こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら)
今回は、
ポジポジ病がなかなか治らず、損失続き・・・。
ポジポジ病って何が原因なんだろう?
ポジポジ病を治したいんだけどどうすればいいのだろう?
という疑問に答えます。
ポジポジ病とは、常にポジションをもっていないと気が収まらず、根拠がないところでもやたらめったらエントリーし無駄な損失を繰り返し出してしまうことを指しますが、この【ポジポジ病】を克服しないことには安定した成績を出すことは不可能です。
ということで今回は、今現在ポジポジ病にかかっていて、どうしたらポジポジ病を治すことができるんだろう?と悩んでいる方に向けて、
「ポジポジ病になってしまう本当の原因とその対処方法(解決方法)」
を解説していきたいと思います。
ポジポジ病の治し方を知りたい方は、是非ご覧になってください。
ポジポジ病になってしまう本当の原因
多くのFXサイトでは、ポジポジ病になってしまう原因として、
- 早く資金を増やしたいから
- 儲かる機会を逃しくたくないから(=全ての値動きを取りたい)
- 負けた分を早く取り戻したいから
- 毎日10pips獲るなど、1日いくら稼ぐということを目標にしているから
- チャートを眺めているだけの時間がもったいないから
などが書かれていますが、これらは表層的な理由であり、もっと奥深くにある本質的な原因を突き止めないとポジポジ病を克服することは不可能です。
問題を解決する時は、本質的なもの(=センターピン)から攻めていかないといつまで経っても解決できません。多くのサイトで書かれているポジポジ病の原因と対策は「枝葉末節」に過ぎないので、それらを実行してもポジポジ病は治らないでしょう
ということで、
「ポジポジ病になってしまう本当の原因」
をこれから紹介していきます。
(※原因を紹介した後に、対処法を解説していきますのでこのまま読み進めていってください)
ポジポジ病になってしまう本当の原因はこちらです。
【ポジポジ病になってしまう本当の原因】
1. 相場に合わせるのがトレーダーの仕事だということが分かっていない
2. 相場には「勝てる確率の高い局面(=優位性のある局面)」と「負ける確率の高い局面」があり、勝てる確率の高い局面だけを丁寧に獲れば充分に稼げることを知らない
この3つが、あなたがポジポジ病になってしまう本当の原因ですので、これらを克服してポジポジ病を治していきましょう。
では、1つずつ解説していきます。
1.相場に合わせるのがトレーダーの仕事だということが分かっていない
ポジポジ病になってしまう根本原因の1つ目は、
「相場に合わせるのがトレーダーの仕事だということが分かっていない」
ことです。
相場に合わせる=相場が勝ちやすい簡単な局面になってくれるのをひたすら待つ、ということです。
ポジポジ病になる人はこの「相場に合わせる」という概念を自分の脳にインストールできていません。
勝てるトレーダーとは、
「あらゆる相場の値動きを攻略してどんな局面でも獲りに行ける人」
ではなく、
「自分が勝てる局面か否かを見分け、勝てる局面が来るまで待って待ってただひたすら待てる人」
です。
どうでしょう?この考え方を持っていましたか?
これを勘違いしている人は、自分から積極的に仕掛けてポジションを持つこと=お金に繋がると思っています。
だから、何もせずポジションを持っていないことに不安になり、チャートを眺めているだけの時間がもったいないと思ってしまうので、自己都合で何度もエントリーを繰り返してしまうのです。
勝てるトレーダーとやっていることが全くの真逆です。
勝ち組トレーダーは相場に合わせて動くので、相場が勝ちやすい簡単な局面になってくれるのをひたすら待ちますが、ポジポジ病のトレーダーは自己都合のわがままを相場に押し付けるので、相場の状況を無視してむやみやたらにエントリーします
勝ち組トレーダーは常に相場に合わせて動きますが、ポジポジ病のトレーダーは自己都合のわがままを相場に押し付けます。
ではどうすればいいのか?
