喰らっています。
なんでこんな所で買おうと思ったのか全く意味不明ですね。。
下手くそ過ぎるのでこの動画は反面教師的に見ておいた方がいいです。
トレンドは基本的に継続するので下手くそが逆張りするのは危険
トレンドというものは基本的に継続するものです。
その理由は下記のTwitterでもつぶやいていますが、
相場は基本的に大きな流れに逆らえない。何故なら大きな流れが出ているという事は既に多数の群衆がそちらを向いているという事であり、その流れが変わる為にはある程度の力が必要になってくるから。という事はその群衆の方向に乗っかっていく方が期待値が高い。慣性の法則をイメージすると分かりやすい pic.twitter.com/rL4roZeJx2
— 100億円トレーダー (@million_trader8) 2019年8月15日
今出ているトレンドが変わるには「ある程度の力」が必要になってくるからです。
慣性の法則をイメージされると分かりやすいと思います。
落下し始めたら、何かの力が加わらないとそのまま落下は続きます。
チャートも同じで、落下が始まったらある程度の力(=買い)が入ってこないとその落下は止まりません。
そして、いつその力(=買い)が入ってくるかは誰にも分かりません。
分かるのはその力(=買い)が入った後です。
ではどうやったらその力(=買い)が入ったと分かるのでしょうか?
それは安値が切り上がった時です。
下降しているものが反転上昇していく為には、安値が切り上がる必要があります。
安値が切り上がらずに上昇していくことはできません。
ですから、安値が切り上がるのを確認してから買っても全く遅くなく、
さすがに下がり過ぎっしょ!ここで反転してくるだろうから買おう!
という何の根拠もない勝手な考えで、まだ下げている途中に買ってはいけないのです。
「上がり過ぎ・下がり過ぎ」という自分の勝手な思い込みによってトレードするのではなく、チャートが示している事実(=安値が切り上がった・高値が切り下がった等)に基づいてトレードしていくことが勝つ為の秘訣です。
今現在買われていることで上がっている、売られていることで下がっている、というのは明確な事実としてそこにある。
であればマーケットの潮目に沿って行動するのがいちばん勝つ可能性が高い。
cis(230億円トレーダー)
引用:一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 -230億円稼いだ勝つ思考-
大損パターン3:下手なのに無謀な大ロットをぶち込み一発退場
3つ目は、手っ取り早く儲けたいがためにレバレッジを上げて自分の能力以上のロットをぶち込み、大損&退場していくパターンです。
私もこのパターンでの大損&退場を何度も何度も何度も経験していますよ(苦笑)
確かにレバレッジを上げれば、儲かる金額も大きくなります。
しかしながら負けた時の金額も大きくなるので、負けたら一瞬で退場です。
ハイレバレッジは、上手な人が使うと少ない元手でも短期間で一気に資産を増やすことができる【魔法の杖】ですが、下手な人が使うと一瞬で【破滅】します。
ですからトレード技術がない下手くそなトレーダーがレバレッジを上げて手っ取り早く儲けようとすると、いずれ資金を溶かして退場することは火を見るよりも明らかなので辞めておいた方がいいでしょう。
このパターンで大損&退場していくトレーダー達に共通するのは、上2つのパターンと同様、
「目先の1回1回のトレードで大きく儲けることしか頭になく、トータルで勝つという考えが欠落している」
ことです。
トレードというものは一攫千金や一発逆転を狙うものではありません。
目先の1回の結果に執着するよりも、トータルで勝つことに執着し、5年後・10年後をイメージしながら時間と資金管理を味方につけてコツコツと資産を増やしていくビジネスです。
ですから、金輪際、
この1回のトレードで大きく儲けてやるぜ!ヒヒヒ
などという考えを持たないことです。
トレードは焦る者から散っていきますよ。
多くのトレーダーが、できるだけ早く・大きく稼ぎたいという想いから、大きなリスクをとって最終的に散っていきます。目先の短期的な視点しか持てず、数年後をイメージしながら時間と資金管理を味方につけて、コツコツと利益を積み上げることができないのです。トレードは、焦る者から散っていきます。 pic.twitter.com/mz2lJWaBmB
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2018年9月10日
理論上、薄い紙もたった23回折るだけで、その厚さは富士山の高さに到達します。はじめはすごく緩やかでも、ある時を境に一気に上昇カーブを描き始めます。目先のpipsばかりで、時間や複利・資金管理をしっかり味方につけて、数年後の資金をイメージしながらトレードしているトレーダーは少ないのです。 pic.twitter.com/xo4jq5AfiT
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2018年3月7日
例えば資金10万円に対して1万通貨で、単純にその割合で複利運用して日々20pipsを獲り続けることができれば、一年半で1億になります(あくまで単純計算)。初めは僅かな利益でも、取引の安定と資金管理・時間を味方につけることで大きく育ちます。トレードは、焦って短期的に利益を獲るものではないのです pic.twitter.com/DHIKH8tzcg
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2018年7月10日
国内FX業者を使っていれば借金を背負わされる可能性もあるので要注意!
