こんにちは、100億円トレーダーです。
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2020年4月28日のドル円(USD/JPY)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
今回のトレードは1時間足レベルのトレードとなりますので、15分足の解説はありません。4時間足第3波を獲りにいったトレードとなります。← どの時間軸のどの波を獲りに行っているかを自分で把握していないと多分勝てません
それでは日足から順に見ていきましょう。
日足
日足はトレンドレス。
高値を切り下げてディセンディングトライアングルのような形を築いてきてもいるし、安値を切り上げて大きなWボトムを形成してきてもいるしと、「売り勢力」と「買い勢力」が先週はずっとやりあっている局面でした。
このように、高値切り下げから売っていきたい勢力と、安値切り上げWボトムから買っていきたい勢力がガチンコにやり合っている最中はレートが伸びませんので静観しておくのが賢明です
ドル円、高値切り下げから売っていきたい勢力と、安値切り上げWボトム形成から買っていきたい勢力の攻防真っ最中
売り勢力と買い勢力のバチバチの喧嘩中なので、どちらの勢力が勝つまで静観するのが吉
こういう局面で、抜けるとめちゃくちゃ値幅を獲れるかも?とスケベ心を出すとやられるのがオチ pic.twitter.com/gf1nKkXNeI
— 100億円トレーダー@セミリタイア中 (@million_trader8) 2020年4月23日
そんな中、レートは上がらず、やや買い勢力が弱くなってきているかなという局面になってきましたので、ここから下位足を見ていきます。
4時間足
4時間足を見ると、先週ずっとサポートラインとして機能していたライン(4回支えられているライン)を抜けてきましたので、4時間足レベルでは買いと売りの攻防に決着がつき、売り勢力が勝ったということが分かります。
ただ、直下には日足レベルのWボトムのラインがあるので完全に売り方が勝ったとは言い切れませんが。。
これで、相場参加者の大多数の目線が売り側に傾き、「買い」よりも「売り」に対して優位性が出てくるので、皆戻り売りを狙いはじめます。
ダウを見ても、上記チャート図の青線のように完全に下降トレンドに突入しているため、
戻ってきたら売りたい
という勢力が増えることになります。
4時間足の移動平均線も上からレートを抑えてきていることも「売り」への優位性がある証拠です
また、レートがレジスタンスされているラインは、過去4回ほど支えられていたサポートラインであり、レジサポ逆転が起こっていることが分かります。
このレジサポ逆転ラインでは、
②日足サポートライン(紫線)到達から逆張り気味に買っていった人達の決済の売り注文
③戻り売りを狙っていた人達の新規の売り注文
といった
「3つの売り注文の集中」
が起こっているので、このラインを抜けることができず、堅くレジスタンスされています。
これらの状況を見ると完全に「売りが強い局面」であり、あとは下位足でトレンド転換(継続)してくるのを待つだけです。
という訳で1時間足を見ていきます。
1時間足
そのような上位足相場環境の中で、4時間足レベルの高値切り下げポイントの中で1時間足レベルのWトップを形成してこようかという局面になりましたので、トレンド転換が確定するネックライン割れに売り注文を仕掛けました(ピンクの矢印)。
これは1時間足レベルのトレードであり、4時間第3波の中の1時間足第1波&第3波を獲りに行くトレードとなります
また、4時間足と1時間足の移動平均線同士の関係を見ても、1時間足MAが4時間足MAに対して収束から拡散するポイントでもあり、1時間足の根っこから獲れることになりますのでそれなりのリワードは見込める局面となります。
結果
注文が入った後はレートが伸びていきましたので、1時間足レベルで高値を切り下げるごとに決済ラインを移動させていきました。
そして、引き下げていた決済ラインに引っかかりここで全決済されました。
これで今回のトレードを完結させました。
ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
なお、私のトレード手法の全てはこちらのマニュアル(PDF127ページ)に記載していますのでトレンドフォローで安定して勝ち続けたい方は是非手に入れておいてください。
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