FXは待つのが仕事と言うけれど、何を待つか分かってる?

FX初心者向け

こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら

今回は、

 

FXトレーダーは待つのが仕事・待てば勝てると聞いたんだけど、待つって何を待つんだろう?

 

待つのが仕事ってどういう意味?

 

待てば勝てるって本当なの?

 

という疑問に答えていきたいと思います。

「FXトレーダーは待つのが仕事」

という有名な言葉がありますが、これは真実です。

FXトレーダーに与えられる選択肢は「買う・売る・待つ」の3つしかありませんが、ほとんどの時間を「待つこと」に使います。

なぜか?

それは、チャート上に「勝てる確率の高い局面(優位性のある局面)」が1日に何度も現れるはずもなく、1週間で見てもその回数は限られているからです。

FXで安定して勝ち続ける為の秘訣は、

「勝てる確率の”低い”局面(=難しくて分かりづらい局面)」

には絶対に手を出さず、

「勝てる確率の”高い”局面(=簡単で分かりやすい局面)」

でのみトレードを行うことです。

そして「勝てる確率の高い局面(=簡単で分かりやすい局面)」というのは頻繁に出現するわけではないので、FXトレーダーはそのような局面(=仕掛けるべき局面)が現れるまでひたすら待ち続けているのです。

事実、私も1週間のトレード回数は1つの通貨ペアにつきせいぜい1~2回程度しかありませんので、それ以外の時間はエントリーポイント(=自分の仕掛けるべき局面)が来るまでずっと待っています。

 

1週間ノートレードという週もあります。

 

ちなみに待っている間は、ブログ書いたり、筋トレしたり、ドライブしたり、子供達と遊んだり、色々しています。

 

自分の仕掛けるべき局面が明確なので、チャートに張り付くことはなく数時間に1回チェックするだけです

 

このように、FXトレーダーはその多くの時間を、

「待つ」

ということに使いますが、

・なぜ待つ必要があるのか?
・待つって何を待つのか?

などといった本質的なことがイマイチ分かっていないという方のために、今回の記事では

「FXトレーダーは待つのが仕事」

ということを深堀していきたいと思います。

3分ほどで読める記事ですので、是非このままご覧になっていってください。

【この記事を読んで分かること】

  • なぜFXトレーダーは待つことが仕事なのか?が明確に分かる
  • 勝てるトレーダーは何を待っているのか?が明確に分かる
  • 待てない人(=ポジポジ病の人)の克服法が分かる

「待つのが仕事」ってどういう意味?

世の中に「待つのが仕事」という職業は存在しない

まず最初に、そもそも論として、

「待つのが仕事」

ってどういう意味?ということについて少し解説していきます。

世の中に「待つのが仕事」という職業なんてものはほぼ存在しませんので、

「FXトレーダーは待つのが仕事」

と言われてもあまりピンとこないかもしれません。

世の中にある一般的な仕事で、待っているだけで良い仕事なんてものは存在しません。

サラリーマンの場合、もし何も作業をせず1日中待っていたら確実に上司に怒られます。

営業の仕事をしているならば、何もせずに待っているだけで勝手にお客さんが来てくれて勝手に商品を買ってくれるなんてことはありません。

  • 自分でアポを取ってお客さんのところに出向いたり、
  • セールスするための資料を作ったり、
  • 新規のお客さんを獲得するために何かしらの行動を起こしたり

と、自分からひたすら行動することでしか成果を上げることはできません。

また、私のもう1つの仕事であるアフィリエイトビジネスでも待っているだけで稼げるようになることはないので、稼げるようになるまではPCに向かって猛烈な作業を長時間する必要があります。

 

実際にアフィリエイトで稼げるようになるまで、1日12時間、1日も休むことなく猛烈に作業していました

 

このように世の中に存在するほぼ全ての仕事は、自分から行動を起こすことでしか成果を出すことができません。

 

なんか知らんけど、待っていたら勝手に成果が出ていた・稼げていた。イッヒッヒ

 

なんてことはないのです。

「待つことが仕事」になるのはFXトレードのみ

ですが、FXトレード(実際にはFXに限らず投資は全てそう)だけは違います。

世の中の多くの職業とは違い、

「待つことが成果に繋がる」

という特殊な職業なのです。

なぜか?

