こんにちは100億円トレーダーです。
2019年7月16日のユーロドルのトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
日足
日足レベルでは直近安値をまだ割っていないため一応上昇トレンドを築いていますが、直近の上昇に対してほぼ全戻しをしてきており、明らかに買い勢力の力が弱ってきている状態です。
また、今までレートを下支えしてきた上昇中の日足MAを既に割ってきており、今後は逆に日足MAがレートを抑えてきて「戻り売り」が入ってきてもおかしくない局面になっています。
そのような中、日足レベルの高値切下げポイント(青線)を見せてこようかという局面になりましたので、この切下げポイントの中でどのような形を作ってくるかを4時間足以下の下位足で見ていきます。
4時間足
日足レベルの高値切下げポイント(赤線)の中で、4時間足レベルで大きなWトップ(青線)を形成してきました。
またレートを下支えてしていた上昇中の4時間足MAもその勢いをなくし、水平気味になってきています。
そのような中、レートが4時間足MAの下に潜り、4時間足レベルでの大きなWトップの右側のトップの中で4時間でも認識できる高値切下げを形成してきました。
日足レベルで戻り売りが入ってくる局面で、4時間足レベルで大きなWトップ、その中で1時間足レベルのトレンド転換となれば「売り圧力」が強くなり、下げ方向に対する優位性が出てきます。
ですから、安値を更新して1時間足レベルでトレンド転換させるピンクの矢印の部分で売り注文を仕掛けました。
1時間足
1時間足ではハッキリと高値切下げ(青線)が認識でき、またレートも1時間足の20MAの下に潜ってきている局面です。
1時間足MAに対してグランビルの法則がかかる局面であり、安値を割ってこれば4時間足の波の中で「1時間足レベルの第3波」となり、下げ方向に対して優位性を持つことになります。
但し、サポート帯上限のラインを割ってこないことには「4時間足レベルのトレンド転換」とはなりませんので、このサポート帯付近で支えられて反転してくれば微益撤退することも想定しておきます。
サポート帯上限のラインを割り、4時間足レベルでトレンド転換をしてくれば、「新たな売り注文」や「今まで買っていた勢力の損切り及び決済の売り注文」が溜まっていることが予想されますから、そのままついていきます。
15分足
そのような相場環境の中、1時間足レベルの高値切下げポイントの中で15分足レベルのWトップ形成、そのネックライン割れ(ピンクの矢印)で売りエントリーをしました。
1時間足MAに対して15分足MAが収斂から拡散していくポイントであり、15分足MAの一波を狙ったトレードとなります。
結果
危惧してたサポート帯もあっさりと抜けてきてたので、あとはどこまで伸びるか見ていました。
ただ、急激な下げでしたからこの後急に戻されても面白くありませんので、4時間足でも認識できる前回ネックライン到達で半分利確し、残りは15分足レベルで明確に安値切上げ高値更新してきた所で決済しました。
丁寧なトレードが出来たと思いますので、今後も「一貫した丁寧なトレード」を続けていきたいと思います。
おまけ
ポンドドルも似たような局面でしたね。
日足レベルの高値切下げポイントの中で、4時間足レベルのトレンド転換をしてきましたので、下げ方向に対してかなり優位性を持つことになりますが、個人的に1時間足MAがもう既に伸び切っていたことが気になったのでポンドドルはパスしました。
後から見ると枚数少なめにして入っておけば良かったかなと思いましたが、後の祭りですね。
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