こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら)
2021年8月13日のドル円(USD/JPY)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
このトレードもリアルトレード動画は面倒くさいので撮っていませんでした苦笑
ですので、文章のみの解説となりますことをご了承ください。
次回からはまたちゃんと動画撮りますね
ちなみに今回のドル円ショートで得た利益は約80万円ほどでした。
トレードは安定して稼げる技術を身につけ、かつ、得た利益を引き出さずに証拠金に再投資していけばロット数をどんどん上げることができるので、1トレードあたりに稼げる利益額が増えてきます。
私も最初は1トレード数千円〜数万円程度の利益でしたが、トレードで得た利益をほぼ引き出さずに証拠金に再投資していった結果、今現在は1トレードでこれくらいは稼げるようになりました。
しかも、1トレード数千円〜数万円程度の頃と労力は何も変わりません。
これがトレードの凄いところです。
キーボードへ入力する数字が幾分増えるだけです笑
ですので、トレードで大きく稼ぎたい方は、
- 小さな金額でもいいので毎月安定して稼げるトレード技術を習得する
- 得た利益を絶対に引き出さない
この2つを愚直に行えば、いずれ大きな金額を稼げるようになります。
トレードは、「技術✖️資金力」ですからね!
投資は、技術×元手なんです。
トレードの専門書を著した人であっても、元本を持たないトレードの専門家には意味がないわけです。
つまり金持ちになるには、技術と資金が必要です。
— きんぐす💹 (@HigiriS) 2016年1月1日
@HigiriS しかしながら、多くの人は、技術を身に付けるための勉強を毎日必ずしていないし、
元手を集めるための方法もさして考えいません。貯金をせず無駄金を使うことも多い。
— きんぐす💹 (@HigiriS) 2016年1月1日
前置きが長くなりましたが、今回のドル円(USD/JPY)のトレードについて日足から順に解説していきます。
日足
日足は下降トレンド中。
しかも同じレジスタンスラインに3度も抑えれて高値を超えられない状況であり、下落圧力はまだまだ強いです。
週足で見ても、わずかながら高値切り下げが見えてきているような感じなので、週足レベルでも売ってくる勢力がいることが判断できます。
▼週足チャート
もうちょっとハッキリと分かる高値切り下げであれば、明確に週足から売りが入ってくると思いますが、この高値切り下げの感じだと微妙と言えば微妙ですね
とは言え、直前の下げを全戻ししてきた上に、レートが日足MAを超えてきましたので、日足MAを一旦上抜けてのワンクッショングランビル第3波という可能性もあり、売りと買い、両睨みの展開となります。
4時間足
4時間足はダウ理論だけ見れば押し安値を割っていないので上昇トレンド中。
が、日足で見たように、3度も抑えられている日足レベルのレジスタンスラインに頭を押さえられて高値切り下げポイントを形成してこようかという局面なので、売り圧力が相当強いことが分かります。
4時間足MAの傾きを見ても上向きから水平になってきているので、4時間足トレーダーの行動が
- 上の価格(=買いたい)
よりも
- 下の価格(=売りたい)
を求めることが多くなってきたと捉えることができ、買い優勢だったのが、売り優勢になってきていることが判断できます。
更にその水平になった4時間足MAをレートが下抜いてきているので、その瞬間の価格が平均値を下回ってきたことを示し、4時間足レベルでは買うトレーダーよりも売るトレーダーの人数の方が多くなってきたということです。
ですので、この流れに乗って下位足で買っていくことができます。
とは言え、直下には4時間足レベルの押し安値のラインや日足MA(赤線)が控えているので値幅が期待できるのはその近辺までとなります。
リスクリワードは1:1程度なのであまり旨味があるトレードとは言えませんが、実は「ある観点」から結構旨味があるトレードだったのです。
それを次の1時間足の章で説明します。
1時間足
1時間足は1時間足レベルの押し安値を割っているので既に下降トレンド中であり、下げ方向への優位性が高い状態。
そんな中、日足レベルの強固なレジスタンスラインに頭を押さえられて4時間足レベルの高値切り下げポイント(赤線)を形成。
その切り下げポイントの中で1時間足レベルでも高値切り下げポイント(青線)を形成してきました。
直近安値を抜けることで、1時間足レベルの下降トレンド継続が確定しますので直近安値抜けに売り注文を仕掛けました(ピンクの矢印)。
利確目安は4時間足レベルの押し安値ラインですので、リスクリワードは1:1程度。
正直、あまり旨味があるトレードとは言えないのですが、ある観点から今回のトレードはほぼ負けないことが分かっていたので、短期的にサクッと利益を獲るつもりでエントリーしました。
そのある観点とは、
「3つの注文の集中」
です。
今回私がショートエントリーしところには3つの売り注文が集中していました。
だかこそ一気に下落したのですが、その3つの売り注文とは具体的に何か分かりますか?
これが分かっている方は中級以上のレベルにはなっていますね!
