こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら)
先日、子どもたちのterm1(1学期)が終了し冬休みに入ったので、頑張った記念にアユタヤという世界遺産の街へ行ってきました!
アユタヤはバンコクから日帰りでも観光できるほどの距離&規模なのですが、今回は一泊でのんびりしてきました。
日本で言うと奈良のような過去に王朝があって栄えていた歴史の街で、象にも乗れるんです。
1日目
バンコク駅から国鉄列車の旅
妻の希望で、今回は列車の旅。
テーマは「バックパッカー」だそうで、行き当たりばったりの貧乏旅のイメージだそうです。笑
ファランポーン駅(別名バンコク駅・クルンテープ駅)というバンコクで一番歴史があるターミナル駅まではタクシーで行き、そこから電車での出発です。
このファランポーン駅が近々閉鎖されるという話なのでせっかくだからと乗ってみたのですが、なかなか閉まりませんね。笑
タイあるあるです。
タイ国鉄は駅舎や電車がかなり年季が入っていて渋く、1時間半の乗車はとても楽しかったです。
今回はこのエンジ色の電車で出発。↓
とあるユーチューバーさんの情報によると、日本で1950年代に使われていたものと同じタイプの車両がまだ現役だそうで、昭和の日本を体験できます。
もはや、昭和を再現して作られたアトラクションかと思うほど!
タイ国鉄の電車には、
- 3等車
- 2等車(エアコンなし)
- 2等車(エアコンあり)
の3種類が基本のようで、私たちが今回乗った便にはエアコン車両がなかったので2等車(エアコンなし)の座席を予約しておきました。
ご覧の通り、窓と扇風機のみ。
しかし、12月のタイは意外と寒い。(タイに住んでびっくりしたことのひとつです)
乗客はみんな長袖のパーカーを羽織っていました。
ちなみに3等車はこんな感じ↑のボックス席で、昭和を感じます。
列車の窓もドアも、開けっぱなし。
身を乗り出して写真を撮る外国人がたくさんいます。
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バンコクは高層ビルが開発され続ける地域もありますが、トタン屋根が連なったこんな景色もまだたくさんあってワクワクします。
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車内販売も面白い。
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バンコク第二の空港であるドンムンアン空港をすぎるとだんだんと田舎の風景になって、バナナ畑なんかもありました。
アユタヤに到着
1時間半ほど列車に揺られ、アユタヤに到着です。
主要駅にもかかわらず、ホームは地面なので、乗り降りするのも一苦労。
荷物を運び入れるのも大変そう!笑
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陸橋なんてのはなく、線路をそのまま超えていくスタイルです。
駅の観光案内板を見ているとさっそく観光の客引きが始まりました。笑
アユタヤ駅前はかなり積極的で、さすが観光地という感じ。
こちらがアユタヤ駅の駅舎。
並んでるトゥクトゥクはバンコクのとは形が違って特徴的です。
客引きを断って、少し歩いて駅から徒歩で行けるピチャイソンクラーム寺院に寄ってみました。
タークシン王という、泰緬戦争で活躍した英雄(トンブリー王朝を開いた人)がビルマ軍と戦うための拠点にしたというお寺で、タークシン王が祀られていました。(ネット情報)
(タイの戦争では戦車がわりに象に乗っていたらしいです)
立派な本殿があったので、ロウソクや線香を買ってアユタヤでの安全を祈願しておきました。
この川を渡るボートがあるのですが、残念なことに月曜日はやっておらず(たぶん木曜日〜週末のみ)私たちはタクシーを呼んで移動しました。
世間の休みに関係なく旅行に行けるのがトレーダーの最大の利点なので、いつも旅行は人が少ない日を選ぶのですが…
人が少なすぎてやってない問題もあるんですね。笑
腹ごしらえのベトナム料理
アユタヤ観光をする前に、腹ごしらえにベトナム料理。
この↑veggie rollも、生春巻きも↓ライスヌードルも美味かった。
しかし、こどもたちには香草が強すぎたようです。
この時は知らなかったのですが、2021年12月発表のミシュランのビブグルマンにアユタヤも入ったようです。
このベトナム料理の近くにもビブグルマンのお店があったので知っていたら行っていた!笑
次回はぜひ寄りたいです。
【参考:アユタヤの歴史地区近辺でミシュランビブグルマンに選ばれた店】
– Pa Lek Boat Noodles
– Pranom Shredded Chicken Noodles (Wat Phanom Yong)
– Roti Sai Mai Abeedeen-Pranom Sangaroon
– Roti Sai Mai Mae Pom – Mother Branch
− Baan Tonsai
根っこに絡まった仏像が有名なワット・マハタートへ
アユタヤは町中が遺跡だらけなのですが、まずは一番有名な「根っこに絡まった仏像の頭」があるお寺に行きました。
外国人なので200円ほどの入場料を払います。(↓アラビア数字の上にあるくるくるしてるのはタイ数字)
その昔、泰緬戦争でビルマ軍に侵略されたときに破壊されたものが遺跡としてのこっています。
仏像に宝(金)が隠されていると思われていたらしく、ほとんどの仏像の首が斬られて体だけが残っているという異様な風景。
アユタヤは世界遺産として有名な観光地ですが、戦争の悲しいストーリーと切っては切り離せない場所なんですね。
有名な仏像の顔がありました↓↓
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四方が赤土と仏塔が延々と続く景色。
まるで時が止まったような、タイムスリップしたような不思議な空間でした。
これは↓比較的新しい仏像かな。
象に乗る
子連れのアユタヤといえば、象に乗るのが一つの目玉。
娘たちも楽しみにしていました!
