こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら)
2022年6月2日のポンド円(GBP/JPY)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
▼リアルトレード動画はこちら
今回のトレード利益は下記の通り。
利確をミスってしまったので100万円を下回ってしまいましたね・・・(その理由は後述)
では、日足から順に見ていきましょう
日足
日足はダウの解釈の仕方にもよって上昇トレンド中か下降トレンド中か意見が別れるところ。
【ダウの転換には3通りの解釈がある】
①押し安値を抜けることのみをトレンド転換の条件とする見方
②押し安値を抜け、なおかつ高値安値両方切り下がることをトレンド転換の条件とする見方
③高値安値両方切り下がることのみをトレンド転換の条件とする見方3通りの解釈があるので柔軟に対応しよう👍 pic.twitter.com/K5ie6xxvIu
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2022年5月25日
直近では安値切り上げ高値更新をしているので上昇トレンド転換したと捉える方もいれば↓↓
戻り高値を超えていないのでまだ下降トレンド中だと捉える方もいます↓↓
上昇トレンド転換したと認識しているトレーダーは【買い】を検討してきますし、まだ下降トレンド中だと認識しているトレーダーは戻り高値付近までレートが戻してくると絶好の戻り売りポイントだという感じで【売り】を検討しています。
ですので、今回私は買いでエントリーしたのですが、
戻り高値付近までレートが上昇すると、戻り売りとして売ってくる勢力が現れるからこの戻り高値ラインで反転・下落してくる可能性が高い。
なのでこのライン到達でポジションの半分を決済しよう
という感じで、戻り高値のラインを目標ラインとしました。
このように、トレードとは自分以外の他のトレーダーが、
- どのような思惑を持っていて(=どのように認識していて)
- どのような注文を出してくるか
ということをある程度分からなければ相場環境を正しく認識することができないので、
いくら安値切り上げ高値更新をしていても戻り高値を超えていないものは、俺は上昇トレンド転換とみなさない!
みたいな頑固なこだわりは持たない方が良いでしょう。
「わたしはこういう見方をしている、でも違う見方をしている他のトレーダーもいるだろうから、このラインに到達すると反転してくる可能性は高い。だから一旦利食っておこう」
といった感じで、【自分の思惑】+【他人の思惑】を考えられるようにならないと安定して勝ち続けるのは相当難しいと思います。
相場は自分が動かしているわけではないですからね。
動かしているのはその他大勢の他人です。
話がちょっと逸れてしまったので日足の相場環境の解説に戻りますね。
戻り高値はまだ超えていませんが、週足レベルの押し目買いポイント内で日足レベルの安値切り上げ高値更新をしてきて短期的には上昇トレンド転換しているので、直近では買いが強いことが分かります。
また、直近の安値が日足でも認識できるレジサポ転換ライン(※下記チャートの赤太線)に支えられており、下値が固いことが判断できます。
とは言え、先ほども言いましたが、戻り高値付近まで来れば、「まだ下降トレンドは終わっていない」と考える勢力からの戻り売りが入ってくる可能性が非常に高いのでリワードは日足の戻り高値ラインまでとなります。
4時間足
4時間足は上昇トレンド中。
そんな中、4時間足でも明確に認識できる押し目(安値切り上げポイント)を形成してきました。
しかもその押し目が過去の4時間足レベルのレジサポ転換ライン(※下記チャートの赤太線)に支えられているので、かなり下値が堅く、サポートが強固であることが分かります。
このブログで何度も何度もお伝えしていますが、こういった強固なラインによってレートが支えられたことで、相場は一旦これ以上「下」の価格で取引することを拒否したことと同意となり、その後の反転・上昇に対して非常に高い優位性をもつことになります。
また、4時間足MAを見ても、
- 傾きは上向き
- レートを下から支えている
ことが分かるので、損切りにあう確率は低く、上方向へ上昇していく優位性は非常に高いと判断することができます。
相場は基本的に「上」にいくか「下」にいくかの二択ですので、強固なサポートラインに支えられて「下」に行けないとなると「上」に行くしかなくなります。
よって、サポートラインに支えられた時点で上方向への優位性の方が強くなります
ですので、この4時間足レベルの押し目(=安値切り上げポイント)内で、下位足である1時間足が上昇トレンド転換及び継続を確定してくれば「買い圧力」がさらに強くなるので、上げ方向に対する優位性はかなり高くなります。
とは言え、4時間足レベルで第7波目になろうかという局面ですので、あまり伸びない可能性もあり注意が必要となります。
1時間足
そのような上位足相場環境の中で、4時間足レベルの安値切り上げポイントの中で1時間足レベルのダブルボトムを形成してきましたので、1時間足レベルの上昇トレンド継続が確定するネックライン越えに買い注文を仕掛けました(ピンクの矢印)。
4時間足(赤線)と1時間足(青線)の移動平均線同士の関係を見ても、1時間足MAが4時間足MAに対して収束から拡散するポイントです。
よって、買い注文が通れば1時間足の根っこから今回の値幅(日足の戻り高値ラインまで)を獲れることになります。
また、上昇トレンドラインにも綺麗に支えられており、これも上昇に対してひとつの優位性を有することになります。
増し玉のロングポジション追加
注文が入った後、1時間足MAに対して押し目をつけてきましたので、その高値抜けに増し玉のロングポジションを仕込みました。
▼1時間足チャート
▼15分足チャート
要するに、1時間足の第3波(1時間足MAを一旦上抜けてのワンクッショングランビル第3波ポイント)で増し玉のロングをしたということです
結果
日足の戻り高値ライン到達でポジションの半分を決済するつもりでしたが、そのライン付近にレートが到達した時、悠長にジムで筋トレをしていたので決済することができませんでした汗
なので、1時間足のダウが崩れるまでということで1時間足レベルで安値をつけるたびに決済ラインを引き上げていましたが、週末深夜のため手動で全決済しました。
以上の解説を踏まえて、再度リアルトレード動画をご覧いただくとより理解が深まるかなと思います。
▼リアルトレード動画はこちらから見れます
..ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
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