こんにちは、100億円トレーダーです。
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2020年5月12日のポンドドル(GBP/USD)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
今回は、4時間足と1時間足でのトレンド継続ポイントが同じでしたので、ほぼ4時間足レベルのトレードとなりました
では、日足から順に見ていきましょう。
日足
日足は上昇トレンド中ですが、下降トレンド中の週足から戻り売りが入ってくるポイントで完全にその勢いをなくし、前回高値に押さえられWトップを形成した後、高値切り下げポイントを作ってきました。
日足の移動平均線との関係を見ても、下降中の日足移動平均線にも抑えられてきており、移動平均線を一旦下抜けてのワンクッショングランビルポイントでもあります。
週足レベルの戻り売りエリアで日足レベルの高値切り下げですから、売り圧力が相当強くなってきていることが分かります
ですので、下位足で良い形を築いてきたら是非売っていきたい局面となります。
ということで、下位足を見ていきます。
4時間足
4時間足を見ると、日足レベルの高値切り下げポイントの中で、更に4時間足レベルでも高値を切り下げてきており、相当売り勢力が強いことが分かります。
売り注文を仕掛けたライン(ピンク矢印)を割ってくると、4時間足レベルで下降トレンド継続が確定するため、
上昇に転ずる可能性はもうないな
と判断したトレーダー達が更に売り注文を入れてくるので、下げ方向に対して非常に優位性が出てくることになります。
また、日足MAと4時間足MAの関係を見ても、4時間足MAが日足MAに対して収束から拡散するポイント(=グランビル第3波)でもあり、4時間足の根っこから獲れることになりますので注文が入れば、かなりのワードが見込める局面となります。
イメージとしては、日足レベルの第3波の中の、4時間足第3波&第5波を獲りにいくイメージです。
(※下記チャート図の□部分を獲りにくトレードです)
何度も言っていますが、上位足のどの部分の波を下位足で狙うのかが分かっていないと、恐らく一生勝てるようにはなりません
1時間足
そのような上位足相場環境の中、4時間足レベルの高値切り下げポイントの中で1時間足レベルのWトップを形成してこようかという局面になりましたので、1時間足でも下降トレンド継続が確定するネックライン割れに売り注文を仕掛けました(ピンクの矢印)。
今回は、下降トレンド継続が確定するポイントが4時間足と1時間足で同じところとなりました
また、4時間足MAと1時間足MAの関係を見ても、1時間足MAが4時間足MAに対して収束から拡散するポイント(=グランビル第3波)でもあります。
お気づきの方も多いかと思いますが、先ほど説明したように「日足MAと4時間足MAの関係」も収束から拡散するポイントであり、「4時間足MAと1時間足MAの関係」と同じです。
つまり、今回売りエントリーをした局面は、
・日足MAに対して4時間足MAが収束から拡散していくポイントでもあり、
・4時間足MAに対して1時間足MAが収束から拡散していくポイントでもあるので、
グランビルの中のグランビルということになり、下げ方向への優位性は非常に高いということです。
■4時間足チャート
■1時間足チャート
結果
注文が入った後は多少荒い値動きを見せたものの、ほぼ4時間足レベルのゆったりトレードとなりますのでほぼ放置で、4時間足レベルで高値を切り下げるごとに決済ラインを移動させていきました。
そして、引き下げていた決済ラインに引っかかりここで全決済されました。
これで今回のトレードを完結させました。
4時間足で見ると、4時間足MAの一波(=下記の□枠で囲った部分)を獲りにいったトレードとなりましたね
ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
なお、私のトレード手法の全てはこちらのマニュアル(PDF127ページ)に記載していますのでトレンドフォローで安定して勝ち続けたい方は是非手に入れておいてください。
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