象に乗る料金はタイ中どこの街でも大体ひとり400バーツ(1500円)ほどが相場のようです。
私は次女と、妻が長女と一緒に2頭に分かれて乗象。
嬉しそうな長女の笑顔!
娘たちは初めての象乗り、私は3回目くらいです。
以前乗った時はなんとも思わなかったのに、今回は、
「ぞうさん、人間のために働いてくれてありがとう。おかげで子どもたちが喜んでいます。しっかり美味しいご飯をもらって幸せに暮らしてください」
と、申し訳なさと有り難さがこみ上げてきました。泣
タイ人と象は大昔から共存する関係だったんだと思うのでその辺の文化には意見はありませんが、人間のために健気に頑張ってくれている象さんたちに少しでも美味しいものを食べて欲しいと思う気持ちでしっかりチップも払ってきました。
▼世界遺産祭のショーに出るためにピンクに塗られていてちょっと切ない…
アユタヤ世界遺産祭りへ
このプチ旅行の最大の目的は毎年12月に行われるアユタヤ世界遺産祭りというお祭りでしたので、歴史公園近辺がかなりの範囲でお祭り仕様になっていました。
竹籠のライトやベンチがゆるくて良い。
ステージが4つも5つもあちこちにあり、クロコダイルショーも見られました。
屋台がズラーっと並ぶのでおやつも夕飯も選び放題。
お目当てのショーを観劇
妻が予約していたアユタヤ の歴史を再現したショーを観ました。
花火や本物の象や馬が出てくる豪快なショーでかなり見応えあり。
内容はやはりアユタヤ王朝時代の栄光とビルマ軍との戦いの話でした。
ちなみにアユタヤ王朝の戦争とは関係ないですが、タイって世界中でも珍しい植民地を逃れた国なんですよね。
日本も実質アメリカの基地があるというのを除けば植民地になったことがないので、だから両国とも英語を話せる人が少ないという訳らしいです。(納得)
2日目
2日目は朝からまた遺跡を巡りました。
ちなみに今回泊まったのは遺跡から最寄りのバックパッカー用の安宿。
お部屋は値段相応でしたが、アユタヤ歴史公園の目の前にある宿なので観光には便利で、古民家を改装した建物はゆったりした雰囲気がよく、庭では子どもたちが楽しんでいました。
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今回は妻が決めたテーマが「バックパッカー」だったので確かにテーマには沿っていましたが、やっぱりホテルは多少良いところを選ぶべきだと勉強になりました。笑
アユタヤ歴史公園
とても広い敷地内に遺跡のお寺と現在も使われている新しいお寺の両方がありました。
蟻を見たり木の枝を拾いながらのんびり散策(しかし暑い)
ワット・ロカヤスタ
遺跡巡りは続きます。
ここもアユタヤで有名な涅槃像です。
周りにはほとんど何もないですが、歩いて散策すると鶏の放飼いをしている地元のゆるい生活が垣間見れて面白かった。
ワット・ウォラチェータラーム
似たような遺跡ばかりです。笑
ワット・ウォラポー
アユタヤ時代の神殿だったというこのピラミッドのような遺跡にも登ってみました。
道中、めちゃめちゃローカルな屋台で小腹を満たす。
店は汚いが(失礼)、おばちゃん優しいし、美味かった!
リバー沿いのカフェで休む
バンコクに帰る前の食事は川沿いのちょっとおしゃれなカフェに行きました。
タイの映えカフェでよく見かけるネットの席もありました。
この川沿いのクルーズもあるようでたまに船が行き交うのをみながらのんびり。
ハンバーガーとタイ料理を食べながら、とにかくのんびり。
タイで水辺といえばどこでも魚の餌やり。笑
ここも類にもれず、しっかりと餌やりしてきました。
列車でバンコクへ帰る
(チケット売り場の小窓で昼寝をする猫。タイっぽい)
タクシーで駅に向かい、バンコクまで帰りも列車で帰ります。
駅にはおそらくこの時間から露天を出すためにバンコクに向かうような人たちでたくさんでした。
皆さん大きな袋にたくさんの商品を詰め込んで。
アユタヤ旅行まとめ
バックパッカーを目指した弾丸アユタヤ旅でした。
タイ国鉄のノスタルジックが面白かったし、娘たちは象に乗れたのが楽しかったようで帰りの電車で
「またアユタヤに来ていい?」
と聞いてくれたのが嬉しかったです。
もし次にアユタヤに来ることがあれば、ミシュランに選ばれたレストランと川沿いのオシャレホテルを選びたいと思います。
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