こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら)
今回は、
逆行せずに一気にレートが伸びていくようなエントリーポイントが知りたい。
そんな都合の良いエントリーポイントはあるんだろうか?
という疑問に答えます。
エントリーしたら逆行せずに一気にレートが伸びていって欲しい!というのはトレーダー全員が思うことですよね。
が、
- そのようなポイントをどうやって見つければいいのか?
- そもそも、そんなポイントは本当にあるのだろうか?
というのが多くの人の本心だと思います。
結論から言うと、逆行せずに一気にレートが伸びていくエントリーポイントはあります。
しかもそれは”あること”をチャートから見抜くことができれば事前に分かるので、そのポイントを見抜いてエントリーし、利益を上げることは可能です。
(※但し、何度もお伝えしているように勉強して分かっただけでは実践では全く使い物になりませんので、練習ソフトを使った反復練習が必要です。)
実際に私もよく逆行せずに一気にレートが伸びていくポイントでエントリーしていますよ。
後ほど、そのようなポイントでエントリーし利益を上げたリアルトレード動画をお見せします^^
ということで本記事では、
「逆行せずに一気にレートが伸びていくエントリーポイント」
を紹介しますので、是非今後のトレードに役立ててもらえばと思います。
逆行せずに一気にレートが伸びていくポイントとは?
逆行せずに一気にレートが伸びていくポイントとは一言で言うと、
【注文が集中しているところ】
です。
トレーダーが出す注文は基本的に、
- 新規の注文
- 損切り注文
- 決済(=利確)の注文
この3つがありますが、注文の集中とはこれら3つの注文全てが同じライン上に入っていることを指します。
例えば上昇の場合、
- 新規の”買い”注文
- 損切りの”買い”注文
- 決済(=利確)の”買い”注文
という3つの”買い”注文が同じライン上に集中していれば(=溜まっていれば)、それら大量の買い注文を巻き込んで、レートは逆行することなく一気に上昇していくことになります。
レートが一気に上昇するためには、新規の買い注文に加えて、多くの損切り注文&決済注文を巻き込む必要があります。
大事なことなので何度も言いますが、
①新規注文
②損切り注文
③決済(=利確)注文
という3つの注文が集中しているところが、逆行せずに一気にレートが伸びていくポイントです
ですので、注文が集中しているポイントをチャートから見抜くことができれば、逆行せずに一気にレートが伸びていくようなポイントでエントリーすることが可能なのです。
これ何度も言っているけど、相場は動くところは決まっている。
それはどこかというと、
❶新規注文
❷決済注文(損切り・利確)が溜まっているところ。
これらの注文が溜まっているところをチャートから見抜くことが出来ればどこが伸びるかが分かるのでインジケーターなど不要です😂 pic.twitter.com/FCqHU6Wxeq
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2021年12月15日
フィボナッチがどうとか、RSIがどうとかよりも、【大衆心理とそれによる注文の集中(=売買の偏りがあるところ)】をチャートから見抜けるようになった方が良い。注文の集中が起これば必然的にレートは伸びるので、それをチャート上から探し出すことができればどこでトレードすればいいかは自動的に分かる pic.twitter.com/ikZMQcTPBF
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2021年11月29日
「人の手仕舞い(利確&損切り)」+「新規ポジ」が溜まっているところ=注文の集中箇所はレートが伸びやすい。が、注文の集中が起こるためには水平ラインが美しく引ける局面でなければならない。なぜなら多くのトレーダーがそのラインを意識できなければ損切りや決済・新規の注文が集中しないから。 pic.twitter.com/lgxRWowwRs
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2021年11月16日
【レートが伸びる3要素】
❶損切・決済注文が溜まっている所
❷新規エントリーしたくなる所
❸抵抗勢力が近くにいない所この3要素のうち2つ以上があればレートは伸びる。
特に注文が集中するポイント(=売買の偏り:どちらか一方に順行する可能性が高い)が分かればトレードは比較的簡単になる👍 pic.twitter.com/cn3WH0FcFN
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2021年8月16日
