こんにちは、100億円トレーダーです。
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2020年3月31日のドル円のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
1時間足だけエントリー前のキャプチャを撮るのを忘れていましたので、すみませんが、1時間足は出来上がったチャートで解説していきます。また今回のトレードも1時間足レベルのトレードとなるので15分足の解説はありません
日足
日足レベルではトレンドレス、もしくは前回の押し安値を割ってからまだ安値切り上げも高値更新もしていませんので、下落トレンドと捉えることができます。
とは言え、これまでの下げをほぼ全戻しで戻してきていること、日足MAも既に抜けていることを考えると日足レベルでは買いに優位性があるのかなという感じです。
ですので、下位足で売っていく場合、レートが下がれば日足レベルの押し目買いが入る可能性があるので、利益が乗ればサクッと利益確定をしていく局面となります。
4時間足
4時間足では既に下降トレンドに突入しており、今回のトレードはその戻しを狙ったトレードとなります。
要するに、戻り売りですね
ですが、
・4時間で既に大幅に下げてきているため売り余力がそんなに残っていないこと
(=まだ利確していないトレーダーが多いということなので、将来的に決済の買いが入ってくるリスクがある)
等から、仮に下げてきてもサポートラインで反転してくる可能性が高いため、あまり伸ばしていく局面ではなく、こまめに利益を確定していくことが大切となります。
1時間足
1時間足レベルでは直近まで上昇トレンドでしたが、節目となるラインに抑えられてWトップを形成してこようかという局面です。
Wトップを形成後、そのネックラインを割ってくると1時間足レベルでも下降トレンドに突入することになり、下降トレンド中の4時間足と方向が一致してきます。
つまり、相場の大きな流れである4時間足の方向(下)に、小さな流れである1時間足の方向が合致してくる瞬間がWトップのネックライン割れなので、ここを割ってくると下げ方向に対して優位性を持つことになります。
また、このネックライン直下には、
②ネックラインから押し目買いをしたトレーダーの損切りの売り注文
③戻り売りを狙っているトレーダーの新規の売り注文
の3つの売り注文が集中しているため、このネックラインを割ってこればある程度は下げてくることは予想できます。
ということで、下記チャートのピンク矢印の部分で売り注文を仕込みました。
但し、上位足でも見ていたようにレートが下げてくれば日足レベルの押し目買いが入ってくるポイントでもあるので、支えられて反転してくれば微益撤退することも想定しておきます。
かつ、
・上昇中の1時間足MAを下抜けるタイミングでエントリーすること
等から、一旦戻してくることも想定済みであり、エントリー後のレートの動きは下記チャートのようなイメージをしていました。
結果
1回目の利確
1回目は危惧していた日足レベルのサポートラインを抜けきらずに、1時間足レベルでも認識できるWボトムを形成(青線)してきたので、ボトムの右側の中の安値切り上げ高値更新のポイントで半分決済しました(実際の決済ポイントは下記チャート図参照)。
残り半分は、1時間足レベルでトレンドが崩れるまで保有です。
2回目の利確
日足レベルのサポートラインを僅かに抜けましたが、その後売りの勢いは加速せず1時間足レベルで短期的な高値を付けてきたのでそこに決済ラインを移動して、この日は寝ました。
次の日起きたら、決済ラインで利確されており、これにて今回のドル円のトレードを完結させました。
4時間足レベルの戻り目を形成してきたので、一旦は下げるだろうなとは思っていましたが、やはり大して伸びませんでしたね
ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
なお、私のトレード手法の全てはこちらのマニュアル(PDF127ページ)に記載していますのでトレンドフォローで安定して勝ち続けたい方は是非手に入れておいてください。
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