その解決方法は後ほど解説していきます。
2.「勝てる確率の高い局面」だけを丁寧に獲れば充分に稼げることを知らない
ポジポジ病になってしまう2つ目の理由は、
「相場には勝てる確率の高い局面と負ける確率の高い局面があるが、勝てる確率の高い局面だけを丁寧に獲れば充分に稼げることを知らない」
ことです。
相場には、
「勝てる確率の高い局面(=思惑方向に伸び易い相場環境が整った局面)」
と
「負ける確率の高い局面(=どっちに行くのか分からない難しい局面)」
という2つの局面がありますが、FXトレードで稼ぐためには、難しい局面での取引を避け、勝てる確率の高い局面だけに絞ってそこだけを徹底的に繰り返しトレードしていくことが非常に重要になってきます。
トレードで稼ぎ続けていく為には、できるだけ無駄な取引を避け、「勝てる優位性の高い局面だけポジションを取る」というスタイルが、やはり最強です。トレード回数増やしても、高勝率で優位性のあるエントリーポイントはそう何度も出現しませんので、負けるだけです。
— 100億円トレーダー@セミリタイア中 (@million_trader8) 2020年7月22日
ですが、ポジポジ病になる人は、どんな局面でも勝てるようになることがトレードの上達と思っていますし、そうしないと勝てないと思っていますから、負ける確率の高い局面でもエントリーしてしまい無駄な損失を出してしまうのです。
トレードの本当の上達とは、難しい局面を難しいと判断でき、分かり易い局面だけをきっちり獲り切れるようになることですが、ポジポジ病の人はこれが全く分かっていません。
そして先ほどの項目で説明したように、相場に合わせて分かりやすい局面を待ち続けることができずに無理があるところでもポジションを持ってしまいます。
取引回数が少ないと稼げないように感じますが、優位性の低い局面でのトレードは当然勝率を落とし、結局その不要な損失分も勝たなくてはならず、そのための時間が最も無駄なのです。回数は減っても相場環境が整うまで丁寧に待ち、伸び易い局面だけを獲り切る方が、結果的に資金を増やす近道になります。 pic.twitter.com/E4vqICiwPH
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2020年6月24日
大きな値幅を期待できる局面が1日に何度もあるはずがなく、1週間で見ても限られています。その中でむやみに取引回数を増やすという事は、チャンスを増やす以上にリスクも増やしているのです。最終的に勝つためには、限られたチャンスを見逃さないと共に、無駄なリスクは絶対に負わない姿勢が大切です。 pic.twitter.com/AB9YtoZVQQ
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2019年7月17日
3.自分の仕掛けるべき局面が分かっていない
ポジポジ病になってしまう3つ目の理由は、
「自分の仕掛けるべき局面が分かっていない」
ことです。
これが、ポジポジ病になってしまう最も大きな理由かなと個人的には思っています
ポジポジ病の人というのは、局面を待てずに様々な所でついエントリーしてしまいますが、それは、
「何を待つか?」
が全く分かっていないからです。
だから待てないのです。
待つべき局面が分かっていないのですから、そりゃ値動きにつられてエントリーしてしまいます。
FXトレードの上達というのは、自分が仕掛けるべき局面が「明確」であり、その局面でのみしっかりトレードすることができるようになることです。
ですので、まずは、自分が仕掛けるべき局面を「明確」にしなければいけません。
あなたの仕掛けるべき局面はどのような所ですか?と聞かれて、「簡潔」に「明確」に答えることができるでしょうか。
図で説明してください、と言われてサッと手書きで説明することができるでしょうか。
もしできないのであれば、自分が仕掛けるべき局面が分かっておらず、
「何を待つか?」
が分からないので何となく「いけそうかも」という根拠のないトレードを繰り返している証拠です。
チャートがどういう風になった時に仕掛けるべきか自分でも分かっていないから、あんなところでもこんなところでも手当たり次第に手を出してポジポジ病になっているのだと思います。
対して、自分が仕掛けるべき局面が分かっている人は、
「何を待つか」
が明確に分かっているので、その局面が来るまでひたすら待つことができ、決してポジポジ病にはなりません。
