こんにちは、100億円トレーダーです。
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2020年11月23日のドル円(USD/JPY)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
今回のトレードは1時間足レベルのトレードとなりますので15分足の解説はありません。
またこの記事で全ての根拠を解説することはできませんので、もっと深くエントリー根拠を知りたいという方は個別エントリー添削サービスをお受けください
それでは日足から順に見ていきたいと思います。
日足
日足はダウだけ見れば、直近の戻り高値を超えてきていますので上昇トレンドに入ったと言えますが、その後の下げ幅が大きいことや週足・日足の移動平均線ともに下向きに走っていることから、素直に上昇トレンドとは言えない状態です。
むしろ、下降中の日足MAを下抜けてきているので、今後日足レベルの戻り売りが入ってきてもおかしくない状況であり、どちらかというと日足レベルで見ると下方向への優位性の方が高く感じます。
が、
一方で下位足を見ると下げ止まりを見せてきており、そこが日足でみると日足レベルの安値切り上げポイントを形成してこようかという局面にも見えるので、これまでの下げに対する手仕舞いの買い注文が上手く入れば買い手優位になり、少し距離がある日足MAまでレートが戻す可能性も考えられます。
こういった日足の環境を認識しつつ、次に4時間足を見ていきます。
4時間足
4時間足は、ダウ的には高値切り下げ安値更新をしてきている最中ですので完全に下降トレンド継続中です。
また、4時間足移動平均線(青)を見ても、ガンガンに上からレートを抑えてきており、下げ方向への優位性があることが分かります。
その一方、直近では下げ止まりの気配を見せてきており、日足で見ても日足レベルの安値切り上げポイント(赤線)を形成してこようかという感じにも見えます。
下げ止まりのレートをよく見てみると、4時間足レベルのダブルボトムを形成してきているので、このラインで支えられて水平気味になった4時間足MAを抜けてくると、下位足では買いを検討できる局面となります。
ちなみに、下げ止まった底堅いレートを見て、トレンド転換を感じ始めた逆張り系のトレーダーは既に新規の買い注文を入れてきています
また、下降トレンドにも関わらず安値更新せずに下げ止まりの気配を見せてきているのを見て、これまでの下げで売っていてまだ利益確定をしていないトレーダー達は、
「安値更新できないか、ちょっと嫌だなぁ」
「安値更新できないってことはもう売りの圧力が弱まっているな、この辺で利食っておこう」
「あぁ、もうこれ下に行きそうにないな」
ということで、下記チャートの緑線に決済ラインを移動してきています。
ですので、このラインを超えてくると、
②これまでの下げで大幅な含み益を得ているトレーダー達の利益確定の買い注文
という2つの注文が合わさって買い手優位になり、抵抗帯及び下降中の日足MAくらいまではレートが上昇していくことが予想できます。
実は私が注文を入れたライン直上には”もう1つの買い注文”が入っているのですが、どんな注文か分かりますか?
分かる人は中級以上の実力を持っていると思います!
もう1つの買い注文に関しては後ほど解説します
ただ、上には下降中の日足MAと抵抗帯がありますので、上昇すれば戻り売りとしての売りが入ってくるリスクがあるので注意が必要です。
ですので、今回の局面は利を伸ばすトレードではなく、短期的な利益をサクッと獲りにいくトレードとなります。
「利を伸ばすのはメンタルだ!」
ということが巷でよく言われていますが、メンタルでも何でもありません。
この局面は利を伸ばしても良い局面なのか?それとも早々に手仕舞いして短期的な利益をサクッと獲りにいく局面なのか?ということをチャートから判断できるスキルがあるかないかだけです
1時間足
そのような上位足相場環境の中で、
・日足レベルの安値切り上げポイントの中で4時間足レベルのダブルボトム
・そのボトムの右側のボトム内で1時間足レベルのダブルボトム
を形成してきましたので、1時間足レベルの短期的な上昇トレンド転換が確定するネックライン越えに買い注文を仕掛けました(ピンクの矢印)。
ちなみに先ほどこのライン直上には「もう1つの買い注文」が入っているとお伝えしましたが、この1時間足チャートを見てどんな注文か分かりましたか?
もったいぶっても仕方ないので先に答えを言うと、もう1つの買い注文とは、下記チャートの緑矢印で売っていたトレーダー達の損切りの買い注文です。
このラインまでレートがくると、その都度そこで反転して下げていっていますよね?
それはここで売った人達が大勢いるということです。
(※15分足で見るとよく分かりますよ)
厳密に言うと、このライン付近で買い注文を上回る売り注文が入り、売り方が勝ったということです
そしてここで売ったトレーダー達は、損切り注文を今回私が注文を入れたライン直上に入れています。(緑の線)
売り方の損切り注文は何ですか?
そう、買い注文ですよね。
ですので、今回私が注文を入れたライン直上には売り方の損切り注文(=買い注文)も入っており、それらの注文を巻き込んで一気に上昇したということになります。
ここまで急上昇するとは思いませんでしたが・・・
つまり、今回私が注文を入れたライン直上には、
②これまでの下げで含み益を得ているトレーダー達の利益確定の買い注文
③直近で売っていたトレーダー達の損切りの買い注文
という3つの買い注文が入っていたということです。
また、損切り注文を入れていなかったトレーダー達もレートが上昇していくのを見て、
ヤバいヤバい、このままだと含み損がどんどん大きくなってしまう
という感じで損切り注文を入れてきますので、それらの注文を巻き込み、その結果レートは急騰していったのです。
結果
・寝る前だったこと
という2つの理由から、この後急落してきて利益を減らしても面白くありませんので(しかも寝ているので値動きを見れない)、抵抗帯上限に達した時点でサクッと利益確定しました。
直上には下降中の日足MAもありましたしね、元々伸ばすつもりでトレードした訳ではないのでサクッと決済しました。
想定していたよりは短期間で大幅な利益が獲れたので良かったです
ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
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