この記事の冒頭で、
>FXでは「大損すること」も「借金を背負わされて人生終了すること」も両方あり
ということを書きました。
もしあなたが国内FX業者を使っているのなら、大損するだけではなく、更に【借金まで背負わされて人生終了】させられる可能性がありますので注意が必要です。
え!?なんで?
なぜ国内FX業者を使っていたら借金を背負わされてしまうか?については、FXで借金したくなければ国内FX業者を使わない方がいい理由【国内FX業者は危険】の記事に詳しく書いていますので、そちらをお読みください。
国内FX業者は、自分たちの決済システムの遅延やトラブルが原因でトレーダーにマイナスを発生させた場合であっても、その【責任】をトレーダーになすりつけ、マイナス分を追証という形で我々に請求してきますから、本当に気をつけた方がいいですよ。
借金を背負いたくなければ、「ゼロカットシステム」を採用している海外FX業者を使ってください。
私は、海外FX業者最大手のXM(エックスエム)を使ってトレードしています。
なお、XMについてのより詳しい説明はXMの評判はどう?XM歴8年の私が徹底レビュー【XMの安定性・メリット/デメリットなど全て解説】でしていますので、そちらをご覧ください
どれだけトレードが下手くそであっても、海外FX業者を使っていれば自分が入金した金額以上の損失を被ることは絶対にありませんから、安心してトレードに臨むことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大損するトレーダー達に共通する【3つの鉄板パターン】が分かって頂けたかと思います。
【大損する3つの鉄板パターン】
その1:損切りできずにズルズルいって強制ロスカット
その2:無限ナンピンして資金なくなり強制ロスカット
その3:下手糞なのに無謀な大ロットをぶち込み一発退場
これら3つ全てに共通することは
「目先の1回1回のトレードで大きく儲けることしか頭になく、トータルで勝つという考えが欠落している」
ということです。
何度も言うように、トレードはトータルで勝つものであり1回1回の勝敗にはあまり意味がありません。
1回1回の結果はランダムであり、そのトレードが勝つか負けるかは誰にも分かりません。
ですが、
「勝ったり負けたりを繰り返しながらも結局のところはトータルでプラスになるような優位性のあるトレード手法」
を持っていれば、トータルで見た時に必ず勝つことができます。
その為には、「勝ったり負けたりを繰り返しながらも結局のところはトータルでプラスになるような優位性のある売買ルール(=トレード手法)」をまず持つ必要があります。
正の期待値ゲームとは、勝つ可能性がプレーヤー側にあるゲームのことだ。
トレードではこの正の期待値の手法がなければ、優秀な資金管理や強靭なメンタルがあっても勝てない。 #トレーダー— なおき@FX (@Expectedvaiue) 2019年4月5日
しかし、FXで大損するトレーダー達はトータルで見たときに利益が残るような優位性のある売買ルールを持っていません。
持っていないからこそトータルで見たときに勝てるかどうか分からないため、1つ1つのトレードの勝ち負けを意識してしまいます。
そして1回でも負けることができないと考え、それが損切りできない心理に繋がっているのです。
そうならないために、大損して退場していくトレーダー達にまず必要なのは、
「トータルでプラスになるような優位性のある売買ルール(=トレード手法)」
を持つことが必要です。
何故なら、それを持っていれば、
優位性のある売買ルールを既に確立しているんだから、それを忠実に続けていればそりゃトータルで勝つでしょう
くらいに考えられ、1回1回の勝ち負けにこだわらなくなるからです。
FXの世界で生き残りたければ、「正の期待値(=確率的優位性)を持つ売買ルール」をあなた自身が試行錯誤して作り上げてください。
そうすれば、今回の記事でお伝えしたような【3つの鉄板パターン】のトレードをしなくなりますから大損して退場していくことはなくなるでしょう。
みなさんの健闘を応援しています。
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