なぜなら、自分が仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)でトレードしても負けることがあるのに、ましてや負ける確率が高い局面で自分の大切な資金をぶっ込むようなことなどするはずがないからです。
トレードしたいと思ってチャートに向かうと、取引するための理由を無理に探す姿勢となり、最終的にはそれで無理矢理自分を納得させて無駄に仕掛けてしまいます。自分のトレードすべき局面が明確であれば、取引するための理由・根拠を無理に探し出す必要はなくなり、その局面をただ待つ姿勢になります。 pic.twitter.com/CwBgE2nLlu
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2020年4月15日
目の前のチャートを見て、この後どうなれば自分は仕掛けられるのか・どうなるまでは手を出してはいけないのか、それが分からないということは、待つの選択肢を適切にとれないトレーダーということです。ポジポジ病もメンタルの問題ではなく、結局すべき取引が明確でない・理解されていないからです。 pic.twitter.com/FsAjtZNG9I
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2019年8月9日
…
以上、
1. 相場に合わせるのがトレーダーの仕事だということが分かっていない
2. 相場には「勝てる確率の高い局面(=優位性のある局面)」と「負ける確率の高い局面」があり、勝てる確率の高い局面だけを丁寧に獲れば充分に稼げることを知らない
この3つがポジポジ病になってしまう本当の原因となります。
他のサイトでポジポジ病の原因として紹介されている下記は、
- 早く資金を増やしたいから
- 負けた分を早く取り戻したいから
- チャートを眺めているだけの時間はもったいないから
- 毎日10pips獲るなど、1日いくら稼ぐということを目標にしているから
- チャートを眺めているだけの時間がもったいないから
あくまでも「枝葉末節」に過ぎず、本当に克服するべき原因は今回紹介した3つです。
なぜなら、相場に合わせることがトレーダーの仕事であり、勝てる確率の高い局面が来るのを待ってそこだけを丁寧に獲れることが安定して稼ぐことができる【秘訣】であるということが分かっていれば、
「早く資金を増やしたいから」
「負けた分を早く取り戻したいから」
「チャートを眺めているだけの時間はもったいないから」
といって、むやみやたらにエントリーすることはなくなりますし、
むしろ早く資金を増やしたいなら不利な所でトレードしないで、『勝てる確率の高い局面』が来るまで待った方が早く稼げますし、損を早く取り戻したいならこれまた『勝てる確率の高い局面』が来るまで待っておいた方が早く損を取り戻せます
「毎日10pips獲るなど、1日いくら稼ぐということを目標にしているから」
という理由も、相場に合わせることがトレーダーの仕事だということが分かっていれば、相場に優位性がない日は取引することができないということが分かりますから、このような自己都合を相場に押し付けた思考にもなりようがありません。
冒頭で言ったように、問題を解決するときは本質的なもの(=センターピン)から攻めていかないといつまで経っても解決できないので、今回の記事でお伝えしてした3つの理由が
「ポジポジ病になってしまう本当の原因」
だということを理解し克服できれば、ポジポジ病から脱却することができます。
という訳で、今からポジポジ病になってしまう3つの原因に対する対処法を解説していきたいと思います。
ポジポジ病を克服する方法
では今から、
1.相場に合わせるのがトレーダーの仕事だということが分かっていない
2.相場には「勝てる確率の高い局面(=優位性のある局面)」と「負ける確率の高い局面」があり、勝てる確率の高い局面だけを丁寧に獲れば充分に稼げることを知らない
3.自分の仕掛けるべき局面が分かっていない
に対する対処法(=解決方法)を解説していきたいと思います。
【ポジポジ病の対処法】
1. トレード脳をインストールする(一般社会の常識は全て無視)
2. 利益を上げる為には簡単な局面だけしかポジションを持ってはいけないということを理解する
3. 自分が仕掛けるべき局面を明確にする
それでは1つずつ解説していきましょう。
1.トレード脳をインストールする(一般社会の常識は全て無視)
ポジポジ病の人はトレーダーの仕事を履き違えています。
トレーダーの本当の仕事は、勝てる可能性が高い局面が来るまで何もせずボケーっとしておくことです。
が、
