こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら)
2022年1月20日のポンド円(GBP/JPY)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
なお、今回のトレードで得た利益額は下記のとおり。
金額だけ見るとものすごく稼いでいるように感じますが、やっていることは月10万とか20万稼いでいた頃と何も変わりません。
違うのはロット数だけ。
稼いだ利益を引き出さずに証拠金に再投資し続けてきたので、ロット数が以前とは比べ物にならないほど大きくなってきています。
トレードは、「技術×資金」で稼げる金額が決まるので、技術を身につけるのとの同時に、
- 稼いだ利益を引き出さないで証拠金に再投資する
- 他の収益源によって稼いだお金の一部を証拠金に足していく
など、元手を大きくする努力も日々怠らないようにしましょう。
【日給200万円を達成できた2つの理由】
❶練習ソフトを使って反復練習しまくり、安定して稼げるトレード技術を習得したから
❷稼いだトレード利益を引き出さずに証拠金に再投資し、ロット数をあげてきたからトレードは、「技術×資金」なので技術を習得することも資金を再投資することも両方重要😁 pic.twitter.com/MFH3L4ZxLU
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2022年1月24日
では、日足から順に解説していきます。
日足
日足は戻り高値を超えているので上昇トレンド中。
日足の移動平均線(青線)も下からレートを受けてきているので買いに優位性があるように見えますが、週足レベルの大きなダブルトップを築き、上値がかなり重い展開です。
▼日足チャート
▼週足チャート
また、日足MA(赤線)と週足MA(青線)との関係性を見ても両者にかなり乖離が見られるので、この乖離を埋めるグランビルが働き、週足MA付近までレートが一旦下げてくるシナリオが想定できます。
日足MAをよく見ても、依然として上向きではありますがその角度がかなり緩やかになってきています。
これはどういうことかというと、日足レベルでのレートの平均値の上昇がなくなってきていることを示しており、すなわち日足レベルのトレーダーの行動が
- 上の価格
よりも
- 下の価格
を求めることが多くなってきたと捉えることができ、買い勢力優位だったのが、徐々に売り勢力の力が強くなってきているということです。
ですので、ここから更に買っていくにはリスクが高く、どちらかと言うとこれまでの上昇で利益を得ているトレーダー達の利益確定の売り注文を利用して下落を獲りにいく相場環境となります。
ただし、下げれば下げるほど週足MAからの押し目買い勢力による押し目買いが入ってきますので、目標値は週足MA付近までとなります↓
4時間足
4時間足はレンジでしたが、その後2回も高値を切り下げてきており、かなり弱いことが分かります。
しかもその高値切り下げポイントがどちらとも過去の安値ラインにしっかりと頭を抑えられています。
このブログで何度も何度もお伝えしていますが、こういった誰もが認識できる明確なラインによってレートが抑えられたことで、相場はこれ以上「上」の価格で取引することを一旦拒否したことと同意となり、その後の下落に対して非常に高い優位性をもつことになります。
また、4時間足MA(青線)の傾きも下向きであり、下向きということは、
「4時間足レベルで買うトレーダーよりも売るトレーダーの方が多い状態が続いている」
ということが判断できるので、4時間足MAの傾きからも売りに優位性がある局面と言えます。
MA同様、切り下げラインにもしっかりと頭を抑えられていますね↓
ラインやMAなどが重なるポイントは、サポートorレジスタンスとしての強度が強くなるので
「重なる=それだけ強いサポートになり得る」
と覚えておきましょう。
MAにタッチしたから、ラインにタッチしたからと1つの理由だけでトレードする人は多いですが、それだと優位性が低く、逆行リスクが高い😂 pic.twitter.com/3ODOSTba3d
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2021年11月4日
あと何と言ってもここで忘れてはいけないのは下値が揃っているということです。
下値が揃っているということはここから買っているトレーダーが大勢いるということであり、彼らはこのライン直下に損切り注文を入れています。
また、ここまで下値が綺麗に揃ってラインが美しく引けるとなると、これまでの上昇で利益を得ていてまだポジションを保有しているトレーダー達もこのライン直下に決済(=利確)注文を移動してきます。
つまり、このライン直下には、
- 下値で買ったトレーダー達の損切りの売り注文
- これまでの上昇で含み益を得ているトレーダー達の利益確定の売り注文
という2つの売り注文が大量に集中していることになり、このラインを割ってくればそれらの売り注文を巻き込み一気にレートが下げていく優位性が非常に高くなります。
1時間足
そのような上位足相場環境の中、4時間足レベルの高値切り下げげポイント(赤線)内で1時間足レベルで大きなダブルボトムを築いた後、更に高値を切り下げてきました。
本来なら1時間足レベルの下降トレンド転換が確定する安値割れに売り注文を入れたいところですが、そうなると損切りまでの距離が遠くなり、あまり旨味があるトレードではなくなってしまいます。
ですので、今回はリスクリワード比をよくするためにも15分足の下降トレンド継続ポイントで売り注文を仕掛けました。
売り注文の詳細なエントリーポイントは15分足の章で解説しています
ちなみに、先ほどの4時間足の章で解説した注文の集中ですが、1時間足で見るとよく分かります。
明らかに赤ライン直下には①②③④⑤から買っていったトレーダー達の損切りの売り注文が大量に溜まっていることが分かるので、このラインを抜けてくるとそれらの損切り注文を巻き込みレートが一気に下げていくことは容易く想像できると思います。
というかこの程度のことはチャートを見た時に想像できないとダメですね
15分足
15分足を見ると、1時間足レベルの高値切り下げポイント(赤線)内で15分足レベルの高値切り下げポイント(青線)を形成してこようかという状態になっていました。
この15分足レベルの直近安値を割ることで15分足レベルの下降トレンド継続が確定することになるので、下げ方向への優位性が高まることになります。
ですので、この直近安値割れ売り注文を仕掛けました(ピンクの矢印)。
1時間MA(赤線)と15分足MA(青線)との関係性を見ても、15分足MAが1時間足MAに収束してきてこれから拡散してこようかという局面です。
また、4時間足MA(赤線)と1時間足MA(青線)の移動平均線同士の関係を見ても、1時間足MAが4時間足MAに対して収束から拡散するポイントでもあるので↓
『グランビルの中のグランビル』
ということになり、下方向の優位性は相当強くなります。
(※ちなみにこれらの時間軸の概念が理解できないうちは勝つのは難しいです)
結果
1回目の利確
4時間足レベルで引けていたチャネルライン下限にレートが到達してきましたので、ここでポジションの半分を決済しました。
2回目の利確
残りは15分足レベルのダウが崩れるまで、ということで15分足で高値を作るたびに決済ラインを移動させていましたが↓
引き下げていた決済ラインをレートが超えてきましのでここで全決済となりました。
▼今回のトレード決済ポイントまとめ
※1時間足チャート
※15分足チャート
..ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
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