チャートにはトレーダーの過去の行動履歴が全て残っている。どこにどれくらい注文が入っているのかを投資情報サイトなどで見ている人がいるが、そんなものを見なくてもチャートを見ればどこにどれくらい注文が集中しているか?はある程度分かる。むしろそれが分からないと勝ち続けるのはかなり厳しい😂 pic.twitter.com/8W5FmhPHe7
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2021年12月27日
言葉で説明されてもあまり理解できないと思いますので、次章から実チャートを使って具体的に解説していきます。
注文の集中ポイントその①【EUR/USD】
それでは実際のチャートを見て、新規の買い注文に加えて多くの損切り注文&決済注文を巻き込んで一気にレートが上昇する様子を確認していきましょう。
下記チャートをご覧ください。
EUR/USDの1時間足チャートです。
黒の□枠で囲った部分の上昇が、
- 新規の”買い”注文
- 損切りの”買い”注文
- 決済(=利確)の”買い”注文
という3つの買い注文の集中によって起こった上昇です。
では1つずつ具体的に説明していきます。
便宜上、1.新規の買い注文から説明していきますが、実際は2.損切りの買い注文と3.決済(=利確)の買い注文が溜まっていることが分かっているから新規の買い注文を入れる人が多くなるというイメージです
1. 新規の買い注文の集中
1つ目の注文の集中は、
「安値切り上げ高値更新による新規の買い注文」
です。
下記チャートをご覧ください。
赤ラインの直上には、
「安値切り上げ高値更新による新規買い注文」
が集中しています。
実際に私もここに逆指値注文を入れていました
今回の局面は日足レベルのサポートライン(赤ライン)に支えられて安値切り上げポイントを形成してこようかという局面です。
▼日足チャート
▼1時間足チャート
ですので、買い圧力は相当強く、安値切り上げ高値更新で新規の買いポジションを建ててくるトレーダーは相当数います。
また、それだけでなく、
- これまでの下落で売りポジションを保有していたトレーダーの決済注文(=買い)
- 直近高値で売ったトレーダーの損切り注文(=買い)
という2つの買い注文(※次の章で説明します)が大量に入っていることが分かっている賢明なトレーダーも直近高値ライン直上に新規の買いポジションを建ててきますので、この直近高値ライン直上には相当数の新規の買い注文が溜まっていきます。
2. 損切りの買い注文
2つ目の注文の集中は、
「直近高値から売ったトレーダーの損切りの買い注文」
です。
②の直近高値から売っていったトレーダーは基本的に直近高値の直上に損切りの買い注文(※緑線)を入れているので、直近高値ラインの直上には、
- ①の新規”買い”注文
- ②で売ったトレーダー達の損切りの”買い”注文
が溜まっていることになります。
3. 決済(=利確)の買い注文
3つ目の注文の集中が、
「売りポジション保有中のトレーダー達の利確の買い注文」
です。
上記チャートを見ていただければお分かりの通り、ずっとレートが下落してきているということは、売りポジションを保有しているトレーダーが大勢いるということです。
基本的に彼らは高値をつけるたびに決済ラインをその高値に移動してきますから、直近高値の直上には大量の利確の買い注文が入っています。
つまり、この直近高値の直上には、
- 安値切り上げ高値更新による新規”買い”注文
- 直近高値②から売ったトレーダー達の損切りの”買い”注文
- 売りポジションを保有しているトレーダー達(③④⑤⑥⑦)の利確の”買い”注文
という3つの買い注文が溜まっていることになります。
その後、直近高値を超えることでこれら3つの買い注文を巻き込み、一気にレートは上昇していきました。
このように注文が集中しているところをチャートから見抜くことができれば、逆行せずに一気にレートが伸びていくポイントでエントリーしていくことが可能となります。
なお、今回の説明で使ったEUR/USDの局面、実際に私もエントリーして利益を上げています。
そのトレードを撮った動画がありますので下記に貼っておきます。
今回説明した注文の集中を意識しながら見てみてください↓↓↓
注文の集中ポイントその②【USD/JPY】
先ほどは買い注文の集中によってレートが一気に上昇したケースを説明しましたが、次は売り注文の集中によってレートが一気に下落したケースを解説していきます。
下記チャートをご覧ください。
USD/JPYの1時間足チャートです。
黒の□枠で囲った部分の下落が、
- 新規の”売り”注文
- 損切りの”売り”注文
- 決済(=利確)の”売り”注文
という3つの売り注文の集中によって起こった下落です。