一般社会の常識・価値観では何もせずボケーっとしておくことは【悪】ですので、その常識に支配されとにかく毎日忙しくトレードすることがトレーダーの仕事だと思っています。
だから、何もせずポジションを持っていないことに不安になったり、チャートを眺めているだけの時間がもったいないと考えてしまうので、全然チャンスでもない相場状況なのに手を出してしまうのです。
ポジポジ病の人は「トレードすること=トレーダーの仕事」だと思っており、「勝てる可能性が高い局面が来るまでひたすら待つこと=トレーダーの仕事」だと思っていません
これは一般常識を捨て切れていない、いわゆる【トレード脳】に切り替えられていないから起こってしまうものです。
トレーダー以外の全ての一般的な仕事・学校・社会は、自分から手を動かし行動を起こしていくことがお金を稼ぐことに繋がり、評価に値するのが普通で、その刷り込みをされながら育った人がほとんどですから無理もないですけどね。
しかし、この一般常識はトレードの世界では全くの逆効果で勝つためには邪魔なので、この考え方を捨てない限りポジポジ病を克服できないしずっと勝てません。
トレーダーの仕事は、勝てる可能性が高い局面が来るまでボケーっとしておく事ですが、ここに罪悪感を感じて余計なことをしてしまうと勝てなくなります。一般社会においては何もせずボケーっとしておくことは【悪】ですが、トレードの世界では【正解】です。この概念を脳内に入れていく必要があります。 pic.twitter.com/u00dEiwGxL
— 100億円トレーダー@セミリタイア中 (@million_trader8) 2020年7月24日
では勝てるトレーダーは何をするかと言うと、自分から手を動かし行動を起こしていくのではなく、
「勝てる確率の高い局面(=優位性のある局面)」
が来るまで何もせずに待っているのです。
ただただ常に相場の値動きに合わせていくだけです。
よって我々トレーダーは相場に仕えている【奴隷】みたいなものですよ。
ご主人様が良いというまではずっと待つしかできないのです
もし勝てる可能性が高い局面が1週間来なければ、1週間待ちます。
もし10日来なければ、10日間なーっんにもせずに待ちます。
多くの人は、自分から手を動かし行動を起こしていくことでしか成果を得ることができないと社会に洗脳されているので、1週間もの間何もせずボケーっとしていることに罪悪感を感じてしまいます。
だから、
この1週間何もしてない。ヤバい、完全に廃人だ。周りの人達はあんなに忙しく日々頑張っているというのに俺はこの1週間何もしていない。何かしなければ
という思考回路を辿り、勝てる確率の高い局面がまだ来ていないにも関わらず、ついつい無駄なポジションを取ってしまうんですね。
このように、一般社会での働き方に洗脳されているので、相場に合わせてエントリーすべき局面を待つことができず、勝てる可能性が低い局面でもエントリーしてしまうのがポジポジ病の原因です。
常に言っていますがトレードの世界は一般常識が全く通用しないので、早めに常識を捨てて「トレード脳」になったもん勝ちです。
最短・最速で勝ち組FXトレーダーになる方法【圧倒的な近道教えます】の記事でも書きましたが、一般社会では悪い・無能(=何もせずにボケーっとしていること)とされているようなことをできればできるほど、勝って稼げるんですから。
あなたはこのFXトレードの世界で成功して大金を稼ぎたいんですよね?
このトレードの世界は一般社会の常識とはほぼ【真逆】の価値観で動いていますから、一般社会の常識・価値観は全て忘れていく必要があります
「私達の仕事はトレードすることではない、相場を待つことだ」
早く儲けたいという短期的な欲求を抑えて、優位性が来るまで待てる人間だけが最終的に利益を獲得することができます
短期的欲求のコントロールこそがトレードのおける成功の鍵であり、それができないからこそ多くの人は散っていくのです pic.twitter.com/mptDBq4mIG
— 100億円トレーダー@セミリタイア中 (@million_trader8) 2020年6月19日
ボケーっとしておくのがトレーダーの仕事
トレーダーの仕事は、
「勝てる確率の高い局面(=優位性のある局面)」
が来るまでボケーっと待っておくことですが、これはサーフィンと似ています。
サーフィンをやったことがある人なら分かると思いますが、サーファーは波が来るまで海の上でプカプカ待っているだけです。
そして波が来る気配が出てきたら、そこで初めて準備を開始して、波に乗る為の行動を起こし始めます。
波が来ていないにも関わらず、
あぁ、今日海でプカプカしているだけで何もしていないなぁ。マズいなー何とかしなければ!
