※この記事は3月5日に書いたものです。
こんにちは、100億円トレーダーです。
全く投資の話なんかしてこなかった友人から、
「ビットコインどう?」
みたいな話をされました。
ということで、ビットコインは一旦ここで天井となる可能性が高くなりました。
ちなみに、前回大幅に上げた時も下記の赤枠らへんで↓
投資のトの話もしたことない知り合いが、
「ビットコインが上げていてほにゃらら〜」
みたいな話をしてきて、私はその時も、
あぁ、そろそろ天井だな
と思いました。
案の定天井になりましね。
ということで、素人が参入してくると必ず天井になります。
かつテクニカル的にも完全に天井圏ですので、ここから買うのは辞めましょう。
確かに勢いがあるのであと少しは上がるかもしれませんが、高値掴みのリスクが高く、既に買っている人に利益を献上するだけなので辞めましょう。
むしろ、ビットコインは今後売りを検討するフェーズに入ってきており、その理由を一部この記事で簡単に紹介します。
下記は週足チャートです。
まず過去の高値ラインに到達しているのでこの辺りは売り圧力が強いエリアです。
その前提があった上で、
- レートとMAの乖離がすごい
- MA同士の乖離がすごい
というのが今のビットコインです。
そして乖離があるものは必ず埋めてくるのが相場のセオリーなので、ビットコインもその乖離を埋めてくる動きを今後見せてくるはずです。
この世界に絶対はないですが、乖離を埋める動きだけは絶対ですね
まずステップ1でレートとMAの乖離を埋めてくるでしょう↓
そして次にレートとMAの乖離が埋まっても、MA同士(週足MAと月足MA)の乖離が埋まっていないのでステップ2でその乖離を埋める動きが出てくるはずです↓
もしくはレートとMAの乖離を埋めたあとにもう一度上昇するが前回高値に到達せずに再度下げてくるパターンも考えられます
次に日足チャートを見ています。
週足チャートと同じような状況ですね。
- レートと日足MAの乖離がすごい
- MA同士(日足MAと週足MA)の乖離がすごい
ちょうど前回高値に到達していますので、日足MAまでの乖離を埋める動きが出てきやすい状況です↓
とは言え、今は上昇の勢いがあるのでまだ多少はあげるかもしれませんが・・
レートと日足MAの乖離が埋まっても、MA同士(日足MAと週足MA)の乖離が埋まっていないのでステップ2でその乖離を埋める動きが出てくるはずです↓
つまり、今後は下記のような動きになる可能性があります↓
なお、先ほどから乖離を埋める・乖離を埋めるとお伝えしていますが、乖離を埋める方法は2種類あります。
1つは、レートが下げて乖離を埋める方法です↓
トレーダーにとってはこの値動きを獲りにいくことができるので、こっちの方がありがたいです。
もう1つは、レンジ相場になってモタモタしている間にMAが追いついてきて乖離を埋める方法です。
こちらはトレーダーにとっては仕掛けにくく、あまりなってほしくない展開になります。
乖離を埋めると聞いた時にレートが下げる乖離の埋め方しか考えない人が多いですが、乖離を埋める方法は2種類あるということをしっかりと理解しましょう。
今後、ビットコインがどのように乖離を埋めてくるかは神のみぞ知ることですが、言いたいことはここからビットコインを買うことは愚の骨頂であり、素人さんのやることであるということです。
プロはむしろ売りを検討しています。
この相場観の違いが、素人とプロを分かつものです。
確かにここから買って儲かる可能性もありますが、それはかなりの高値掴みリスクを負ってのトレードなので、プロはそのようなリスクの高いトレードは行いません。
なぜならそのようなリスクの高いトレードで単発では勝てるかもしれませんが、安定して勝ち続けることは不可能だからです。
トレードは単発で勝っても意味がなく、安定して勝ち続けなければならないのです。
プロはギャンブルトレードはしないのです。
勝てる確率の高い局面でしかトレードせず、勝てるかもしれないけど負けるかもしれないという局面ではトレードしないのです。
最後は少し話が脱線してしまいましたが、今後のビットコインのシナリオとなります。
もし本当に乖離を埋めてくる動きになれば、かなりの値幅を獲れる美味しい相場になることは間違いないので、今からビットコイン相場をチェックしておきましょう。
なお、ビットコインの短期トレードはXMでするのがおすすめです。
私も現物は取引所で買っていますが、短期トレードはXMで行っています
XMでビットコインをトレードする方法は、XMでビットコインを取引する方法完全まとめ!【レバレッジや取引時間・スプレッドまで完全網羅】にてまとめていますので是非ご覧になってください。
ビットコインは土日祝日も関係なく、365日24時間マーケットが開いているので、平日忙しくてなかなかトレードできないサラリーマンの方にもぴったりだと思います。
では!
