こんにちは、100億円トレーダーです。
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2020年5月19日のドル円(USD/JPY)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
本来エントリーしたかったポイントはチャートを見ていなかったので入れず、ちょっと遅れて入りました。ですので下手糞なトレードとなってしまいましたね・・
では、日足から順に見ていきましょう。
日足
短期的なダウで日足を捉えると、戻り高値を超えているので上昇トレンド転換したと判断できます。
上昇トレンドに転換した後の安値切り上げなので、上方向への優位性が強くなります。
ですが、長期的なダウで日足を捉えると、まだ戻り高値を超えていなので下降トレンド継続中と判断することができます。
下降トレンドということは、「買っているトレーダーより売っているトレーダーの方が多い」かつ「買いたいトレーダーより売りたいトレーダーの方が多い」という状態なので下落がまだ続くだろうと考えるのが普通です。
ですので、戻ってきたら売りたいと考えているトレーダーが多く、長期的な日足ダウの観点から見ると下方向の優位性が強いと言えます。
よって、日足レベルでは、
・まだ下降トレンド継続中だと判断して売ってくる勢力が、
攻防している局面であり、どちらの勢力が勝つかはまだ分からない状態です。
とは言え、これまでずっとレートを抑えていた日足MAを上抜け、誰もが認識できる安値切り上げポイントを形成してきています。
ですので、多くの市場参加者が、
やや買い勢力が強くなってきているかな
と考え始めており、どちらかと言うと上方向への優位性の方が高いと判断することができます。
また、日足MAを一旦上抜けてのワンクッショングランビル第3波を形成してこようかという局面でもありますので、やはり上方向の優位性の方が下方向の優位性よりも高いと言えます。
もちろん、直上には長期的な日足ダウの戻り高値からなる抵抗帯が存在していますので、あまり伸びずに切り返されて反転してくるリスクも考慮しておきます
4時間足
短期的な日足のダウ(赤線)が上昇トレンド転換してきている中で、直近の4時間足も上昇トレンドに転換(青線)してきました。
また、今回エントリーをした所(ピンクの矢印部分)は、4時間足MA(青)を一旦上抜けてのワンクッショングランビルポイントであり、4時間足レベルの第3波に当たります。
4時間足MAを一旦上抜けての初めての押し目ということであり、直近では一番安いレートということになりますから、今後レートが伸びた時にかなりの値幅を獲れることになります。
更に、日足MAと4時間足MAの関係を見ても、4時間足MAが日足MAに対して収束から拡散するポイント(=グランビル第3波)でもあり、日足レベルの第3波を4時間足の根っこから獲れることになりますので注文が入れば、それなりのリワードが見込める局面となります。
イメージとしては、日足レベルの第3波の中の、4時間足第3波を獲りにいくイメージです。
但し、先ほども言いましたが、直上には長期的な日足ダウの戻り高値からなる抵抗帯が存在していますので、この辺で反転してくる可能性が高く注意が必要です
1時間足
そのような上位足相場環境の中、4時間足レベルの安値切り上げポイントの中で1時間足レベルのWボトムを形成してこようかという局面になりましたので、1時間足の上昇トレンド継続が確定するネックライン越えに買い注文を仕掛けました(ピンクの矢印)。
本当は、4時間足MAに対して1時間足MAが収束から拡散しようとしている根元から入りたかったのですが↓↓↓
チャートを見ていなかったのでココではエントリーできず、少し遅めのエントリーとなりました。
■4時間足チャート
■1時間足チャート
結果
1回目の利確
注文が入った後は、勢いよくレートが伸びていきましたが、長期的な日足ダウの戻り高値のラインで反転してくる可能性が高かったので、このライン到達で半分決済しました。
2回目の利確
その後チャートを見ていましたが、1時間足レベルでの高値切り下げポイント内で、上ヒゲのローソク足の後に大きな陰線で下げてきましたので、ここで残り半分の更に半分を決済しました(1/4決済)。
3回目の利確
残り1/4は、引き上げていた決済ラインに引っかかり全決済されました。
■今回のトレードの決済ポイントまとめ
ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
なお、私のトレード手法の全てはこちらのマニュアル(PDF127ページ)に記載していますのでトレンドフォローで安定して勝ち続けたい方は是非手に入れておいてください。
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