と焦りや不安を感じてサーフボードの上に立っても、波が来ていないのですから絶対に波乗りすることはできません。
また日によっては良い波が全く来ないこともあり、2時間海にいたけど何もすることなく終わったという時もあります。
FXトレードも同じです。
トレードの世界もサーフィンでいう波(=勝てる確率の高い局面)が来るまで何もせずに待っておく必要があります。
しかもサーフィンと違うところは、サーフィンは波が来ていない時にサーフボードの上に立っても転ぶだけですが、トレードはそんなことをすると無駄な損失を被り、場合によっては資金がなくなり退場させられてしまいます。
ですから、何が何でも相場が良い状況になるまで待っておくしかないのです。
1900年~1930年代の株式・先物相場で活躍した伝説の投機家であるジェシー・リバモアも下記の名言を残しています。
良いアイデアが相場で大きな利益を上げる秘訣ではない。
最も重要なのは絶好の時が来るまで静かに座っていることだ。
あのジェシー・リバモアが、
「最も重要なのは絶好の時が来るまで静かに座っていることだ」
と発言しており、勝てる確率の高い局面が来るまで待ってそこだけを獲り切ることがいかに重要かということを示唆しています。
と言うことで、ポジポジ病を治すためのポイント一つ目は、
「何か成果を得るためには、待っていないで自分から手を動かして行動するべき」
という一般的な仕事の常識を捨てて【相場に合わせることがトレーダーの仕事】と言うことを完全に脳に染み込ませることです。
トレードという一般社会とは全く違う世界にいるということを早く自覚しましょう。
何度も言いますがこの世界は一般社会の常識とはまるで【真逆の常識】で動いていますので、一般社会の常識・価値観のままトレードすると一生勝てませんよ
なお、この話は、
と
▶最短・最速で勝ち組FXトレーダーになる方法【圧倒的な近道教えます】
の記事を併せてお読みいただけると、更に理解が深まるかと思います。
トレーダーの世界は全く違った常識があるのでこの世界で勝つ為に適した【考え方=トレーダー的思考】を身に付けることは必須です。
いくら勝てる手法(実際は勝てる手法なんてないが・・)を手に入れたとしても、【普通の大衆思考】では勝ち続けていくことはまず不可能です。 https://t.co/j3ixnKQe5C
— 100億円トレーダー@セミリタイア中 (@million_trader8) 2020年6月4日
2.簡単な局面だけしかポジションを持たない
ポジポジ病を克服する2つ目は、
「利益を上げる為には簡単な局面だけしかポジションを持ってはいけないということを理解する」
ことです。
Twitterでも呟きましたが↓
トレードで稼ぎ続けていく為には、できるだけ無駄な取引を避け、「勝てる優位性の高い局面だけポジションを取る」というスタイルが、やはり最強です。トレード回数増やしても、高勝率で優位性のあるエントリーポイントはそう何度も出現しませんので、負けるだけです。
— 100億円トレーダー@セミリタイア中 (@million_trader8) 2020年7月22日
FXで稼ぐためには、勝てる確率の高い局面だけに絞って、そこだけを徹底的に繰り返していくことが非常に重要です。
というか、そうすることでしか稼ぐことができません
勝てる確率の高い局面だけに絞るということは、難しい局面では一切トレードしないということです。
難しい局面は、相場がどっちに転ぶか分からないのでリスクが高く、負ける確率が非常に高いです。
どっちに行くのか分からない難しい局面を、何度も何度もトレードして勝ったり負けたりを繰り返していくよりも、伸びる局面だけをドーンと獲る方が稼げるのです
トレードでお金を稼ぐために必要なことは、勝つことはもちろんですが、
「無駄な損失」
を減らすことも同じくらい大事ですから、そういった難しい局面に手を出さず無駄な損失を回避することは、トレードで利益を上げることと同じくらい価値があることなのです。
一般社会だと難しいことにチャレンジしそれをこなせる人の方が能力があると評価されることが多いので勘違いしがちですが、FXで稼ぎたいならば難しいことにチャレンジしてはいけません。
そんなチャレンジをしても評価されないどころか「無駄な損失」を生んでしまいます。
一般社会では難しい事にチャレンジしていく事が成功する上で書かせない要素(サラリーマンの場合でも役職が上がれば上がる程職務は難しくなっていく)になるが、FXは全くの真逆。難しいところは一切やらない簡単なところのみでひたすらやり続けることが成功の秘訣。一般常識とは全く真逆の価値観 pic.twitter.com/BqETM4pPWx
— 100億円トレーダー@セミリタイア中 (@million_trader8) 2019年5月16日
一般社会では色んなことができて色んな知識がある人が重宝されるがFXの世界では1つのことができればいい。つまり自分に取って分かりやすい局面のトレード「だけ」ができればよく、それ以外は一切トレードする必要はない。一般社会や学校教育とは違う世界で勝負していることを決して忘れてはいけない
