こんにちは、100億円トレーダーです。
(※顔写真付きの詳しいプロフィールはこちら)
2025年3月24日のXTI/USD(WTI原油先物)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。

今回もリアルトレード動画はありません、ご了承ください。
またエントリー前のキャプチャを取り忘れていましたので全て事後キャプチャでの説明となります。
今回のトレード利益は下記の通り。
では、日足から順に見ていきましょう。
日足
日足はダウ理論だけを見たら戻り高値を超えておらず下降トレンド中。
なので売りに優位性があると思いがちですが、週足・月足レベルで何度も支えられている安値ラインに直近安値が支えられて安値を切り上げてきている状況なので直近では買い圧力が強くなってきており、買いに優位性があると言えます。
▼日足チャート
▼週足チャート
日足MAの傾きを見ても下向きから水平になってきています。
移動平均線が水平になるということはその期間(※本件で言えば20期間:日足トレーダー)のレートの平均値の下落がなくなったことを示しており、その期間内のトレーダーの行動が、
「下の価格(=売りたい)」
よりも
「上の価格(=買いたい)」
を求めることが多くなってきたということです。

なので買いに優位性があることになりますね
また、日足MAが水平になってきているということは、今後週足MAに対して収束してくる可能性が高いということです。
「上位足MAを下抜けた下位足MAは抜けた後に上位足MAに対して一度収束してくる(=レート的にはレンジ相場になるか一旦上昇するということ)」
というのが相場のセオリーなのですが、そのセオリーの値動きになりやすい相場環境になっていることも買いを検討する1つの材料になります。
【相場の絶対法則教えます😙】
相場に絶対はありませんが、唯一絶対的な法則があります。
それは、
▪️乖離したものは必ず収束してくる
という法則です。
これだけは『絶対の法則』なのでこの法則を知っていれば乖離した所からトレードしなくなり、結果無駄な負けを減らすことができます👍 pic.twitter.com/K2C1ogk1TI
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2024年9月9日
さらに冒頭でも軽く触れましたが、週足チャートを見ると、直近安値が過去に何度も支えられている安値ライン(※実際はラインではなく帯)でサポートされて、週足レベルの戻り目形成のための上昇(=週足MAまでの乖離を埋めるグランビル)が働きやすい局面になっていますので、これも買いを検討する1つの材料となります。
▼週足チャート

ダウ理論だけからトレンドを判定して、
「下降トレンド中だからここは売りを検討!」
みたいな単一的な思考だと今回の上昇を獲ることができませんし、そのような単一的な思考をしている限りトレードで勝ち続けることは不可能です。
上記で私が解説したような複合的・総合的思考が勝ち続けるためには必要となります
4時間足
4時間足は押し安値を割って一度下降トレンド転換しましたが、その後安値切り上げ・高値更新で再度上昇トレンド転換。
現在は上昇トレンド転換後、4時間足レベルの安値切り上げポイントを作り、トレンド転換後の初押しを形成してきている状況です。

上昇トレンド転換後の初押しのため上昇優位性は非常に高いです!
初心者にはトレンド転換後の最初の初押し・初戻しのトレードをお勧めしている👍
理由は(初押しの場合)。
①上昇トレンド転換後なので多くの人の心理が買いに傾き新規の買い注文が入りやすい
②売っている人の利食い・損切り注文が入ってくるという2つの買い注文が集中し、レートが伸びやすいから😁 pic.twitter.com/6w4ckFW7Zg
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2024年2月26日
そして、現在形成中の安値切り上げポイントが過去の高値ライン(※下記チャートの黒太線)に綺麗に支えられています。
(※その後の小さく安値を切り上げたポイントも過去の安値ラインに支えられています)
このブログで何度もお伝えしていますが、こういった強固なラインによってレートが支えられたことで、相場は一旦これ以上「下」の価格で取引することを拒否したことと同意となり、その後の反転・上昇に対して非常に高い優位性をもつことになります。
4時間足MA(青線)とレートとの関係性を見ても、レートがMAを上抜け、そして今度は下からMAがレートを支えてこようかというワンクッショングランビルの局面になりますので、上方向への優位性が高い状態と言えます。
つまり、今回ロングエントリーしたポイントは、
- 上昇中の4時間足MAにしっかりと支えられている(=斜めの優位性)
- 水平ライン(※過去の高値ライン)にしっかりと支えられている(=水平の優位性)
と、逆行要素は限りなく低く、負けにくい局面であると判断することができます。
相場は「支えられる」からこそ伸びるのであり、それ以上「下げない」からこそ買われる。つまり、探すのはエントリータイミングではなくこれ以上下げない(=逆行しない)ポイント。これ以上下げないポイントを見つけることができればあとはテキトーに買いポジを仕込むだけで勝手にレートは上昇する👍 pic.twitter.com/gouOgE2kcV
— 100億円トレーダー@バンコク在住🇹🇭 (@million_trader8) 2023年4月16日
想定リワードは4時間足レベルでしっかりと認識できるレジサポ転換ライン&4時間足レベルで引けるチャネルライン上限の2つが重なる所あたりまでですので↓
リスクリワードは1:2程度となります↓
1時間足
そのような上位足相場環境の中で、4時間足レベルの安値切り上げポイント(赤線)の中で1時間足レベルの安値切り上げポイント(青線)を形成してきました。
本来なら1時間足レベルの直近高値を超えてくる所に買い注文を置くのが正しいですが↓
それだとエントリーが遅くなってしまいリスクリワードが悪くなってしまいます。
ですので今回は、
▼1時間足レベルの切り上げた安値のラインが過去の高値ラインに支えられている
▼1時間足MAが4時間足MAに対して収束し終えてこれからまさに拡散しようとしている
という2つの理由から1時間足レベルの高値超えを待たずに成り行きで買い注文を入れました(ピンク矢印)↓
4時間足と1時間足の移動平均線同士の関係を見ても、1時間足MAが4時間足MAに対して収束から拡散するポイントです。
すなわち、4時間足の波を1時間足の波の根っこから獲れることになりますので、それなりのリワードが見込めることが予想できます。
なお、想定リワードは先ほど4時間足の章のところでもお伝えしたように、
- 4時間足レベルのレジサポ転換ライン
- 4時間足レベルで引けるチャネルライン上限
の2つが重なる所あたりまでですので↓
リスクリワードは1:2程度となります↓
結果
1回目の利確
当初の予定通り、4時間足レベルのレジサポ転換ライン&4時間足レベルで引けるチャネルライン上限付近にレートが到達してきましたのでここで1/4のポジション×2回を決済しました。
2回目の利確
その後はチャネルラインの上限ラインにしばらくレートがへばりついていましたが結局上限ラインを超えられず陰線をつけて下げてきたのでここでさらに1/4のポジションを決済しました。
3回目の利確
残り最後の1/4のポジションは、4時間足レベルの過去の安値ライン&1時間足レベルで引けるチャネルライン上限にレートが到達してきましたのでここで全てのポジションを決済しました。
▼今回のトレードの決済ポイントまとめ
※1時間足チャート
※4時間足チャート
..ということで今回のリアルトレード解説は以上となります。
何か参考になれば幸いです。
なお、私のトレード手法の全てはこちらの4つの鉄板エントリーパターン解説レポート(PDF256ページ)に記載していますのでトレンドフォローで安定して勝ち続けたい方は是非手に入れておいてください。
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