こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら)
2022年7月1日のユーロドル(EUR/USD)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
なお、同時期にGBP/USDのリアルトレード動画を撮っていたので本トレードのリアルトレード動画はありません。
また日足・4時間足のキャプチャを撮り忘れていたので、事後チャートでの解説となります。ご了承ください
今回のトレード利益は下記の通り。
最初のポジション(-17万円×2のやつ)は狩られてしまったので、もう一度入り直しています。
▼15分足チャート
では、日足から順に見ていきましょう。
日足
日足は戻り高値を超えて上昇トレンド転換しましたが、週足でも認識できる安値に抑えられて(※黒太線)ダブルトップを形成した後、ネックラインを割ってきてからの最初の戻しなので短期的には下降トレンド中。
ですので、下方向への優位性が高い状態となります。
とは言え、前回安値付近でレートが下げ止まっており、週足・日足レベルの大きなダブルボトムを形成してきていますので、下からの買い圧力も強く直近安値付近まで下げてくると注意が必要です。
4時間足
4時間足は下降トレンド中。
そんな中、4時間足でも明確に認識できる戻り目(=高値切り下げポイント)を形成してきました。
しかもその戻り目がずっと意識されているレジサポ転換ライン(※下記チャートの黒太線)に抑えられているので、かなり上値が重く、レジスタンスが強固であることが分かります。
このブログで何度も何度もお伝えしていますが、こういった強固なラインによってレートが抑えられたことで、相場は一旦これ以上「上」の価格で取引することを拒否したことと同意となり、その後の反転・下落に対して非常に高い優位性をもつことになります。
相場は基本的に「上」にいくか「下」にいくかの二択ですので、強固なレジスタンスラインに抑えられて「上」に行けないとなると「下」に行くしかなくなります。
よって、レジスタンスラインに抑えられた時点で下方向への優位性の方が強くなります
また、4時間足MAを見ても、
- 傾きはガンガンに下向き
- レートを上から抑えている
ので、4時間足MAに対するグランビルの法則が働きます。
ですので、損切りにあう確率は低く、下方向へ下落していく優位性は非常に高いと判断することができます。
1時間足
そのような上位足相場環境の中で、4時間足レベルの高値切り下げポイント(赤線)の中で1時間足レベルの高値切り下げ(青線)を形成してきました。
直近安値を更新してくることで、高値切り下げ安値更新と1時間足レベルで下降トレンド転換が確定しますので直近安値抜けに売り注文を仕掛けたいところでしたが、直近安値抜けでのエントリーだとリスクリワードが合わないので、15分足レベルの押し安値割れで売り注文を仕掛けました。
▼15分足チャート
4時間足(赤線)と1時間足(青線)の移動平均線同士の関係を見ても、1時間足MA(青線)が4時間足MA(赤線)に対して収束から拡散するポイントです。
また、15分足チャートを見ても、15分足MA(青線)が1時間足MA(赤線)に対して収束から拡散するポイントでもありますので、グランビルの中のグランビルということになり15分足の押し安値を抜けてくれば下方向への優位性はかなり高くなります。
▼概念図
(※ちなみにこれらの時間軸の概念が理解できないうちは勝つのは難しいです)
補足:一度損切りにかかっています
本トレードの前にエントリーしていてそれは一旦損切りにかかっています。
一度損切りにかかりましたが、下方向への優位性は消えていないので再度入り直した次第です。
結果
1回目の利確
最初の目標ラインを直近安値にしていたので、そこにあらかじめ決済注文を入れておきました。
そのラインにレートが到達しましたので、ここで半分のポジションが利確されました。
2回目の利確
残り半分のポジションは引き下げていた決済ラインをレートが抜けてきましたのでそこで全決済となりました。
▼今回のトレードの決済ポイントまとめ
1時間足チャート
15分足チャート
..ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
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