— 100億円トレーダー@セミリタイア中 (@million_trader8) 2019年4月22日
『難しい局面で勝てることが凄い』
のではなく、
『利益を上げ続けられるトレーダーが凄い』
のですから、難しい局面では一切手を出さず、勝てる確率の高い局面が来るまでしっかりと待ってそこだけを獲っていくことがとても重要なのです。
まずは、利益を上げる為には勝てる確率の高い局面だけでしかポジションを持ってはいけないということを脳内にマインドセットしてください。
優秀なトレーダーとは「難しい相場でも勝つ人」ではなく「簡単な相場にしか参加しない人」のことをいう。我々個人トレーダーの最大の強みは参加しない自由があることであり、わざわざ難しい相場に参加して無駄な損失を招く必要はない。勝ちたいなら「簡単な相場にのみ参加する」ということを徹底する事 pic.twitter.com/AvwWSBpA7P
— 100億円トレーダー@セミリタイア中 (@million_trader8) 2020年7月14日
例えばこれが野球の場合、今日はエースのマー君が登板だからバッターボックスに立つのは辞めようという事はできない。何とか攻略する必要がある。が、個人トレーダーには参加しない自由があるので、マー君の時は休もう、ショボいピッチャーの時だけバッターボックスに立つという選択を取ることができる
— 100億円トレーダー@セミリタイア中 (@million_trader8) 2020年7月14日
個人トレーダーには参加する・しないの自由、つまりパスできる権利があるので、難しい相場の時は徹底的にパスしまくって、簡単な相場になった時だけエントリーしていくことが安定して資産を増やしていくために最も重要なこと。マー君を攻略する必要はない。ショボいピッチャーの時だけ打席に立てばいい
— 100億円トレーダー@セミリタイア中 (@million_trader8) 2020年7月14日
勝てる確率の高い局面はそう簡単に出現しない
そして、そういった「勝てる確率の高い局面」が1日に何度も現れるはずもなく、1週間で見てもその回数は限られています。
だからトレーダーは「待つのが仕事」と言われているのです
よーくチャートを見てみてください。
大きく動く時なんて週に1度か2度ぐらいしかないということが分かると思います。
1週間で見るとの殆どがよく分からない局面であり、思惑方向に伸び易い相場環境が整った局面(=一方方向に伸びる優位性が高い局面)なんてものはそうそう現れるものではありません。
練習ソフトを使った練習・検証をしたり、リアルトレードの経験を積み重ねていけば、高勝率で優位性のあるエントリーポイントは、1週間のうちにそう何回もあるものではないことに気づくと思いますよ。
チャンスは本当に少ないのです
ですから、そういった局面が来るまでひたすら待つ必要がありますが、ポジポジ病になる人はトレードすることがトレーダーの仕事だと思っているので、相場が不利な局面においても仕掛けてしまい、結果的に無駄な負けを増やしてしまうのです。
上手いトレーダーとは、決してエントリー回数の多いトレーダーではなく、お金を増やすのが上手いトレーダーを指しています。どういう局面がリスクが高いのかを理解し、そのリスクを極限にまで抑えながらここぞという局面だけをしっかり獲っていく。勝っている人ほど、難しい事は何もしていないのです。 pic.twitter.com/xiEfV33vK1
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2018年3月21日
問題は「勝てる確率の高い局面」を見抜けないこと
ここまでの解説を聞いて、
・そしてそういった局面はそう簡単に現れるものではないこと
が分かったと思います。
ですが、あなたはこう思っているでしょう。
いや言っている意味は分かりますが、その「勝てる確率の高い局面」をチャートから見抜けないことが問題なのですが…
そうです。
いくら「勝てる確率の高い局面」のみでトレードすることがFXで稼ぐための秘訣と言われても、それをチャートから見抜くことができないとお話にならないということです。
本物のプロトレーダーとは「難しい相場でも勝つ人」ではなく「簡単な相場にしか参加しない人」のことですが、初心者の方はこの「簡単な相場」と「難しい相場」の区別ができませんのでこれらを判断するための修行が必要不可欠です。これらを判断できるようになってようやくスタート地点に立てるのです
— 100億円トレーダー@セミリタイア中 (@million_trader8) 2020年7月21日
よって、チャートから「勝てる確率の高い局面」を見抜くことができる能力、いわゆる、
【環境認識能力(=チャートを読む力)】
を高めることができればポジポジ病を治すことができます。
では、どうすれば【環境認識能力(=チャートを読む力)】を高めることができるのでしょうか?
