こんにちは、100億円トレーダーです。
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2020年6月2日のドル円(USD/JPY)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
今回も1時間足レベルのトレードとなりますので、15分足の解説はありません
では、日足から順に見ていきます。
日足
短期的なダウで日足を捉えると、安値切り上げ高値更新をしているので上昇トレンド中です。
また、日足MAも下からレートを受けてきており、傾きも上方向なので日足MAに対する押し目買い圧力が働く局面となります。
かつ、下記チャートをご覧頂くと分かる通り、サポートされているラインが直近の高安値の半値ライン(フィボ50%ライン)で止まっており、固いラインであることが分かります。
ですが、週足や長期的な日足のダウで見ると、依然として下降トレンド中であり↓↓↓
■週足レベルのダウ
■長期的な日足レベルのダウ
日足レベルの戻り高値のラインに何度もレート抑えられて相当強いレジスタンスラインを築いています。
また、上からレートを押さえるように週足MAが迫ってきており、週足レベルの戻り売りが入りやすい局面でもあります(移動平均線によるレジスタンス圧力)。
このように、
「押し目買い勢力」
と
「戻り売り勢力」
がバチバチにやりあっている最中ではありますが(だからここしばらくレンジ相場なのです)、
・日足上昇トレンド中なので下がってきたら買いたいと考えるトレーダーがそもそも多い
・下からレートを受けてきている上昇中の日足MAの存在
等から、買い優勢と判断しました。
日足移動平均線とレートとの関係を見ても、日足MAを一旦上抜けてのワンクッショングランビル第3波を形成してこようかという局面でもありますので、上方向の優位性の方が下方向の優位性よりも高いと言えます。
もちろん、直上には長期的な日足ダウの戻り高値からなる抵抗帯が存在していますので、あまり伸びずに切り返されて反転してくるリスクも考慮しておきます
4時間足
4時間足レベルでは戻り高値を超えていないため、下降トレンド中ではありますが、日足レベルの安値切り上げポイント(=フィボ50%ライン)の中で4時間足レベルで安値を切り上げてきていますので、上方向への優位性が高いことが分かります。
今回の一番のポイントは直近まで日足レベルのサポートラインとして機能していたライン(黒い太線)を割ってきたのに、スグに切り返し、その後安値切り上げをしてきてもう一度サポートラインに支えられてきたことですね。これらのことから「買い圧力」が相当強いことが分かります
もちろん、先ほど日足のところで説明したように直上には長期的な日足ダウの戻り高値からなる抵抗帯が存在していますので、売り圧力もそれなりには高いことが考えられますが、少なくとも直近では安値切り上げをしてきているので「買い圧力」の方が強いと判断できます。
また、4時間足レベルの安値切り上げポイントのライン(=黒い太線)は↓
過去からずっと機能しているレジサポラインであり、相当強固なラインであることが分かります。
こういった強固なラインによってレートが支えられたことで、相場は一旦これ以下の価格で取引することを拒否したことと同意となり、その後の反転・上昇に対して非常に高い優位性をもつことになります。
また、日足(赤)と4時間足(青)の移動平均線同士の関係性を見ても、日足MAに対して4時間足MAが収斂から拡散していくポイントであり、直近のネックラインを超えてくれば4時間足MAの方向が日足MAの方向と同じ向きになるため、上げ方向への優位性がかなり高まる局面です。
イメージとしてはこんな感じです。
1時間足
そのような上位足相場環境の中、4時間足レベルの安値切り上げポイントの中で、1時間足レベルのWボトムを形成してきましたので、そのWボトムネックライン越えに買い注文を仕掛けました(ピンク矢印)。
Wボトムのネックラインを超えてくることで1時間足レベルで上昇トレンドに転換してくることになります
結果
注文が入った後は、1時間足MAに一旦ワンクッションした後、レートが伸びていきました。
急激にレートが上昇したので、こまめに決済ラインを移動させ、引き上げていた決済ラインに引っかかりそこで全決済となりました。
4時間足で見ると、下記のポイントとなります。
ちょうど4時間足レベルで引けていた大きなチャネルライン上限あたりで決済されましたね。90pipsくらい獲れたトレードとなりました
■今回のトレードのリスクリワード
ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
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