こんにちは、100億円トレーダーです。
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2020年4月9日のユーロドル(EUR/USD)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
今回も1時間足のトレードとなりますので、15分足の解説はありません。またこの記事で全ての根拠を解説することはできませんので、もっと深くエントリー根拠を知りたいという方は個別エントリー添削サービスをお受けください
日足
日足はトレンドレスですかね。
高値も切り下げているし、安値も切り上げてきているので三角持ち合いのような感じになってくるのでしょうか。
4時間足
4時間足ではまだ戻り高値を超えてきていませんので、下降トレンド継続中です。
とは言え、日足レベルの安値切り上げポイントにおいて短期的にWボトムを形成しネックライン越え、かつガンガンに下げてレートを抑えていた4時間足MAを一旦上抜けてきましたから、この後安値切り上げを見せてきたら上昇に対する優位性が出てくる局面となります。
移動平均線をレートが上抜くということは、その瞬間の価格が平均値を上回ってきたことを示し、売るトレーダーよりも買うトレーダーの人数の方が多くなってきたということです
ただ、ここで気になるのは下げている日足MA(赤)の存在です。
4時間足レベルで上げ方向に対する優位性が出てきても、日足MAから戻り売りが入ってくる可能性があり、その場合「押し目買い勢力」と「戻り売り勢力」がやり合うことになるので相場が荒れる可能性があります。
案の定、日足MA及び過去の安値から引けるレジスタンスライン到達で、日足レベルの戻り売りが入ってきました(下記チャートの赤矢印)。
4時間足レベルで見ても戻り高値を超えておらず下降トレンド継続中なので、4時間足レベルの戻り売りも入ってきていますね
4時間足レベルではまだ下降トレンド継続中なので、このまま安値を更新してもいいはずですが、
「上向きになりつつある4時間足MA」
と
「Wボトムのネックライン」
に支えられて、安値切り上げを見せてきました。
安値を切り上げてくるということは、「売り勢力」よりも「買い勢力」の方が強いということであり、もう売る力がなくなってきていることを表しています
ですので、この安値切り上げポイントの中で下位足でトレンド転換をしてきた場合、完全に安値更新に失敗したことになりますので、更に「買い勢力」の力が強くなってきます。
結果、上昇する可能性が高くなります。
但し、何度も言うように、
・4時間足では依然として下降トレンド継続中である
というリスク要因がありますので、一旦上昇したとしても再度反転してくることも想定しておきます。
1時間足
1時間足は現状トレンドレス。
が、
4時間足レベルの安値切り上げポイントの中で、1時間足レベルで安値を切り上げてこようかという局面になってきましたので(青線)、この安値切り上げが確定する高値越えに買い注文(ピンクの矢印)を入れておきました。
移動平均線同士の関係を見ても、4時間足MAに対して1時間足MAが収斂から拡散していくワンクッショングランビルポイントであり、1時間足で上昇トレンド転換してくれば上げ方向に対する優位性が高まることになります。
結果
1回目の利確
・4時間足レベルの戻り高値付近へ到達
・フィボ50%ラインにやや到達
ということで、ここで半分決済しました。
2回目の利確
4時間足レベルの高値に支えられ、1時間足でも認識できる安値を形成してきましたので、その安値割れに残り半分の決済ラインを移動し、そこで決済されました。
これで今回のトレードは完結です
ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
なお、私のトレード手法の全てはこちらのマニュアル(PDF127ページ)に記載していますのでトレンドフォローで安定して勝ち続けたい方は是非手に入れておいてください。
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