環境認識能力(=チャートを読む力)を身に付けるには、
- 勉強して正しい知識を身に付け、
- それをリアルトレードやデモトレード(or練習ソフトを使ったトレード)で実践し、
- 実践して分かったことから改善点を見つけそれを修正し、
- 分からない所があればまた勉強して知識を身に付け、
- またそれを実際のトレードで試し、
と、勉強したものを実践で試し、そこから改善点を見つけそれを克服するためにまた勉強と実践を繰り返しといった感じでPDCAサイクルを回しながらトレード経験を積んでいくしか方法はありません。
つまり、
「勉強する → トレードする → 自己分析 → 弱点の把握 → 再度勉強をして改善して潰す → 次のトレード → 自己分析 → 弱点の把握 → 勉強して改善して潰す」
ということを繰り返しながら日々トレード経験を積んでいくことが【環境認識能力(=チャートを読む力)】を身に付ける為の最大の近道となるということです。
トレードで勝てるかどうかの肝は、この環境認識能力があるかどうかですからそんな一朝一夕で身に付くものではありません。
そんな簡単にチャートが読めるようになるんだったら皆苦労しないですよね
ということで、ポジポジ病を治し、FXトレードで安定した利益を出したければ必ず環境認識能力(=チャートを読む力)を身に付けるようにしてください。
こればっかりは、すぐにチャートが読めるようになるといった魔法の杖的なものはないので、地道に勉強と実践・検証を積んでいくしかないです
チャートが読めるようになって「勝てる確率の高い局面」と「難しい局面」を区別することができれば、ポジポジ病なんて一瞬で治ります。
環境認識能力を身に付ける為に参考になる記事は、こちらで纏めていますので興味があればご覧ください。
3.自分が仕掛けるべき局面を明確にする
ポジポジ病を克服するための3つ目の対処法は、
「自分が仕掛けるべき局面(=エントリーポイント)を明確にする」
ということです。
ハッキリ言って、自分が仕掛けるべき局面が明確じゃないのにトレードしているなんて論外なのですが、FX初心者の方だと仕方ないですね。
自分が仕掛けるべき局面が明確ではないということは、チャートを見ても、
- この後どうなれば自分は仕掛けられるのか
- どうなるまでは手を出してはいけないのか
が分からないということなので、どうしてもいろんな所で手を出してしまいます。
何を待つか、どこが優位性が高いかが分かっていないので、目先の値動きに飛びついてしまって無駄なエントリーを繰り返すことになるのは残念ですが仕方ないですね…
ですから、まず「自分が仕掛けるべき局面」を明確にすべきです。
仕掛けるべき局面が明確になれば、その局面が来るまで待てばいいだけですからポジポジ病は治ります。
その局面が来るまで待てばいいだけとは言いつつ、先ほどの章でお伝えしたように、その局面をチャートから見抜くことができるか?という問題が発生しますね。
それは地道な勉強の積み重ねでしか解決できません
むしろそれ以外の局面でエントリーすることは負ける可能性の高いところに自分の資金をぶっ込むということになるので、「自分が仕掛けるべき局面」が分かるとその局面以外は怖くてエントリーできなくなると思います。
ちなみに、私が仕掛けるべき局面は4つありますが、こちらの4つの鉄板エントリーパターン解説マニュアル(PDF256ページ)にて詳しく解説しています。
「自分が仕掛けるべき局面」が明確ではない人は是非参考になさってください。
私は、この4つの局面がチャート上に出現するまで何もせずただボケーっとしているだけです
トレードしたいと思ってチャートに向かうと、取引するための理由を無理に探す姿勢となり、最終的にはそれで無理矢理自分を納得させて無駄に仕掛けてしまいます。自分のトレードすべき局面が明確であれば、取引するための理由・根拠を無理に探し出す必要はなくなり、その局面をただ待つ姿勢になります。 pic.twitter.com/CwBgE2nLlu
