こんにちは、100億円トレーダーです。
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2023年6月12日のユーロ円(EUR/JPY)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
▼リアルトレード動画はこちら
今回のトレード利益は下記の通り。
最初に損切りにあって、もう一度新たに入り直しています
では、日足から順に見ていきましょう。
日足
日足は上昇トレンド中。
直近では日足レベルの大きなダブルボトムを形成し、その右側のボトム内で小さなダブルボトムを形成してきています。
そしてそのダブルボトムのラインが過去の日足高値ライン(※下記チャートの黒太線)によって支えられています。
このブログ記事で何度もお伝えしていますが、こういった強固なラインによってレートが支えられたことで、相場は一旦これ以上「下」の価格で取引することを拒否したことと同意となり、その後の反転・上昇に対して非常に高い優位性をもつことになります。
また、日足の移動平均線(青線)を見ても、
- 傾きは上向き
- レートを下から支えている
ので上方向への優位性が高い状態と言えます。
とは言え、週足MAと日足MAが乖離しているため、下記のように週足MAに対して日足MAが収束してくるような動きを見せてくる可能性もあるので↓
あまり伸びないことも想定しておきます。
4時間足
4時間足は戻り高値を超えた後に安値切り下げ高値更新をしてきているので完全に上昇トレンド中。
そして現在は上昇トレンド転換後の押しを作ってきている状況です。
しかもその押しが4時間足レベルではっきりと認識できるダブルボトムを形成してこようとしていますね↓
4時間足MA(青線)とレートとの関係性を見ても、MAが下からレートを支えてこようかという状態なので逆行リスクは低く、上方向への優位性が高い状態と言えます。
また、今回押し目を形成してこようかというポイントが、4時間足レベルの戻り高値&ダブルボトムの左側のライン(下記チャートの黒太線)にしっかりと支えられています。
先ほどもお伝えしましたが、重要なことなのでもう一度言います。
こういった強固なラインによってレートが支えられたことで、相場は一旦これ以上「下」の価格で取引することを拒否したことと同意となり、その後の反転・上昇に対して非常に高い優位性をもつことになります。
つまり、今回ロングエントリーしたポイントは、
- 上昇中のMA(日足MAと4時間足MA)にしっかりと支えられている(=斜めの優位性)
- 水平ラインにしっかりと支えられている(=水平の優位性)
という点から逆行する可能性は非常に低く、負けにくい局面であると判断することができます。
相場は「支えられる」からこそ伸びるのであり、それ以上「下げない」からこそ買われる。つまり、探すのはエントリータイミングではなくこれ以上下げない(=逆行しない)ポイント。これ以上下げないポイントを見つけることができればあとはテキトーに買いポジを仕込むだけで勝手にレートは上昇する👍 pic.twitter.com/gouOgE2kcV
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2023年4月16日
とは言え先ほどもお伝えした通り、
【日足MAと週足MAが乖離しているため今後収束してくる可能性がある】
ことから、あまり上げずに反転・下落してくることも想定しておきます。
1時間足
そのような上位足相場環境の中、4時間足レベルのダブルボトムの右側のボトム内で1時間足レベルのダブルボトムを形成してきました。
ネックラインを超えることで1時間足レベルの上昇トレンド転換が確定しますので、ネックライン抜けに買い注文を仕掛けました(ピンクの矢印)。
また、ネックラインを超えてくると1時間足MA(青線)の方向も上向きを確定させてきます。
そうなると1時間足MAが4時間足MA(赤線)に対して収束から拡散するポイントになり、4時間足レベルの第5波を1時間足の根っこから獲れることになるので、それなりのリワードを見込めます。
最初の利確目標は4時間足で認識できるレジサポ転換ラインですので、リスクリワードは1:2.5くらいですかね↓
損切り
買い注文が入った後は思惑通り伸びていきましたが、急騰したためか1時間足レベルの直近高値到達で急落し始め謎の損切りにあいました。
▼1時間足チャート
▼15分足チャート
急騰した場合は急落することが多いのであまり急騰は好きじゃないです。
しっかりと押しを作りながら緩やかに上げていってほしいのですが、こればっかりは相場なのでどうしようもないですね
15分足
一旦損切りに掛かりましたが、4時間足レベルのダブルボトムのラインを割ることなく↓
再度レートが上げてきました。
1時間足の移動平均線も下からレートを受けるような形になり、これから1時間足レベルの第3波を形成してこようかという局面になってきました。
1時間足MAを抜けてのワンクッショングランビルポイントですね。
ですので、4時間足第5波の中の1時間足第3波を獲りにいくトレードとなります↓
また、1時間足MAと15分足MAとの関係性を見ても、15分足MAが1時間足MAを一旦上抜けて収束、そしてこれから拡散していこうかという状況です。
つまり、新たにロングエントリーをした局面は、
- 4時間足MAに対して1時間足MAが収束から拡散していくポイントでもあり、
- 1時間足MAに対して15分足MAが収束から拡散していくポイントでもあるので、
グランビルの中のグランビルということになり、上げ方向への優位性は非常に高くなります。
(※ちなみにこれらの時間軸の概念が理解できないうちは勝つのは難しいです)
ということで、15分足チャートを見て15分MAがこれからまさに拡散していくタイミングで成り行きで買い注文を入れました。
損切りラインは直近安値(※1時間足レベルの過去の高値ライン)のちょっと下に設定しています。
新たに入り直したトレードは、15分足レベルのトレードとなりますね
結果
1回目の利確
当初の予定通り、4時間足で認識できるレジサポ転換ラインに到達してきましたので、ここで半分のポジションを決済しました。
▼4時間足チャート
▼15分足チャート
2回目の利確
残り半分のポジションは15分足で安値をつけるたびに決済ラインを引き上げていましたが↓
上値が重そう&この日の夜に米CPI発表を控えていたため、まずは1/4のポジションを決済しました。
3回目の利確
残り1/4のポジションは15分足でつけてきた安値に決済ラインを移動させていましたが↓
引き上げていた決済ラインをレートが割ってきましたのでそこで全決済となりました。
▼今回のトレードの決済ポイントまとめ
以上の解説を踏まえて、再度リアルトレード動画をご覧いただくとより理解が深まるかなと思います。
..ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
なお、私のトレード手法の全てはこちらの4つの鉄板エントリーパターン解説レポート(PDF256ページ)に記載していますのでトレンドフォローで安定して勝ち続けたい方は是非手に入れておいてください。
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