それはFXトレーダーが相手にしているのは、自分ではコントロールできない為替相場というものなので、稼げるかどうかは相場の状況次第だからです。

かつ、その相場において

「勝てる確率の高い局面(優位性のある局面)」

なんて局面はそうそう現れるものではないので、そういった局面が現れるまで、ひたすら待ち続けるしかないからです。

例えば、私がやっているアフィリエイトは、作業のスピードや作業量、いつ休むか?などは全て自分次第で決めることができますが、FXは取引のタイミングはあくまでも相場の状況次第であり、自分でエントリーチャンスが来るタイミングを操作したり回数や頻度を決められる訳ではありません。

稼ぎたければ、

「勝てる確率の高い局面(優位性のある局面)」

が来るまで待つしか方法はないのです。

 

相手が相場なので、自分で「勝てる確率の高い局面(優位性のある局面)」を作り出すことはできません

 

エントリーというアクション自体は自分の好きなタイミングでできますが、勝てる確率が低い局面でエントリーしても負けるだけなので、そのアクション(=行動)はちょっと意味が違います。

ですので例えば、

「勝てる確率の高い局面(優位性のある局面)」

が1週間ずっと来なければ、FXトレーダーはその1週間何もすることができないのです。

 

勝てる確率の高い局面でない時は、むしろ何かをしてはいけません。負けますから

 

また、土日は相場が休みですので土日に稼ぎたくても絶対に無理です。
(※アフィリは土日でも作業をすれば稼ぐことができます。全ては自分次第です)

とにかくFXは全てを相場に合わせる必要があり、自分の力ではどうすることも出来ないのです。

他の多くの仕事は、売り上げを上げるために自分で作業やアクションを増やすことができます。

例えば、営業マンであれば今よりもっとアポを取るとか、アフィリで稼げていないんだったら今よりも作業量を増やして1日12時間作業するとか、成果を出すために自分次第でいろいろ工夫することができます。

が、何度も言うように、FXの場合は相手である超巨大な為替相場に対して自分からアクションをすることはできないので、

「勝てる確率の高い局面(優位性のある局面)」

が来るまでただただ待つしかないのです。

為替相場は「1日平均830兆円」の取引が行われている世界で最も大きな市場である。

年間830兆円ではなく、1日で830兆円である。

これが、

「FXトレーダーは待つのが仕事」

と言われている意味です。

少しは理解して頂けましたか?

FXの世界は一般社会とは全く真逆の概念で動いていますので、前提になる常識を一般社会とは切り離して考える必要があります。

他の一般的な職業のように、

 

自分から動けばもっと稼ぐことができる!

 

という思考で相場に立ち向かうと、リスクが高い局面や優位性が低い局面でもエントリーしてしまうので負け取引が多くなり、いつまで経っても利益を出すことができなくなるのです。

FXトレーダーは、自分の仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)が明確であれば、あとはその局面が来るのをひたすら待つだけの仕事であり、それ以外にやることは何もないということをしっかりと脳裏に刻むべきです。

「待つのが仕事」と言うけれど、何を待つか分かってる?

勝てるトレーダーは何を待っているのか?

「FXで待つことが大事とよく聞きますが、なかなか待てません」

これ、多くの負け組トレーダーが言う言葉です。

つまり、

「FXは待つのが仕事だということは分かっている。でも待てずについついエントリーしてしまう」

こういうことを言っているのです。

これは、待つのが仕事という言葉の表層を見ているだけで、「待つのが仕事」という言葉の真の意味、本質的なことが何も分かっていないことに起因します。

要するに、

「何を待つか?」

が、全く分かっていないということです。

だから待てないのです。

 

待つべきものが分かっていないのですから、そりゃ値動きにつられてついエントリーしてしまいますよね

 

何を待つか?が分かっていれば、その局面が来るまで待てばいいだけなので、

 

待てずについエントリーしてしまう

 

なんてことにはなりません。

目の前のチャートを見て、

  • この後どうなれば自分は仕掛けられるのか?
  • どうなるまでは手を出してはいけないのか?

という「自分が仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)」が分かっていないから、待てないのです。

「自分が仕掛けるべき局面」が分かっている人は、何を待つかが明確に分かっているので、その局面が来るまでひたすら待つことができます。

 

むしろその局面以外でエントリーするなんて怖くてできません。

 

なぜなら負ける確率が高くなるので..