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2020年4月15日
ポジポジ病=相場のことが何も分かっていないド素人
ここまでの解説を読めば分かると思いますが、ポジポジ病の人は、
「トレードの世界で成功するのに必要な思考を持っておらず、どこでトレードしたら良いかも分かっていないor勝てる確率の高い局面を判断することができない素人トレーダーです」
と宣言しているようなものです。
トレードしている気になっているかもしれませんが、自分はド素人だということを自覚した方が良いでしょう。
自覚した方が成長が早いです
その程度のレベルでこのFXの世界で勝ち続けられるはずがありませんので、ポジポジ病の人は一旦トレードすることをストップし、
- トレード脳をインストール
- 自分の仕掛けるべき局面を明確にする
- 勉強+練習ソフトorデモトレードでの実践練習をして環境認識能力を身に付ける
という3つを行うことをお勧めします。
ということをお伝えしても、今のままのスキルでトレードを続けると思いますが、そういう方は無駄な損失を出して資金を溶かしてしまうのが良いと思います。
身をもって厳しい経験を経ることでしか人間は本当の意味で学習することはできませんから。
なるべく資金を無駄にせず近道をしたい方は、今回の記事を参考に、まずは自分をレベルアップさせることに注力してください。
ポジポジ病まとめ
今回、
「ポジポジ病になってしまう本当の原因とその対処方法(解決方法)」
を解説してきました。
今回の記事で、ポジポジ病を治すためには何をしなければならないか?が理解できたと思います。
FXトレーダーというのは、
「自分が仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)」
が明確になれば、あとはそれを待つだけの【超地味で退屈な職業】です。
全ては相場の状況次第ですから、勝てる確率の高い局面が来るまで何もすることはありません。
何もすることがないというか、”何もしてはいけない”と言った方が正しいですね
そして、そういった局面というのはそう簡単に出現する訳ではありませんから、それが出現するまでただボケーっと待っているだけです。
勝てる確率の高い局面以外は何もせず、そういった局面が来たら機械的に入るだけの退屈なビジネス、それがトレードというものです。
この退屈さに耐えれるかどうかがこのFXの世界で生き残れるかどうかの【肝】であり、ヘッジファンドの帝王と呼ばれたジョージ・ソロスも、
もし投資に楽しみを感じているのであれば、あなたは利益を生み出していないだろう。
良い投資とは退屈なものだよ。
という名言を残しているくらいです。
ですから「勝てる可能性が高い局面が来るまでひたすら待つこと=トレーダーの仕事」だということをしっかりと脳内に刻み込み、そこだけを獲りきることにフォーカスしましょう。
そうすれば、ポジポジ病の問題は全て解決することができますよ。
ということは今回は以上となります。
最後に
「ポジポジ病が発生する本当の原因とその対処方法(解決方法)」
をもう一度纏めておきますので、忘れた所や理解できなかった所があれば再度お読みください。
また、不明な点がありましたら、こちらの問い合わせフォームよりご連絡ください。
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
【ポジポジ病になってしまう本当の原因】
1.相場に合わせるのがトレーダーの仕事だということが分かっていない
2.相場には「勝てる確率の高い局面(=優位性のある局面)」と「負ける確率の高い局面」があり、勝てる確率の高い局面だけを丁寧に獲れば充分に稼げることを知らない
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