先ほどの上昇のケースと逆になるだけですが、イメージを掴んでもらうためにも是非ご覧ください
では、各注文について1つずつ具体的に見ていきましょう。
1. 新規の売り注文
まず最初の注文の集中は、
「高値切り下げ安値更新による新規の売り注文」
です。
今回の局面は、4時間足チャートで見ると日足レベルのレジスタンスラインに頭を押さえられて高値切り下げポイントを形成してこようかという局面です。
ですので、売り圧力は相当強く、高値切り下げ安値更新で新規の売りポジションを建ててくるトレーダーは相当数います。
また、それだけでなく、
ですので、売り圧力は相当強く、高値切り下げ安値更新で新規のショートポジションを建ててくるトレーダーは相当数います。
また、それだけでなく、
- 直近安値で買ったトレーダーの損切り注文(=売り)
- これまでの上昇で買いポジションを保有していたトレーダーの決済注文(=売り)
という2つの注文が大量に入っていることが分かっている賢明なトレーダーも直近安値割れに新規のショートポジションを建ててきますので、この直近安値割れには相当数の売り注文が溜まっているのです。
2. 損切りの売り注文
注文の集中2つ目は、
「直近安値で買ったトレーダーの損切りの売り注文」
です。
ちなみに、今回のケースは先ほどのEUR/USDのケースとは違って下記のように安値を何度も(※私が見る限り4回ほど)つけてきています。
4時間足レベルではまだ上昇トレンド中ですので、
ここが絶好の押し目だ!
という感じで押し目買いをしてくるトレーダーが大勢いたのでしょう。
この直近安値(=ネックライン)で買ったトレーダーというのは基本的にこのライン直下に損切りの売り注文(※緑線)を入れています。
つまり、この直近安値(=ネックライン)で買われれば買われるほど、直近安値(=ネックライン)直下には損切りの売り注文が大量に溜まっていくことになります。
ということは、このラインを割ってきたらそれらの損切り注文を巻き込み一気に下げていくということです。
先ほどのEUR/USDのケースは一回高値をつけただけなので損切り注文はそこまで多くありませんでしたが、今回のUSD/JPYのケースは何度も安値をつけてきているので相当数の損切り注文が溜まっていることになります
3. 決済(=利確)の売り注文
注文の集中3つ目は、
「これまでの上昇で買いポジションを保有していたトレーダーの利確の売り注文」
です。
これまでにずっとレートが上昇してきているということは、買いポジションを保有しているトレーダーが大勢いるということです。
基本的に彼らは安値をつけるたびに決済ラインを安値に移動してきますから、直近安値直下には大量の決済(=利確)売り注文が入っています。
つまり、この直近安値の直下には、
- 高値切り下げ安値更新による新規”売り”注文
- 直近安値で買ったトレーダー達の損切りの”売り”注文
- 買いポジションを保有しているトレーダー達の利確の”売り”注文
という3つの売り注文が溜まっているということです。
その後、直近安値を割ることでこれら3つの売り注文を巻き込み、一気にレートは下落していきました。
このUSD/JPYの下落も私は獲っています。
リアルトレード動画は面倒くさくて撮っていなかったのですがリアルトレード解説記事は書いています。
下記に貼っておきますので注文の集中を意識しながらお読みください↓↓↓
逆行せずに一気にレートが伸びていくポイントまとめ
逆行せずに一気にレートが伸びていくエントリーポイントについて実チャートを使って詳しく解説してきました。
本記事で解説したように、
- 新規の注文
- 損切り注文
- 決済(=利確)の注文
という3つの注文が同じライン上に集中したところが、逆行せずに一気にレートが伸びていくポイントだということがご理解頂けたかと思います。
今回紹介したケースは2つのみでしたが、注文の集中により一気にレートが伸びていくポイントはチャートを見ればいくらでも見つかると思います。
私が書いた記事を読んでくれるのもありがたいですが、一番実力が付くのは本記事で解説した注文の集中ポイントをご自身で過去チャートから探してみることです。
そうしないとおそらく本当の意味で深く理解することは不可能でしょう。
本記事で読んで分かった気になるかもしれませんが、
「頭で分かっている」
だけでは実際のリアルトレードでは全く使い物になりませんので、過去チャートを見て『注文が集中している局面』を何個も見つけてみることをお勧めします。
他人の知識の受け売りだけでは、勝てません。
自分の頭をフル回転させ、時間と労力を惜しまずに、着実に実力をつけた人にのみ明るい未来が待っています。
では!
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