 

ですから、「自分が仕掛けるべき局面」以外のところでレートが大幅に伸びたとしても何も感じませんし、飛び乗りエントリーをすることもありません。

やるべきことは「自分が仕掛けるべき局面」が来るまで待ち、そこをきっちり獲り切ることだけです。

待てない人・ポジポジ病の人は「自分が仕掛けるべき局面」が分かっていないだけ

つまり、待てない人/ポジポジ病の人が待てないのは

「自分が仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)」

を分かっていないのが原因なので、彼らがまずやるべきことは「自分が仕掛けるべき局面」を知る(決める)ことです。

 

ちなみに、私が仕掛けている「勝てる確率の高い4つの局面」はこちらのマニュアル(PDF256ページ)に全て書いていますので、興味がある人はご覧になってください

 

多くのFXサイトで、待てない人/ポジポジ病の人に向けて、

「チャートを見ているとポジションを持ちたくなるからチャートを見ないようにする」
「ついエントリーしてしまった場合、自分に何かしらの罰を与える」

といった対策や克服法が紹介されていますが、本質的ではないので恐らく無意味です。

待てない人/ポジポジ病の人の諸悪の根源は、何度も言うように、

「自分が仕掛けるべき局面」

が分かってないということなので、自分が仕掛けるべき局面を知ること以外に解決策はないのです。

 

忍耐力のなさでも、メンタルの問題でもありません。

 

「自分が仕掛けるべき局面」を理解していないから待てないのです

 

ですから、まず「自分が仕掛けるべき局面」を明確にしましょう。

「自分が仕掛けるべき局面」が分かれば、待てないなんてことはなくなります。

むしろそれ以外の局面でエントリーすることは負ける可能性の高いところに自分の資金をぶっ込むということになるので、「自分が仕掛けるべき局面」が分かるとその局面以外は怖くてエントリーできなくなるでしょう。

 

待てない=相場のことが何も分かっていないド素人

最後に纏めると、

 

FXで待つことが大事とよく聞きますが、なかなか待てません

 

と言っている人は、残念ですが

「私はどこでトレードしたら良いかが明確に分かっておらず、勝てる確率の高い局面を判断することができない素人トレーダーです」

と宣言しているようなものです。

相場を理解し、どこでトレードしたら良いかが明確に分かっているトレーダーは、

  • 待てない
  • ポジポジ病

なんてものとは無縁で、「自分が仕掛けるべき局面」が来るまでしっかりと待つことができます。

「自分が仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)」でトレードしても負けることがあるのに、ましてや負ける確率が高い局面で自分の大切な資金をぶっ込むようなことは絶対にできません。

ですので、もしこの記事を読んでいる方で、

 

FXで待つことが大事とよく聞きますが、なかなか待てません

 

と思っている方がいれば、一旦トレードするのを止めて、まずは「自分が仕掛けるべき局面」を明確にしてみてください。

そこが明確になれば「待てない」という悩みは無くなり、ひとつ不安が消えると思います。

でないと、今後もずっと目先の値動きに反応してあたふたする状況からは抜け出せないでしょう。

なお、

「私が仕掛けている4つの局面(私はこの局面以外でエントリーすることはない)」

を勉強したい方はこちらのマニュアルに詳しく書いていますのでぜひ読んでください。

4つの局面以外にもどうやったら勝てるか?などをPDF256ページに渡って解説しています。

「待つのが仕事」に関連する大物投資家/投機家達の名言

最後に、

「FXトレーダーは待つのが仕事」

に関連する大物投資家/投機家3名の名言を紹介します。

歴史に名を残すような偉大な投資家/投機家達も、待つことの重要性を語っており、投資という世界で「待つ」ということがいかに重要か理解できると思います。

 

皆、純粋なFXトレーダーではないので、FXトレードのことに脳内変換して読んでみてください

 

ウォーレン・バフェットの名言

まず1人目は、この方。

投資の神様、世界長者番付第3位のウォーレン・バフェット(総資産約9兆円)の名言。

投資すべきものが見つかるまでは待つ、いつまで待つかと言われればいつまでも待つ。

その待っている間は、怠惰を極めるほど怠惰だ。

FXトレードに変換すると、

「自分が仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)」が来るまで待つ、いつまで待つかと言われればいつまでも待つ。その待っている間は、怠惰を極めるほど怠惰だ」

といったような感じでしょうか。

ウォーレン・バフェットとは?

アメリカの投資家・慈善事業家・大富豪。

世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイの筆頭株主&会長兼CEO。

投資の神様と言われ、その資産は約9兆円にのぼる(世界長者番付第3位)。

また、慈善事業家としても知られ、2006年に370億ドル(約4兆3000億円)をマイクロソフトのビル・ゲイツ会長夫妻が創設した財団ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金などに寄付、自らの財産の8割以上を手放す史上最高額の寄付を行った。

毎年、バフェットとステーキランチを食事する権利がオークションにかけられ、1億円以上で落札されている。

ジェシー・リバモアの名言

次に紹介するのは、伝説の投機家であるジェシー・リバモアの名言。

良いアイデアが相場で大きな利益を上げる秘訣ではない。

最も重要なのは絶好の時が来るまで静かに座っていることだ。

ジェシー・リバモアとは?

