こんにちは、100億円トレーダーです。
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2023年11月6日のAUD/USDのトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
▼リアルトレード動画はこちら
今回のトレード利益は下記の通り。
では、日足から順に見ていきます。
15分足以外のチャートのキャプチャを撮るのを忘れていましたので、日足・4時間足・1時間足は事後チャートでの解説となります。
ご了承ください。
日足
日足は上昇トレンド中。
ですが、日足レベルで何度も止められている高値ライン&週足MAで頭を抑えられている状況です。
日足レベルで何度も止められている高値ラインは週足チャートで見てもはっきりと認識できますね(=週足レベルの戻り高値ライン)↓
ですので、この辺は、
- 下から買ってきて利益を得ているトレーダー達の利確の売り
- 週足レベルの戻り売り
- 何度も止められている日足高値ライン到達からの逆張りの売り
といった感じで売り圧力が強く、かつ、日足MAとレートが大幅に乖離しており、日足MAまでの乖離を埋めるグランビルの法則(=日足レベルの押し目形成のための下落)も働きやすいため売りを検討する局面となります。
4時間足
4時間足も上昇トレンド中。
ですが、直近高値が日足レベルで何度も止められている高値ライン&週足MAに抑えられ、4時間足MAとも大幅に乖離しているのでその乖離を埋めるために下げてきやすい局面です。
今回のトレードは4時間足MAまでの乖離を埋める動き=4時間足レベルの押し目形成のための下落を獲りにいくトレードとなりますね
1時間足
1時間足も上昇トレンド中。
ですが、先ほどから何度もお伝えしているように、日足レベルで何度も止められている高値ライン&週足MAに頭を抑えられて1時間足レベルのトリプルトップを形成してきています。
また、ガンガンに上向きだった1時間足MAが完全に勢いを無くし、水平になってきています。
このブログで何度も言っていますが、移動平均線が水平になるということはその期間(※本件で言えば20期間:1時間足トレーダー)のレートの平均値の上昇がなくなったことを示しており、その期間内のトレーダーの行動が、
「上の価格」
よりも
「下の価格」
を求めることが多くなってきたということです。
買い勢力優位だったのが徐々にその力を弱め、逆に売り勢力が強くなってきたということですね
そのような中、1時間足で認識できるトリプルトップを形成し、そのネックラインを割ってこようかという展開になってきました。
ネックラインを割ってくれば1時間足レベルで下降トレンド転換が確定するので、これ以上「上」にいけないという合図を相場が出したことになり、下げ方向に対してかなり優位性が高くなります。
プラスして今回私がショートエントリーしところには3つの売り注文が集中していました。
下記の3つです。
簡単に1つずつ解説していきます。
1. これまでの上昇で買いポジションを保有していたトレーダーの決済注文
これまでにずっとレートが上昇してきているということは、買いポジションを保有しているトレーダーが大勢いるということです。
基本的に彼らは安値をつけるたびに決済ラインを移動してきますから、今回私がショートエントリーした安値直下には大量の決済注文(=売り注文)が入っています。
これが注文の集中その1です。
2. 直近で買ったトレーダーの損切り注文
注文の集中その2は、
「直近で買ったトレーダーの損切り注文」
です。
上記画像を見れば分かる通り、1時間足レベルの安値で何度も買われています。
▼15分足チャートを見るとよく分かります
1時間足レベルではまだ上昇トレンド中ですので、
ここは絶好の押し目だ!
という感じで、このネックライン付近から押し目買いをしてきたトレーダーがたくさんいたのでしょう。
このネックラインから買ったトレーダーというのは基本的にこのネックライン直下に損切り注文(=売り注文※緑線)を入れています。
つまりこのネックラインから買われれば買われるほど、ネックライン直下には損切りの売り注文が溜まっていくことになります。
ということは、このラインを割ってきたらそれらの損切り注文を巻き込み一気に下げていきます。
▼15分足チャートを見るとよく分かります
3. ネックライン割れによる新規の売り注文
注文の集中その3は、
「ネックライン割れによる新規の売り注文」
です。
日足・4時間足の章でお伝えしましたが、今回の局面は日足レベルで何度も止められている高値ライン&週足MAに頭を抑えられて1時間足レベルでトリプルトップを形成してこようかという局面です。
ですので、売り圧力は相当強く、トリプルトップのネックライン割れで新規のショートポジションを建ててくるトレーダーは相当数います。
また、それだけでなく、
- これまでの上昇で買いポジションを保有していたトレーダーの決済注文(=売り)
- 直近で買ったトレーダーの損切り注文(=売り)
という2つの売り注文が大量に入っていることが分かっている賢明なトレーダーもこのネックライン直下に新規のショートポジションを建ててきますので、ネックライン直下には相当数の売り注文が溜まっているのです。
15分足
そのような上位足相場環境の中、1時間足レベルのトリプルトップ内(赤線)で15分足レベルで6回ほど高値をつけてきました。
ネックラインを割ることで1時間足レベルの下降トレンド転換が確定しますので、ネックライン割れに売り注文を仕掛けました(ピンク矢印)。
結果
1回目の利確
チャネルライン下限に到達してきましたのでここで半分のポジションを決済しました。
2回目の利確
残り半分のポジションは、15分足レベルで高値をつけるたびに決済ラインを移動させていましたが↓
引き下げていた決済ラインをレートが割ってきましたのでそこで全決済となりました。
▼今回のトレードの決済ポイントまとめ
以上の解説を踏まえて、再度リアルトレード動画をご覧いただくとより理解が深まるかなと思います。
..ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
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