分からない方のために、今からその3つの売り注文の解説をしていきます。
下記の3つです。
- これまでの上昇で買いポジションを保有していたトレーダーの決済注文(=売り)
- 直近で買ったトレーダーの損切り注文(=売り)
- 高値切り下げ安値更新による新規売り注文(=売り)
これら3つの売り注文の集中により、一気に下落していったのです。
正直、ここまで下げるとは思いませんでしたが。。。
簡単に1つずつ解説していきますね。
1.これまでの上昇で買いポジションを保有していたトレーダーの決済注文
これまでにずっとレートが上昇してきているということは、買いポジションを保有しているトレーダーが大勢いるということです。
基本的に彼らは安値をつけるたびに決済ラインを移動してきますから、今回私がショートエントリーした安値直下には大量の決済ラインが入っています。
これが注文の集中その1です。
2.直近で買ったトレーダーの損切り注文
注文の集中その2は、
「直近で買ったトレーダーの損切り注文」
です。
上記画像を見れば分かる通り、1時間足レベルの安値(=ネックライン)で何度も買われています。
4時間足レベルではまだ上昇トレンド中ですので、
ここは絶好の押し目だ!
という感じで押し目買いをしてきたトレーダーがたくさんいたのでしょう。
確実に言えることは、このネックラインの位置で買いを仕掛けたトレーダーの数の方が売りを仕掛けたトレーダーの数より多かったということです。
売るトレーダーより買うトレーダーの数の方が多ければ当然レートは上げます。
このネックラインで買ったトレーダーというのは基本的にこのライン直下に損切り注文(=売り注文※緑線)を入れています。
つまりこのネックライン到達で買われれば買われるほど、ネックライン直下には損切りの売り注文が溜まっていくことになります。
ということは、このラインを割ってきたらそれらの損切り注文を巻き込み一気に下げていきます。
3.高値切り下げ安値更新による新規売り注文
注文の集中その3は、
「高値切り下げ安値更新による新規売り注文」
です。
4時間足のところでお伝えしましたが、今回の局面は日足レベルのレジスタンスラインに頭を押さえられて高値切り下げポイントを形成してこようかという局面です。
ですので、売り圧力は相当強く、高値切り下げ安値更新で新規のショートポジションを建ててくるトレーダーは相当数います。
また、それだけでなく、
- これまでの上昇で買いポジションを保有していたトレーダーの決済注文(=売り)
- 直近で買ったトレーダーの損切り注文(=売り)
という2つの注文が大量に入っていることが分かっている賢明なトレーダーもネックライン直下に新規のショートポジションを建ててきますので、このネックライン直下には相当数の売り注文が溜まっているのです。
私はこれらのことが分かっていたので、
3つの売り注文を巻き込んで、短期的には下がるな。
少なくとも4時間足の押し安値ラインくらいまでは下がるだろう
というシナリオを描き、短期的にサクッと利益を獲りにいくつもりでネックライン割れに売り注文を仕掛けました。
追加のショートエントリー
キャプチャーを撮るのを完全に忘れていたのでその時のチャートがないのですが、ネックラインにて15分足レベルのリターンムーブをしてきたので、追撃でショートをエントリーをしています。
▼1時間足チャート
▼15分足チャート
こちらは下げている途中からエントリーしているのでリスクが割と高めなので、注文と同時に利確の予約注文を4時間足の押し安値ラインに入れておきました。
追撃のショートはピラミッティングと言われる手法です。
ピラミッティングを使えば利益を爆増させることができるので、是非マスターすることをお勧めします。
詳しくは、FXピラミッティングのやり方を具体的に解説【莫大な利益を上げる最強の方法】をご覧ください
結果
1回目の利確
注文と同時に利確の予約注文を4時間足の押し安値ラインに入れていた追加のショートエントリー分の玉は、押し安値ライン到達で決済されました。
▼追加のショートエントリー分の利益はこちら
2回目の利確
残りのポジションは、15分足レベルで高値をつけるたびにそこに決済ラインを移動させていましたが↓
週末深夜ということもあり、結局、寝る前に手動で決済しました↓
▼1時間足チャート
▼15分足チャート
▼今回のトレードの決済ポイントまとめ
▼最初のショート分のリスクリワード
▼追加のショート分のリスクリワード
..ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
なお、私のトレード手法の全てはこちらの無料マニュアル(PDF256ページ)に記載していますのでトレンドフォローで安定して勝ち続けたい方は是非手に入れておいてください。
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3ヶ月くらい真剣に私のマンツーマン添削を受ければ、見違えるほどトレード成績が向上していくことは間違いありません。
マンツーマン添削を受けている生徒さんからの感想はこちらから見れます。
コメント
100億円トレーダー様
大変参考になる記事いつもありがとうございます。
ひとつ質問させてください。
日足チャートの図についてですが、白黒ローソク足の下にそれを反転させたような青ピンクのローソク足が記載されています。
こちらはどういう意味があるのでしょうか?
上下逆さまにしたローソク足です!