BTC/USDが史上最高値到達で騒がれています。
そしてBTC界隈の人たちは上昇することしか頭になく、何かにつけて買い煽りをしてきます。
今回も、
「これから大幅上昇!乗り遅れるな!」
「年末には2000万円!」
とか煽っています。
そこで今回、自分用に作ったメモ(チャートに書き込んだもの)を使って現状のBTC/USDの私なりの相場感をお話したいと思います。
そんなに親切に解説する気はなくささっと適当にお伝えしていきますが、結構参考になると思います。
ぜひ皆さん自身も本記事を読んだ後に自分なりのBTC/USDのシナリオを立ててみてください。

なお、長期では一貫してBTC/USDは買い、但しまだ買うのは早い。というのが私のBTC/USDの相場感です。BTC/USDはちょっと行きすぎる特徴があるので今後も市場最高値を更新して多少は上がる可能性はありますが、大幅上昇はまだまだ先と考えています。その理由を解説していきます。
月足チャート
大幅上昇するかどうかを見たいのであれば月足チャートを見ないといけません。
月足の環境が悪い場合、大幅上昇できないからです。
そして月足チャートの環境は下記のチャートに記載の通りです。
月足MAが80MAに収束→拡散してからもう既に大幅に伸びているのでここから大幅上昇する可能性は極めて低いです。
ただし、先ほどもお伝えした通り、BTC/USDは行きすぎるの市場最高値を超えて高値更新する可能性もありますが、その後もそのまま更なる上昇を続けるというのはテクニカル的には考えにくいです。
週足チャート
週足チャートを見ても、週足MA(青)と月足MA(赤)の収束が弱いのでこれも大幅上昇が見込めない原因となります。
上記チャートのようにもっと収束してもっと押して欲しかったところです。
ここからは割と効くテクニカルインジケーターの話。
RSIのレジサポ転換ラインを抜けることができるか?
RSIはまだ下降トレンド中なので、このレジサポ転換ラインに抑えられて再度下げてくる可能性も考えられます。
そしてRSIの上昇トレンドラインに再びのせてくることができるのか?
RSIの上昇トレンドラインに抑えられてリターンムーブの動きを見せてきたら再度下げてくる可能性も十分に考えられます。
日足チャート
日足MAとの乖離が凄いので、日足MAとの乖離を埋めるグランビル(=下落圧力:日足レベルの押し目形成のための下げ)が働きやすい局面です。
また、
- 市場最高値到達からの逆張り勢力による売り
と
- 既に下から買っていて含み益を得ている優秀なトレーダー達の利確の売り
によって下げやすい局面となっております。
加えて、日足MAと週足MAが大幅に乖離しています。
ですので日足MAとレートとの乖離を埋めてもその次に日足MAと週足MAの乖離を埋めてくる可能性もあり、かなり下げてもおかしくない局面となります。
セオリー通りの値動きで来るなら上記チャートのようなシナリオになる可能性も大いにあります。
いずれにせよ、BTC界隈の人達がこぞって煽っている大幅上昇は月足チャートが下記のような形(月足MAが80MAに収束してくる)にならないと可能性は低いというのが私の今の見解です。
なので、月足チャートの80MA付近まで下げてきたら相当数のBTC/USDを買うつもりです(そのための現金ももう用意してあります)
上記月足チャートの動きを週足チャートに当てはめるとこんな感じですね↓
BTC界隈の人達とは違って、一旦はもう一度上昇するもののしばらくは下げ相場になるというのが私の今の見解となります。

と、偉そうに言っていますが、私のシナリオに反して対して下げずに大幅上昇していった場合、その上昇を指を加えて見ているだけになりますね苦笑