※※ 2024年5月2日追記 ※※
やっぱり、週足MAとの乖離を埋めてきましたね。
▼週足チャート
巷ではビットコインが大幅下落して大騒ぎしていますが、プロのトレーダーからするとこんなことは当たり前のことであり、セオリー通りの値動きでくるなら下げることは予想できていました。
もちろんいつ乖離を埋めために下げてくるか?その下げの期間はどれくらいか?などということは分かりません。
唯一分かることはMAとの乖離だけは絶対にいつか埋めてくるということだけです
今後のBTC/USDの値動きのシナリオは複数ありますので、ここではそのうちの3つを紹介したいと思います。
【今後のシナリオ】
- 一旦上昇してダブルトップもしくは高値切り下げを形成してくるパターン
- このまま更に下落してくパターン
- 前回と同じようなパターン
1. 一旦上昇してダブルトップもしくは高値切り下げを形成してくるパターン
まず1つ目のシナリオです。
現在週足レベルの押し目買いポイントに来ているので、一旦ここで買われて再度上昇していくパターンです。
が、後述しますが、月足MAと週足MAとの乖離が凄いのでそのままめちゃくちゃ上昇するという可能性は低く、一旦上昇したとしても、
▼前回高値まで到達してダブルトップを形成するか
▼前回高値まで届かず高値切り下げを形成するか
のいずれかになるシナリオが想定されます。
その後は、セオリー通りにいくのなら月足MAと週足MAとの乖離を埋めるために月足MA付近まで下げてくることが想定されます↓
2. このまま更に下落してくパターン
2つ目のシナリオは、そのまま下落していき月足MAまで到達するパターンです。
月足MAまで到達するには主に2通りのパターンがあり、
▼1つはそのまま急落するパターン(※が、これは正直可能性は低い)
(※急落した場合、既に下から保有していて利益を得ている投資家の含み益が日に日に減っていくので慌てて売ってくることになります。その場合は売りが売りを呼んで更に急落することになります)
▼もう1つは週足MAを下回ってからのワンクッショングランビル(=週足レベルの第3波)で落ちるパターン
のいずれかだと思います。
そしてレートが月足MAまで到達してくれば、月足MAと週足MAとの乖離を埋める動きを見せてくるでしょう。
その時は、
- 月足レベルでは買いたい
- 週足レベルでは売りたい
となっているので、この辺で一旦揉み合い、
- 月足レベルの押し目買い勢力が勝てばその後再上昇
- 週足レベルの戻り売り勢力が勝てば更に下落
という流れになるかと思います。
(※前回は週足レベルの売り勢力が勝ちましたね。どっちが勝つかは誰にも分からないし、分かる必要もない。我々がすべきことは勝った方に付いていくということだけ)
3. 前回と同じようなパターン
3つ目のシナリオは、前回と同じようなパターンになることです。
これは前回のチャートを見れば自ずと分かるので、前回の値動き(※下記チャートのピンク枠内)を貼っておきますのでご自身で学習なさってください。
最後に。
巷ではトレーダーのトの字も知らないエセインフルエンサーが、
「前回・過去の半減期からの上昇はこう!だから今回もこうなる可能性が高い」
「下げたら買い増し!」
などということを言っていますが、まず、過去の半減期の時のチャートと今回のチャートとは全然形状が違うわけです。
それを分からず、過去の半減期と同じレベルで話されてもそれは圧倒的に的外れです。
次に、「下げたら買い増し!」とよく言ってますが、どこまで下げる可能性があるのか?ということを分かって言っているのかなということです。
見ている感じだと、彼らは下げてもそこまで下げないような相場見通しを立てている印象を受けますが、
『乖離を埋める』
という相場の絶対法則がまだ月足MAと週足MAで起こっていない(=月足MAに対して週足MAが収束してきていない。今後大幅に上昇するためには月足MAに対して週足MAが収束して乖離を埋めてこないといけない)ので、彼らの見立てよりも大幅に下落する可能性も大いにあるわけです。
それを分かって言っているのかなというのが私の率直な意見ですので、彼らの意見を鵜呑みにして下げたからといって安易に買い増しをしていると資金が早々に底をつき、大幅な含み損を抱えて資金を数年寝かすことになる可能性もあることに注意した方がよろしいかと思います。
資金が無限にある人は永遠にナンピン買いできるので問題ありません。
でも殆どの人がそうじゃないですよね?
まだまだ高値圏にあることは間違いないのでこんな所でちょっと下がったからといって買っていたら本当に買うべきタイミングに資金がないということになりかねません
このようにチャートが読め、かつチャートの絶対法則が分かれば自分で買い時・売り時を判断できるようになりますので、表層の知識だけでチャートを語っているエセインフルエンサーの意見などに影響されることはなくなります。
エセインフルエンサーの意見に影響されて買って損しても、
「投資は自己責任!」
と言われるだけなので、自分で判断できるスキルを身に付けていきましょう。
※※ 2024年7月4日追記 ※※
前回の5月2日に買いた今後のシナリオ3つのうち、
「1. 一旦上昇してダブルトップもしくは高値切り下げを形成してくるパターン」
を形成してきましたね。
▼7月4日時点での週足チャート
予想通りというかシナリオ通りというか、トレーダーなら値動きのパターンをいくつも知っているのでこんなことは朝飯前です
そこで多くのエセインフルエンサー達が、
「ビットコインがどんどん下がっている!ここは買い!」
とか
「めちゃくちゃ下げてて絶好の買い場!」
などとSNS上で煽っている訳ですが、いまだ週足MAと月足MAとの乖離を埋めてきていませんので、まだまだ下げる可能性は大いにあります。
私はまだまだ下げると思っています。
乖離を埋めない限り本格的な上昇はありえません。
その煽りにのって買ってしまい含み損を抱えても彼らは責任を一切取りませんので、彼らの意見を鵜呑みにしないようにしましょう。
▼今後のシナリオ
(※現在週足レベルのダブルトップネックライン付近なのでこの辺から一旦反発してくる可能性あり。また、その反発から週足レベルの高値切り下げポイントを作ってくるために週足MA付近まで上昇してくる可能性あり。そして週足MA及び何かしらの節目ラインに頭を抑えられて反転・下落してきたら月足MAまで下げてくる可能性あり)
基本的にビットコイン界隈の人達はチャートを読む力がない人ばかりです。
チャートを読む力がないため、
「下げたら買い!」
「ここは買い場!」
みたいなことしか言えずそれを素直に信じて買ってしまうと皆さんの大切な資金を失ってしまう可能性があります。
また、失うまではいかなくても、本当に買い場が来た時に買うお金がないってことになりかねませんので、自分でチャートを読めるスキルを身に付けていきましょう。