1900年~1930年代の株式・先物相場で活躍し、米相場史に残る投機家・投資家の中で突出した知名度を誇る。

空売りが得意で、「ウォール街のグレートベア」という異名をもつ。

世界大恐慌の引き金を引いた1929年10月24日の「暗黒の木曜日」に向けて空売りを行い、1億ドル(現在の貨幣価値で4,000億)を超える利益をあげ、暴落のさなかに一人勝ちをおさめた伝説の投機家。

大勝負に全てを賭ける「典型的な相場師」で、4度の破産経験がある。

ジム・ロジャーズの名言

最後は、ウォーレンバフェット・ジョージソロスとともに世界三大投資家と言われジム・ロジャーズの名言。

絶対の確信がなければ、何もしない。

少々やることがあっても何もしない。

何か起きるまでじっと待つ。

ジム・ロジャーズとは?

ウォーレン・バフェット/ジョージ・ソロスと並び「世界3大投資家」と称される。

ジョージ・ソロスと設立した「クォンタム・ファンド」は、10年で3,365%という驚異のリターンを叩き出し、伝説となっている。
(※ちなみにこの間のダウ平均株価は20%上昇したに過ぎなかった)

現在はシンガポールに移住し世界中を旅する冒険投資家となっている。

FXは待つのが仕事まとめ

今回は、

「FXトレーダーは待つのが仕事」

という有名な言葉を深堀りしていきました。

今回の記事で、

  • 待つのが仕事の本当の意味
  • 勝てるトレーダーは何を待っているのか?
  • 待てない人はなぜ待てないのか?
  • なぜポジポジ病は発生するのか?

などが理解できたかと思います。

FXトレーダーというのは、

「自分が仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)」

が明確になれば、あとはそれを待つだけの超地味な職業です。

そして、「自分が仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)」というのは、そうそう現れるものでもなく、私の場合1通貨ペアにつき多くても1週間で1~2回程度です。

 

億を稼いでいる知り合いのデイトレーダーも、1通貨ペアにつき1週間で1~2回程度しかトレードしていません。

 

相場に優位性なんてそうそう頻繁に現れるものじゃないんですよ。

 

多くの人はトレードし過ぎなんです

 

ですから、FXトレーダーというのは自分のスタイルが固まればやるべきことは何もなくなり、めちゃくちゃ「暇」になっていきます。

つまり、

「FXトレーダーの成功=暇」

ということになり、暇になればなるほど成功に近づいているということになります。

 

この点も一般的な常識とは真逆ですね。

 

世の中で暇になればなるほど成功する職業は存在しません

 

「自分が仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)」が明確であれば、

  • この後どうなれば自分は仕掛けられるのか?
  • どうなるまでは手を出してはいけないのか?

をチャートから判断することができ、かつその局面がいつ頃現れるか?ということまで分かるようになってきます。

そうなると、チャートに張り付く必要もなく、数時間に1回のチャートチェック、日によっては1日中チェックしなくてよいという日もあり、その空いた時間で別のことができます。

 

冒頭でもお話したように、空いた時間を使って私はブログを書いたり、筋トレしたり、家族とドライブに行ったり、ご飯を食べに行ったり、読書したりしています

 

1日中チャートに張り付いて監視しているというデイトレーダーの方が結構いらっしゃいますが、恐らく、

「自分が仕掛けるべき局面」

が明確ではないのだと思います。

自分が仕掛けるべき局面が明確であれば、

 

今日は自分の局面は来ないな

 

とか

 

自分の局面が来るまでにあと数時間はかかるな

 

というようなことが分かるので、わざわざチャートにずっと張り付いて監視する必要がないからです。
(※スキャルピングの方はある程度チャートに張り付く必要があると思います)

待てない/ポジポジ病の話から、最後はチャートに張り付く・張り付かないと少し話が逸れてしまいましたが、いずれにせよこれらのことが起こる原因は、

「自分が仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)」

が明確ではないということです。

ですから、待てない人/ポジポジ病の人は、多くのFXサイトに書いてあるような無意味な対策をするのではなく、まず、

「自分が仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)」

を明確にすることから始めてください。

これが明確になれば、待てない/ポジポジ病なんてものは一瞬で克服できます。

ということで、今回は以上となります。

なお、

「自分が仕掛けるべき局面(=勝てる確率の高い局面)」

が分からないという方は、私が仕掛けている4つの局面(=鉄板エントリーパターン)を解説したこちらのマニュアル(PDF256ページ)を参考に勉強なさってください↓↓

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